本の紹介:『ダーウィンの呪い』(3)
今回は『ダーウィンの呪い』(以下、本書)における著者の主張と思われるものを中心にまとめます。それは即ち、現代的意義(あるいは社会課題への提言)と言えるものです。さらに、最終回ですから、私の見解も(著者の主張を弁別しつつ)書いてみたいと思います。
ちなみに、シリーズものですが、この記事だけ「ビジネスと哲学」ジャンルとしておきます。理由はもちろん、現代のビジネスに関わることが含まれているからですが、この記事で不足している(と思われるかもしれない)情報の多くは以前の記事で触れて