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小さなしあわせ

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日常の何気ない生活の中で見つけた、感じた小さなしあわせ。日常を振り返るきっかけに。日々をしあわせに生きるチップとして。
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修善寺のマスターから学んだ、ちょっと遠くの温泉に浸かる「効果」

修善寺のマスターから学んだ、ちょっと遠くの温泉に浸かる「効果」

「何か嫌なことがあっても、ふらっと旅に出て、温泉浸かって『極楽、極楽』と言っているうちに、目の前のことなんてちっぽけなことだと感じて頑張れるもんだ」

これは修善寺で立ち寄った食堂 兼 カフェバーのマスターとの話の中で、マスターが発したことばのひとつだ。大学時代に聞いたらおそらくその意味を深くは理解できなかっただろうが、社会人の今ならはっきりと理解できる。「極楽、極楽」は魔法の言葉だ。そして温泉は

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里山を歩く。友人と話す。そんな充実した1日~寺家ふるさと村~

里山を歩く。友人と話す。そんな充実した1日~寺家ふるさと村~

せわしない毎日を過ごしていると、ふと自然に触れたくなるときがある。
川の音、鳥のさえずり、森林特有の澄んだ空気。オン・オフ問わず押し寄せる情報の波に飲まれかけた自分を引き戻してくれるような、そんな感覚が自然にはある。

数か月前まで住んでいた家から身近なエリアにも、そうした「自然」があった。関西に住んでいた時分には(今思えば偏見だが)「(東京, 横浜)=都会」などと考えていたが、想像以上の豊かな里

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友人主催の少人数イベントに参加して分かった、「居心地のよい関係性の広げ方」

友人主催の少人数イベントに参加して分かった、「居心地のよい関係性の広げ方」

社会人になって、学生時代よりも「友だちを作りにくい」と感じていた。

イベント交流会、時にはビジネス系のイベントにも顔を出すも、その場では盛り上がってもその後が続かない。続いたと思ってもちょっと怪しそうな感じがして、どこか距離を置いてしまう自分にもやもやしていた。

先日、たまたま友人主催のイベントに参加した。
その友人に会うのは久々だったということもあり、また、テーマが「やりたいことリストを作る

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地域のパン屋さんで感じた、「何事にも代えがたい幸せ」な時間

地域のパン屋さんで感じた、「何事にも代えがたい幸せ」な時間

ふと立ち寄りたくなる、焼き立てのパンの香り。
パン屋さんのある街が好きだ。
お気に入りのパンは、それだけで幸せな1日にしてくれる。

日常使いできるお手頃なパン屋さんもよいし、こだわりの食材を使ったちょっと特別なパン屋さんも好きだ。スーパーで買うよりちょっと高いけれど、格別に美味しいと感じるのはパン屋さんで買うという「体験価値」のためだろうか。

今日、前から気になっていたパン屋さんに初めて行くこ

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東京ビッグサイトの移住フェアで本当にあった、知人との「偶然の出会い」

東京ビッグサイトの移住フェアで本当にあった、知人との「偶然の出会い」

何千人も訪れる東京ビッグサイトでのイベント。この広い会場で、まさかノーアポで知人に会うなんて、まったく予想していなかった。
たまたま先週、18きっぷで関西から東京に移動中に読んでいたほぼ日「小ネタの恩返し」にて「京浜東北線の反対方向行きにたまたま知り合いが乗っていて本当にびっくりした」的な投稿があり「ほんまかいな」と思っていたが、そこまでいかないものの、それに近いことが昨日、自分の身にも起こってし

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1日約2,400円。「青春18きっぷ」で過ごす「贅沢」な時間

この年末年始も、青春18きっぷで帰省した。
関東から関西まで、時間にして約10時間。ひたすら在来線に乗り続ける旅だ。

1日あたり約2,400円、ちょっとした飲み会よりも安価に帰れるこの旅の道中は、僕に非常に贅沢な時間を与えてくれる。

それは日頃感じることがない、「余白」の大きい旅だからではないかと思っている。

旅好きだけどお金がない、そんな学生時代の強い味方が青春18きっぷだった。言ってみれ

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川のある日常

川のある日常

通勤途中で渡る川、多摩川。
上京するまでは名前も知らなかったのだけど、
いまは馴染みの深い川のひとつだ。

電車で渡る、その間数十秒。
決して長いわけではないけれど、かといって短くもない。
住宅地を走ってきた中でパッと視界が開ける瞬間。
そこからの数十秒が個人的に心地よく感じる。

例えば朝出勤するとき。
仕事に追われていたり、上司に厳しいことを言われた翌日は決まってドア横に立つ。
ぼんやりと流れ

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【ゲストハウス】初対面の方との3時間半のおしゃべりを経て、「靴」の課題解決へのわくわくを強く感じた日

【ゲストハウス】初対面の方との3時間半のおしゃべりを経て、「靴」の課題解決へのわくわくを強く感じた日

ゲストハウスでの交流が好きで、旅に出るとき、居住地とは別の場所に行くとき、よくゲストハウスを利用している。

今回宿泊したゲストハウスでは、偶然ではあるが僕を含め2人しかゲストがいなかった。
その出会いが、最近疲れていた僕をとても勇気づけてくれるものとなった。
初対面なのに寝るまでの3時間半、起きてから出発するまでの2時間。ずっと話題に事欠かず話せていたのも、ゲストの人柄と情熱の強さからだと思う。

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ふたりたび

ふたりたび

一人旅が好きだけど、「ふたりたび」もまた違った魅力がある。
ただ、結局のところ、「ふたりたび」が楽しいものになるかどうかは、価値観の一致や興味の幅、お互いの信頼関係によるのかもしれない。
今回はそんな「ふたりたび」に関するお話。

1旅先での出会い、気の向くままにふらっと訪れられる感覚、遠方の友人に声をかけ、フラッと会って飲みに行ける感覚。基本的に単独、旅先で複数人が僕の旅のスタイルだった。予定は

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飽きやすい僕が30週連続投稿できた理由

飽きやすい僕が30週連続投稿できた理由

前回のを書き終わり、「投稿」ボタンを押したとき、「29週連続投稿」という表示が出ていました。

ってことは今週で30週連続投稿になるはず。

「30」という数字。まさか自分がここまで毎週毎週書けるとは思っていませんでした(一部は書きたいこと整理できなくて日付が変わる直前に投稿したものもありましたが…)。

飽きやすい僕にとって続けるということはある種の「挑戦」であり、おそらく何の「しかけ」もなけれ

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ご当地ドリンクの贈り合いイベントを企画してみた(1)

ご当地ドリンクの贈り合いイベントを企画してみた(1)

こんばんは。
今回は僕が属している組織で企画したイベントについて書こうと思います。特に感じたことは「自分の地域のご当地ドリンクって案外パッと出てこない!?」です。

1,企画に至った背景僕の所属しているある組織では、全国から何か行動したい・している高校生・大学生や、強い思いを持って働く社会人の方が集い、互いの活動の共有や発信を通して刺激を与えあうコミュニティとなっています。
この「全国から」参加し

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クリスマスのプレゼントは、思わぬ出会いだった

クリスマスのプレゼントは、思わぬ出会いだった

偶然の出会いなんて、信じてなかったんだ。
ちょっとした出会いが最高のプレゼントに感じるって、変わってるよね。

久しぶりの対面での企業面接。
最近ではオンラインでの面接とか交流が多いから、目の前の三次元の大人と向き合って話すって、やっぱり緊張する。
緊張した状態で人に伝えるのってホントに苦手。
噛むことなんてしょっちゅう。頭がまっしろになることもしばしば。
会場に向かうまでの電車でもそわそわ。

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対面というしあわせ

対面というしあわせ

先日、近くの飲食店にテイクアウト商品を買いに行った。

自分では気付かなかったけど、知り合いに声をかけられた。

予期せぬ出会い。3か月ぶりくらいかな。

カフェでよく会話するあの子。

話した時間はそこまで長くなかったけど、ちょっと幸せな気分になった。

最近は自粛期間ということもあって、ほとんど人と会っていない。

アルバイトも今はなく、もっぱら家と買い物と、ときどき近くにジョギングに行く程度

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