レトロで可愛いマッチ箱は昭和のサブカルチャー
「僕の昭和スケッチ」イラストエッセイ220枚目
昭和の頃は家の中にはマッチがいっぱいあった。
定番の桃印のマークがついた大箱から、定食屋のマッチ、レストランや喫茶店のマッチ、居酒屋のマッチ、、、、あった、あった、ありました。バーやキャバレーのマッチを奥さんに見つかって頭を掻いたりね(笑)
レジの横にドンと積んで、どうぞご自由にお持ちください、といった時代だった。
あの小ぶりで薄い箱が妙にカッコ良かった。デザインの良いものに出会うと嬉しかったもの。そして、ちょっと洒落た二つ折りのマッチ!
付け損なうと、マッチ全体に火が移って大炎上(笑)
そんなマッチ君だが、喫煙率がどんどん下がっていくと共に無くなっていった。ちなみに、僕の所にもマッチは一つもない。
マッチのデザインは、正に昭和のサブカルチャーだった。
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