記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

良い感じのStrange World! 「日々の泡」ボリス・ヴィアン ★4,5

なんか、やっと読む機会が。
昔、漫画「うたかたの日々」を読んでから知ってて、
でも、なかなか縁がなかったのだが、ついに。

1947年『日々の泡ボリス・ヴィアン

ちょっと奇妙な、不思議な世界観。

初め、普通の世界かと思ってたら、
蛇口からウナギ、雲が喋ったり、
動くニキビやネクタイや椅子、形の変わる部屋、
SFっぽいもの出てきたり、奇妙な生物出てきたり、
けっこう残酷な事がさらっと出てきたり、
(メインキャラ以外で、さらっと何人か死んでる)などなど。

楽しかった!笑 
物語は悲劇なんだけども。

アニメやマンガチックなのかな。描写が。
1947年のものらしいけど、
なんかそんな感じがしない。

前半は、ラブコメ〜な感じで明るかったのに、
クロエの病気以降、悲惨だわー。
(病気がシャレオツで素敵なんだが)
前半の幸せな日々が恋しくなったわ。

コランも前半では、お金があって、
余裕ぶちかまして、労働批判してて、
ちょっと共感してたけど笑
後半、困窮してきて、私的にビミョーな気分笑

でも、シックとアリーズカップルの方が、
だいぶヤバいことになっちゃって。
なんてこったよ。
こんなことになるなんて。

まぁ、悲惨といっても、
そんなに暗い感じしなかったけど。

メインキャラの周りを、ちょこちょこしてる
ハツカネズミさんが、
良い味出してるね、かわいーね。
ラストもいーね。

どーも、色々言葉遊びがあったよーだけど、
フレンチだから、あんま分からなかったなー。

漫画読んだことあったけど、
全然覚えてなかったし、
すごい新鮮だった。




この流れで、マンガも再読。

2003年 岡崎京子

うーん、可もなく不可もなく。

カクテルピア〜ノ!!!

物語の現実化とは、
傾斜した熱っぽい気分で、
ムラ多く波立ってねじれの見える平面上に
現実を投影することだ。

!? 分かりにくい笑

ほんのちょっぴりの着想に
ちょっぴりの無駄を加えて水割りができる
そんなふうなものを人々は手軽に飲み干す

ここらは、ボリス・ヴィアンの創作のヒントかな。
そういえば、他にどんな作品があるのか知らないな。

良き読書でした^^


★\(^^)/☆


この記事が参加している募集

読書感想文

Jah よ! へるぷみ~ (T人T) ナムナム アーメン タスケテ・・ ☆彡(-人- ) 星に願いを・・・ らぶみーてんだー ♡♡♡ <3