キャッシュレスが好きなのです。

よく行くカフェやサウナ、スーパーなどは
どこもキャッシュレスで、快適です。

しかし、近所の病院は
軒並み現金決済のみで、煩わしいです。

クレカを使って支払いをすると、
病院がクレカの会社にマージンを抜かれます。

この仕組み自体は知っていますが
とはいえ未だにクレカ決済を導入しないのって
時代遅れじゃない？なんて思っていました。

「何でクレカ決済導入しないの？」と思って調べたところ
保険医療費と手数料の関係だったと分かりました。

あーなるほどなあと思ったので共有がてら綴ります。

こちらはコラム（駄文）でございます。
100円を贈れる設定にしていますが、無料で全文読めます。

小規模の病院が
現金決済のみである理由

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前提として、大規模の病院であれば、クレカ決済が可能だったりします。

しかし、小規模の個人病院などは、現金決済のみです。

私の知る限り、ですが。

小規模の病院が現金決済のみである理由ですが
これは保険医療費と手数料の関係にあるみたいです。

・クレカ決済すると、手数料を病院がクレカ会社に支払う
・医療費の国民負担は、通常が3割。
・病院でクレカ決済すると、国民が負担しない7割も含めた全体決済の数％（手数料）を病院が負担する事になる

どうやら、こういうことらしいのですよね。

例）
診察料が6,000円/クレカ手数料が4％の場合
→患者の負担が1,800円（3割）
→クレカ手数料が240円（病院が負担）
→病院の売上は1,560円（現金決済と比べて売上14％減少）

・・・

クレカ決済の手数料負担は
私たちが負担しない7割も加えて計算されていた

￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

私はてっきり、患者が負担する1,800円の4％を
病院がクレカ手数料として負担すれば良いものだと考えていました。

しかし、実際は医療費負担をしない
10割の診察料を「売上」として、
ここからマージンを抜かれてしまうのですね。

だとするなら、小規模の病院では厳しそうです。

察するに、小規模の病院ですと
「新規顧客より、既存顧客で売上を積み上げていく」
という感じで営業しているのでしょう。

クレカ決済は患者のメリットになりますが
新規顧客の獲得を狙いづらい磁場の小規模病院では、
導入するメリットが薄そうです。

あと、大病院と違って売上自体も[数千円/1件]が殆どでしょう。

客単価が小さいということは、
マージンを抜かれる影響が大きいということですね。

私が個人病院を経営していたとして
「クレカ決済にするだけで、1軒あたりの売上が14％減少する」と聞いたら、絶対導入しないなと思いました。笑

以上、ご参考まで。

薬局はクレカOKなのに、病院がクレカNGなのが
不思議だったので、疑問が解消されてスッキリしました。

・・・

（終）

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