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赤ちゃんを見て欧米に何で冒険家が多いのか分かった気がする

カナダとアメリカに長期滞在して感じていることは【冒険型の人の多さ】。

もちろん全ての人がそうじゃないけど、リスクを取ることを恐れない、自信満々で好奇心旺盛な人物がうようよいる国だなと思う。

•リスクテイカー
•自信家
•好奇心旺盛

この3つの要素は今の変化の激しい予測不可能な時代に尻込みせずに、楽しく自分の道を切り開いていくためにとっても必要なスキルだと思っている。


だから私の密かな関心は、彼らはどういう経緯を経てアドベンチャー好きに育ったのかなぁ、

性格を形成するのに最も影響を与える幼児期にどんな風に育てられたのかなぁというもので、

自分が将来子供が欲しいかはまだ正直分からないけど、もし子供ができたら冒険型に育って突き進んでいって欲しいなぁと思うから、欧米の子育てにはちょっと興味があった。

そして最近その疑問に対する答えが少し見つかった気がする。


***

私は現在カナダの朝食に特化したレストランで働いていて、そこにはよく子連れの家族がやってくる。

そこで密かに親子の観察をしていたのだけど、
その結果分かったことが2つある。


まず、親は子供が何をしてもベタ褒めする。

子供がいる家族には塗り絵とクレヨンを渡しているのだけど、子供が描いた絵を見て親はよくやったねぇ〜!上手だねぇ〜〜!と、もうとにかく褒めまくる。

これだけ褒められたら自尊心が高くなるだろうし、自分に絵の才能があるのかと思ってしまいそう。本当にそれくらい賞賛する。

帰り際に嬉しそうに塗り絵を抱きしめている子供が愛おしい。

小さな頃から『褒められる』を体験すると自信に満ち溢れた子に育つのかもしれない。


そして、もう1つの観察結果が

子供の好奇心をとっても大切にするということ。


親は子供が何をしても怒らない。怒っている姿を見たことがない。

うるさかろうが、走り回ろうが

「静かにしなさい!!!」

「やめなさい!!!」

「ダメでしょ!!!」

という言葉を一切聞いたことない。

子供が何か始めたらまずそれを認めて、代わりの案を提案する。

例えば昨日、1歳の女の子は急にレストランのフロアをハイハイして動き回り始めたけど

その時のお父さんの対応が神がかっていた。

お父さんは

「お、君は今この中を冒険したいんだな!よーし、この機会に立って歩いてみないか?もっと楽しいぞ!」

と言って娘の両手を取って少しよちよちと歩かせてあげた後、その子をスッと抱っこして他のお客さんがいない周りを歩き回って見せた。

女の子は冒険できて大喜び。お父さんも娘が
楽しそうで大喜び。

「こらこら、危ないでしょ」

と言ってベビーカーに戻さずに、安全に冒険させてあげたお父さん、グッジョブと思って密かに拍手を送った。


私が見たのは断片的なものなんだけど、

欧米の親はとにかく褒めて褒めて、褒めまくる。

そして、子供の好奇心を摘むことを一切しない。

基本何も言わずに楽しそうに見守る。子供がやっていることがちょっとマズかったら、まず◯◯したいんだね、と受け入れて、上手く他のことに誘導していく。

そんな風に子供と接している親が多い。


私がよく見かける欧米の冒険家たちは、

何をしても褒められ、好奇心をフルで発揮することを許されて育てられている、この小さな子供たちの20年、30年後の姿なのかもしれない。

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