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不育症と着床障害について思う事
結局、不妊の原因はなんだったのか?
今考えると、1番の原因は着床障害だったのだろうと思う。自然妊娠も1度経験したし、体外受精をすれば5割に近い確率で着床できた。こうなると不妊というより不育の方が問題になってくる。
2回以上、連続して流産(胎嚢確認後)した状態を「不育症」
3回以上、体外受精による良好な胚(卵)を移植したのに妊娠しないか化学流産に終わった状態が「着床障害」
と考えられている
不妊治療経験者が産科デビューをして感じた違和感
無事に不妊治療を卒業し、通常の妊婦検診を受けるため、近くの総合病院を受診した。
初診は産科部長の診察で、今までの治療歴、流産の有無を聞かれ、伝えようと頑張るも、内容が濃すぎてうまく伝わらない。しかし、そこはあっさりスルー。産科では今までの不妊治療での経過は重要ではないようだ。
今までの下積み時代(不妊治療)は関係ないとはっきりと言われているようで、妊娠しないとスタートに立てない、土俵に立てな
帰ってきてくれた赤ちゃんは神様からの贈り物
2018年5月、凍結してある最後の分割胚を移植。
これで本当にもう最後の最後。
受精卵は−196℃の世界から、解凍され、暖かい子宮に入り、眠っていた生命力を呼び覚ます。そしてここからは、自らの力で猛烈な勢いで細胞分裂を繰り返し、私の子宮にしがみつき、根をおろす。私の身体に新しい命が宿る瞬間。
ここは神の領域。不妊治療の偉い先生だって、医学が進歩しても、きっと誰も操作する事はできないと思う。
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−196℃の世界で受精卵は眠る
繋留流産から3ヶ月たち、再び治療を再開する事にした。体調はよかったし、手術をしてから、生理出血も今までとは違ってサラサラしており、子宮内膜が綺麗に掃除されたようだった。毎日の生活も充実していたし、今まで感じていた治療に対する重圧感も払拭されていた。
前の記事で、赤ちゃんへの欲がなくなったと書いた。けれど赤ちゃんを諦めた訳でもないし、治療を辞める訳でもなく(治療を辞めたら、年齢的な事もあり絶対に
子供のいない人生を考える
しばらく治療をお休みしている間、主人と10年振りにスキーに行ったり、長崎のハウステンボスや金沢に旅行に行ったり、今まで出来なかったことを楽しみました。
主人と子供のいない人生について話あったりもしました。
そして、もしこの先子供に恵まれなくても、2人で健康に長生きして人生を楽しもうねと。
幸い私の両親も主人の両親も子供についてはプレッシャーをかけてくることもなく、2人の人生だからといつ
鍼灸院に通ってみると案外自分に合っていた話
2017年1月、年が明け、前々から鍼灸に興味があり、通ってみる事にしました。
私も卵子も39歳になっていました。
普段から職業柄、肩こりがひどく時々頭痛があったので、鍼灸でどうなるか試して見たかったのと、家の近くに不妊を専門とした鍼灸院があったのでそこに通う事にしました。
鍼灸治療で最初に全身の状態をみてもらい、言われたのが瘀血(おけつ)体質であると。
一言でいうと血の流れが悪いという