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2分で読める子育てエッセイ№857『イモムシより早く、ハイハイの赤ちゃんよりもうんと遅く』
ある日、おやつをとりに行ったはずの小4の息子イチが、ワタクシを呼ぶ。
「お母さ~ん! ちょっと来て~」
毎度毎度なに? おやつがみつからない?
息子の様子を見に行くと、息子のあり得ない状況に驚いた。
1.5リットルのペットボトルに水を入れ、なぜかその上に乗り、壁づたいにコロコロと転がしながら、ちょっとずつ進んでいる息子。
「なにしてんの?」
ワタクシの頭上には無数のハテナマークが飛んだ。
「ムズ
2分で読める子育てエッセイ№855『最近のしょうもないエピソード・メッチャ暇にしていたとき』
中1の娘と小4の息子は動画が大好き。それも言葉遊び系のネタを仕入れて来てはワタクシを笑わせようとする。
「お母さん、商品名や映画のタイトルの前後を入れ替えてメッチャふつうにするって動画をみつけたよ」
といって動画をマネして見せる。
「『デス・ノート』、入れ替えたら『ノートデス!』ね? メッチャふつうだよね~」
おもしろーい。
でもワタクシ考えても考えても全く思いつかないので、その時はすっごく悔しい
2分で読める子育てエッセイ№850『斬新な測り方』
ある日、小学生用の教材についていたメジャーを発見。退屈していた小4の息子イチに渡すと、興味津々で遊び始めた。
「僕の頭周りはどのくらいかな」
「背の高さは?」
と自分のあちらこちらを測りはじめた。
「そうそう、それやるよね~。でもイチみたいに髪の毛測るってのはやらなかったなぁ」
しばらくすると息子は
「今、10センチの物を探してるんだ~」
といいつつ家じゅうをウロウロ。それが終わったら
「今度は
2分で読める子育てエッセイ№849『大変混みあっている&スカスカ』
ある日、小4の息子に初めてのミッションを言い渡した。
それは「小さい袋付きのエコバックを畳む」というもの。
「え~、こんなの余裕」
と言いながら始めた息子の行動にワタクシ目が釘付けになった。
小さな袋の方に、本体の袋をギューギューと。なんの躊躇もなく押し込み始めた。
「ひょーっ! 母は畳んで~って言ったの!」
でもだからと言って大して困るわけではナシ、逆にキレイに畳まなければと思い込んで、自分
2分で読める子育てエッセイ№844『全然気にしない派』
ある日、帰宅した小4の息子の靴が目についた。靴の中に砂がいっぱい。
こんなに入っていたら、ゴロゴロして気持ちが悪いだろうに・・・と思ったので
「靴の中に砂がいっぱい入っているから庭に捨てておいで」
と息子に声をかけたら、息子がなんてことなさそうにこう言った。
「あ、こっち、靴に砂が入っていても全然気にしない派」
うそ~ん! なにその派。
気になって仕方ない派のワタクシが、砂を捨てに行くと、そこ
2分で読める子育てエッセイ№841『今さら1つくらい増えたから何? だよね?』
この春、息子のイチは小4になった。
新しい担任の先生は、優しそうな女の先生。宿題にもその優しさがあふれており「家のお手伝いを2つ以上」と過去に例のないお気遣いにワタクシ感激。・・・痛みいります。
新学期早々の宿題は、そのお手伝いに加えて、超楽勝なものだった。
「教科書5冊に名前を書くだけ~」
息子は一瞬でささっと自分の名前だけを書き込むと、ゲームの世界に旅立った。
ところが2日後、新しく配られ
2分で読める子育てエッセイ№837『ガーン!』
この春小4になる息子のプリント類を整理していたときのこと。
テストで何やら珍しいものを発見した。
よく頑張った100点と書かれているテストの点の横に、散々迷った様子で先生がもう1つの点を書きくわえていた。
「98点・・・かな」
何だこりゃ。テストを見てみると息子が「図工」を間違って「工図」と書いてしまっていた。
ザ・熟語あるある。上下間違えてる~。
先生も一旦は大きなマルをつけてくれたようだけ
2分で読める子育てエッセイ№824『ゲームを片手に思いっきり寝落ち・・・後日談』
ある休日前の金曜日の夜遅く。こたつでぬくぬくしながらワタクシはPCに向かってポチポチ、同じくこたつの反対側で小3の息子がゲームを堪能している気配。気がついたら2時前でワタクシメッチャ焦って息子に声をかけた。
「そろそろ寝るよ~」
ところが息子は、ゲームを片手に思いっきり寝落ちしていた。
「わ~、幸せの極み~」
と思ったものの、すぐにやばいと気がついた。
息子は起きない、なかなか起きない。声を掛けて