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デザインの仕事を通じて

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2019年11月の記事一覧

どこまで行っても、"答え"や"ヒント"は施主が持ってる。

どこまで行っても、"答え"や"ヒント"は施主が持ってる。



リスクを負って何か始める時、
ブレーキになるのは"知らない"という事。

何から手をつければ?

どんな順番で?

誰にお願いすればいい?

いくらくらい必要?

想像ができない。

正しいかどうかの確認ができない。

そんな理由で足踏みをする。

建築やリノベーションの業界もやはり複雑で、情報過多。

これから家やお店を考えてる人に実際にお会いして話を

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人の購買行動は2パターン。

人の購買行動は2パターン。



独立する上で必要なってくるポイントが、
"人との関わり"と"専門性"

顧客や提携企業があったり、
技術やライセンスがあったり。

"その人じゃないと"
"その人だから"
が、ポイントになってくる。

両方備えていたとしても突き抜けられるかはまた別の話。

人の購買行動は2パターン。

必需品と嗜好品。
(サービスも同様)

必需品は生活する上で絶対に買うも

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手間を増やすことも効率化になることはある。

手間を増やすことも効率化になることはある。



共感は"自分も同じように感じる、考える"

共有は"画像や動画などの情報の同期化"

たまに共有しただけで"伝えた"と錯覚してる人がいるけど、共有では何も伝わらない。

建築やデザインに関わる人が、なぜ言葉を大切にするかと言うと、"共感"が必要だから。

複雑で細部まで考えていく行程が多いため、"共有"だけでは誤差が生じる。

ただでさえデリケート。

誤差をできる限

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もし見つかってないとしたら、
運動量が足りてない。

もし見つかってないとしたら、 運動量が足りてない。



"好きなことを仕事にする"
という世間的な流れにはやはり理由がある。

集中力、熱量が全然違ってくる。

ポイントは、"好きなこと"を細分化すること。

設計の仕事なら、
コンセプトを考えることが好きなのか、
ラフ案を考えてるのが好きなのか、
図面を描いてる時が好きなのか、
打ち合わせするのが好きなのか、
現場が好きなのか、
完成してしたものを見るのが好きなのか。

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「分からない人は仕方ない」と切り捨てるのは怠慢でしかない。

「分からない人は仕方ない」と切り捨てるのは怠慢でしかない。



理解される、共感されることはやはり大切で、仕事とするなら絶対的に必要になる。

アートや突飛なデザインほど、コンセプトの分厚さが必要になる。

理解され難いから必要になる。

極端な話が、現代アート。

何もない空間に石コロを置き、"生命の誕生"とか書いておけばそれで成立する。

コンセプトや説明書きを読むと、「なぜそうしてるのか?」や、「それをやるまでのストーリー」が分

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言葉もその人の持つ雰囲気や表情や所作と、発する言葉のバランスが取れていないと違和感が生まれる。

言葉もその人の持つ雰囲気や表情や所作と、発する言葉のバランスが取れていないと違和感が生まれる。


強い言葉を使う時、定義や意味を理解していないと、その言葉は軽くなる。

強い言葉を使う時、見合った想いや覚悟がないと、その言葉のは軽くなる。

例えば、
"普通"という言葉を使う時、その普通は自分にとっての普通なだけであって、相手にとっての普通とはまた違う。
(さらに深めると、普通という言葉には"普遍"と"常識"と言ったニュアンスがある。それは完全に別物)

例えば、
"殺す"

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調査不足としか言いようがない。

調査不足としか言いようがない。



"新しいこと"をやってるつもりでも、そのほとんどが昔の人がやってる。

新しいデザイン、新しい事業。

何かを始める時に最初にすべきなのは過去の人が何をやってきたのかを知る。

「どうですか?このデザイン」
「どうですか?こんな事業」

新しく発見した風に持ってこられても、「これってアレじゃん」となる。

調査不足としか言いようがない。

逆に言うと、しっかり過去を

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重要なのは"それ"がネガティブな要素でなく、プラマイ0の状態だと認識すること。

重要なのは"それ"がネガティブな要素でなく、プラマイ0の状態だと認識すること。



「人は怠惰で欲深い」というのが行動経済学の基本的な考え方。

つまり、何かを身に付けたくても必要にならないと行動しない。

それならアウトプットの場を最初に設定してしまえば良い。

snsとかでなく、現実的に。

勉強を教える側の方が教えてもらう側よりも勉強になるあの理屈と同じ。

行動経済学の本を読み漁ってると、怠惰で、欲深くて、疑り深くて、自信過剰で、混乱しがちという

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長く続ければ続けるほど長期的な方向性がないとブレる。

長く続ければ続けるほど長期的な方向性がないとブレる。



やはり長期的目標は掲げるべき。

5年なのか10年なのか30年先なのかはわからないけど作るべき。

将来的に「こういうことがやりたい、こういうことを目指したい」そのための"今"。

長く続ければ続けるほど長期的な方向性がないとブレる。

辛い時期は訪れる。

その時にビジョンが描けてないと折れる。

つまり"動機"

"モチベーション"

何故それをやるのか?

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独立するときにご祝儀的にお仕事をいただけることが多いのはこれが理由。

独立するときにご祝儀的にお仕事をいただけることが多いのはこれが理由。



仕事の依頼のされ方には2種類あるというのが今の見解。

信用と信頼。

似てる言葉でも違う意味。

信用は過去に築いてきたもの。

信頼は未来に対して寄せられるもの。

表現を変えると、信用は消費で、信頼は応援。

個人で事業を行っていると、自分の信用度がどれだけ低いのかを実感する。

金額にすると、よくてせいぜい4ケタいくかどうか。

信用を作るために、賞を

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