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遺伝子と心の関係シリーズ②

遺伝子のスイッチ。

思いが遺伝子の働きをオン/オフにする。すべてが遺伝子レベルで決められているのではなくて、遺伝子の働きを思いの力でオン/オフにできるのである。

「感動、喜び、イキイキワクワクすることが、よい遺伝子のスイッチをオンにし、悲しみや苦しみ、悩みが悪い遺伝子のスイッチをオンにする。」

という仮説を村上和雄名誉教授は立てています。

遺伝子の働きをオン/オフにするには、思いが関係する。それを哲学的に説いているのが、中村天風。その根本的な考えは、

常に心を積極的にせよ

というものです。

中村天風の積極的な心とは、村上和雄のいう感動、喜び、イキイキワクワクすること。そして、その思いが良い遺伝子の働きをオンにするというのです。

「笑う門には福来る」というし、中国には「一笑一若」という言葉があります。一回笑えば一つ若返る。アメリカでは「笑いは最良の薬」といわれてきました。

この笑いという積極的な心が身体に与える効用を確かめる実験を村上教授は行いました。

糖尿病患者は、「ネガティブなストレスがかかると血糖値が上がる」と言われていました。であれば、逆に、「笑いというポジティブなストレスがかかると血糖値が下がるはずだ」という仮説を立てて、実験を行いました。

糖尿病患者さんと吉本興業の協力を得て、研究を行ったのです。

その結果、

漫才を聴くことで血糖値が見事に下がった

のです。

この実験によって、笑いによって目覚める遺伝子と眠る遺伝子があると世界で初めてわかったのです。

このことから、積極的な心でいることが良い遺伝子をオンにすることが分かります。

遺伝子には二つの働きがあります。

一つは親から子へと遺伝情報を伝えていく働き。顔つきや仕草、声、性格、才能まで、親子が似てくるのは、遺伝情報が子へと伝わったからです。

そして、もう一つは、リアルタイムに体の中で働いて生命活動を維持しているという大切な働き。その働きがないと、人間は一刻も生きていけないのです。

いままで多くの人は遺伝子の働きを固定的に考えてすぎていて、遺伝子というと、何か運命的に決定された抗いがたいものと受け取りがちでしたが、そうではなかったのです。

遺伝子はオフ/オフ機能を持っている。そして、抗うことのできないと思っていた遺伝子のスイッチを切り替えることで、運命を変えることができるのです。

そのスイッチの切り替えに重要な働きをするのが、心の働きなのです。

心の働きによって、遺伝子が変化するのです。

このことから、楽しい気持ち、明るい気持ち、イキイキする気持ちという積極的な心でいることがいかに大切なことかが分かるのです。その心持ちが潜在意識に良い影響を与えて、良い現実を作り出すのです。

そのために、毎日、見るもの、聞くこと、話すこと、考えること、想像すること、などを明るく楽しいものにするように心がけることが、大切なのです。

“考えると明るくなることは何ですか?”

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

今日も幸せな一日をお過ごし下さい。

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