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480.文字や文章はね、上手い、下手なんてないんだよね。一体誰が上手い、下手を勝手に決めたの?

1.coucouさんのお仕事論③

coucouさんも、そうだけれど、noteのクリエイターさんたちも、みんなひとりぼっち作業だよね。

中には、2人や3人の共同作業をして作品を作っている人たちもいると思う。だけど、ほとんどは、一人ぼっちの作業だよね。

そんなことしていて面白いの?
儲かるの?
何が楽しいの?

なんてね、相変わらず嫌味をいわれるcoucouさん~
だから、「カラスの勝手でしょ~」といって、無視する~

ただね、coucouさんもそうだけれど、これはね、お仕事なんだよ~

何度も言うけれど、noteからの収入なんてないよ~

だけどね、coucouさんはね、365日間年中無休で働いている現役なんだよ。
ただ、お金の入る場所が違うだけ。
お金なんって、どこから入っても同じ、お金じゃあないの?

coucouさんは、仕事や生活を通して、様々な人間関係を通して教わって、学んで、痛い思いをして、泣いて、泣いて、笑って、苦しんで、楽しんでいる仕事を通した体験をこのnoteにまとめているのだから、そっちからちゃんとお金をいただいている。

そう、ただ入る場所が違うだけさ。

それで、いいんじゃあない~
才能のある人はnoteから稼げばいいのさ。

でもね、一人ぼっちっていいね~
だってそばに何にもいたら集中することが出来ないし、だらけてしまうからね。それに、noteの作業中はね、一種の瞑想状態になる。
周りも、時間もわからないねただ、パソコンの文字盤だけを見続けている。
とても静かな一人ぼっちだよね。

ただ、coucouさんの場合は少しばかり異常なんだ。
お金をいたただく仕事のほとんどはたくさんの人の中に囲まれていて、とっても疲れている。
その疲れは一人ぼっちの時は、まるで充電しているかのように元気になる。
でもね、意外と一人ぼっちの時間が少なすぎて困るよね~

本当はね、人込みも、人の中も大嫌いなんだ~

静かがいいなあ~

ただね一人ぼっちもいいときがあるよ~
クリエイターさんたちの醍醐味はね、投下資本をかけない、在庫を抱えない、リスクを持たない、嫌な人とは付き合わない、借金はしないように、従業員は雇わない、外部のブレーンとのジョイント・ベンチャーを図る。
無理な、無駄な、無用な営業をしない、ことができる。

これが会社や組織だとそんなこと言ってらんないよね。
何よりも楽しんでアイデアを考える。
そして、ひとりで自立する、という目的が持て要るような気がする。
 
そしてね、coucouさんは様々な場所(参加者の皆様や商店街の皆さま)で、ひとりぼっちのすすめをしているんだ。個人商店だって、人を雇えば利益率は減ってしまうし、負担やリスクは増え続ける。
「そんなことしたら、仕事ができなくなる」という経営者さんもたくさんいる。
coucouさんはね、現在一人で活動している人、これから一人で活動しようとしている人、現在、たくさんの人を抱えている人たちにこの一人ぼっちのお仕事の素晴らしさをお伝えし続けているんだ。

これが、coucouさんの楽しみながら仕事する、生活する「coucouさんのお仕事論」なんだよ~

これから、すぐに長文になっちゃうので、小出しで、クリエイターさんたちにお役に立つお仕事術をお伝えするね~


©NPО japan copyright association Hiroaki

2.上手く書きなさい~


 coucouさんはね、とても、とても長い間、異常なコンプレックスを2つ持っていた。その一つ目はね、文字がへたくそ~

文章も笑われるぐらい~

初めて出版社に本の原稿を売り込みに行ったときに、担当の編集者に怒られた~
そんなcoucouさんが、なんでそんなお馬鹿な真似をしたのかというと、自分は凄いんだと誤解していたんだ(勝手なうぬぼれと自信過剰)。
そして、尊敬する先生に褒められた…。
ただ、それだけで本を書いて大手出版社に売り込みに行ったんだ。

ああ~

まるでドンキホーテだね。
水車が怪物に見えて突撃したのと同じ~

当然、玉砕だよね。

その玉砕も酷かった…。

「coucouさんね、悪いけれどあなたとこの世界で生きるのは無理。あなたのためにいう。まずね、本にならない。本にならない理由はね、自分ことばかりで読者、読む人のことを考えていないし、全部独りよがりで意味不明?根本的に無理だと思う…。これはね、coucouさんのためを思っていっているんだ…」

ねえ、みんなどう思う~
coucouさんな対する、愛だともいう人もいる。
だけど、帰りがけこの会社のビルから飛び降りようかと思ったくらいの恥ずかしさと衝撃が走る。(天下の出版社、実業の日本さん、今は素直に感謝しているよ)

coucouさんはね、これで文章って上手くなければ、上手く書けねば、だめだというトラウマを持ったんだ。(いずれ必要でしたら、この部分をまとめるね~)

でもね、あるとき、いろんな人と出会うようになった。
そこから人生観が変わって、本の世界に入るようになった…。

©NPО japan copyright association Hiroaki

3.下手に書きなさい

この人はね、橋本義夫さん。
coucouさんの心の師なんだ~

なんで心の師かというと、生前にお会いすることができなかった。でもね、橋本義夫さんの本と、ご長男ご夫婦と出会い、ガリ版刷りの創刊号からおつきあいしていた大野聖二さんと、清水英雄さんと出会い、人生観がまるで変わってしまったんだ。
何よりも、coucouさんの脳内に深く刻まれているトラウマが消え去ったことなんだ。じゃう、そのお話をするね~

「橋本義夫さん」揺籃舎より


「ふだん記のみなさん」揺籃舎より


その人との出会い、いやその人のたった一つのことば「下手に書きなさい」という本が岩波書店から発売されていた。
coucouさんにしてみれば、上手くなければ、上手く書かねば、誰にでも認めてもらえるような作品を作らねば、とcoucouさんのトラウマが話しかけてくる。それしね、毎日、毎晩、まるで呪いの言葉の様に頭の中を独占していたんだ。それはね、頭が破壊されていたのかもしれない、壊れたんだよね…・

そして、その本を手にしたんだ…。

星雲社 (1984/1/1)

それをcoucouさんが自分なりに吸収して、自分の言葉にしたものが次なんだよ~



文字や文章には上手い、下手などないんだよね。
一体誰が上手い、下手を勝手に決めたの?
 
文字の世界は不思議なもので、ある指導者、先生の望む形(文字)が美しく、そこから外れたものは下手という烙印を押されてしまう。

そのため、文字や文章、絵やイラスト、写真なども世間一般でいう所の統一された文や文字でなければ通用しないと思われてきたしねそう信じ切っていたんだ。
でもね、一般的でいう美しいものが必ずしも美しくないということに、多くの人たちが気づきいてきた。

それはね、美しくなればなるほど(上達すればするほど)、その人の顔(個性)が見えなくなるんだよね。

書道の展示会などに出向けば良くわかる気がする。
指導者の形(文字)に近いものが入賞して、それからはずれているものは下手とされていることを。
 
本来創作って、自由な発想と自由な表現にあるものなのに、その自由というものを結果として奪い去ってしまうのが現在の創作の基本になっているようでな気がする。

これは絵画のデッサンや美術学校等の創作教育なども同じで、一個性(指導者)にあてはめようとしているんだよね。

そのため、創作者に固定観念が育ち、なかなかその固定観念という呪文から抜け出せず、個性や独自性を失ってしまうんだ。

まさにcoucouさんがそうなんだよ…。

指導者の言う通りにできないものは駄作だと決めつけられてしまうんだね。
 
だから、創作って、中途半端な専門教育や知識など必要なく、あくまでも〈自由なる発想〉が求められる世界だといえる気がするよね。
 
coucouさん、は若い頃、専門知識や技術がないため、ある有名な先生に指導してもらった。(上手くなりたい一心でね)

だけど、当然、coucouさんの持ち味(好きな部分)は排除され、その先生の考えや技法を学び修行することになった。
やがて技術や技法は向上するのだけれが、他の業界ではまったく通用しなくなってしまったんだ。
 
その理由はね、その指導してくれた先生と同じようなイメージとなり、他人から見ればその先生の模倣に見られてしまったんだ。
それでも何とか自分らしく表現しようとするのだけれど、学んだ技術、習慣(くせ)がなかなか取れないんだよ。

今までのcoucouさんの個性(良さ)など打ち消され、残されたのはその先生に似た作品しか作れなくなってしまった。

そして、その先生からの呪文(固定観念、習性)を取り除くのに何年もかかってしまった。あれから40年経った今でも、その癖が完全には消え去らない。

そのくらい創作技術を学ぶというのは苦労もするし、一度学んだ習性(癖)を消すのは何十倍のエネルギーと日数が必要になるんだ。
(これって、スポーツもおんなじ気がする)
 
その点、子どもたちには固定観念や技術などないため、本来の自由な発想で、以外と驚くような素晴らしい作品を残していることがわかる。
(ただ、残念ながら大人になるとあらゆる固定化された教育により、自由な発想が失われてしまうんだね)

このような経験を踏まえて、専門知識や技術など身に着けると、あとあと苦労してしまうことを、coucouさんはお伝えしたいんだ。

 橋本義夫、この世から去っても、彼の言葉が残り続けていた。
 
文や文字は下手であればあるほど味が出る。
文や文字、そして絵などは上手くなくてもかまわない。
文や文字、そして絵などは下手であればあるほど良い。
必ずしも、美しければ人に感動を与えるものではない。
むしろ、下手であればあるほど、人の心に響く。
 
だから、決して上手に書こうなどとは思ってはならない。
人に良く見てもらおうなどと考えれば駄作が生まれる。
だから、決して他人を意識してはならない。
 
意識しなければならないことは、楽しむこと、楽しいと思えること。
楽しめば、楽しむほど、楽しくなり、人に楽しさを与える。
 
これが本当の創作です。

 
これは、その本の作者「下手に書きなさい」橋本義夫氏の言葉だ。
coucouさんね、このたった一つの言葉で救われたんだよ。

橋本さんの言葉との出会いによって、「ああ、下手でも良いのだ・・」と心から感激して、考え方が大きく変わった。
 
それまでは、うまく書かねば、上手にならねばと、さらなる向上を目指していいたのだけれど、「心から、ほっとした」言葉だったんだ。

「文章に上手い下手などない、文に名文も駄文もない、区別も差別もない。ただ、思うまま、信ずるまま、自由に楽しく書けばよい。そして書けば書くほど楽しくなり、やがて嫌でも上手くなる。しかし、決して上手くなってはならない。上手くなったらおしまいだ」。
 
橋本氏は大正、昭和にかけて、貧しい、文など書いたことのない人々に筆を持たせ、自由に書く事の楽しさを伝え、小さな町から日本全国に「ふだん記」運動を展開していった人物だった。

この「ふだん記」という名前の通り、ふだんのまま、ありのまま、自由に、楽しく記録をまとめようという趣旨で、無名な人々の自分史を日本で最初に広げた人物だった。



株式会社清水工房・揺籃社|ふだん記について|あなたの思いをかたちに (simizukobo.com)


講談社時代新書より


 4.ひとりぼっち広報戦略1


仕事って、楽しい!
 
この「coucouさんのお仕事論」は、coucouさん自身の経験をもとにまとめたもので、多くの商店会、個人営業主(クリエイターさん)、中小企業、営業等の会社関係を対象としたものなんだ。
 
「たった1人で100人、1,000人、10,000人を相手にする〈ひとりぼっちの広報戦略〉」と題して、様々なリアルな〈新しい売り方〉のノウハウなんだ。


©NPО japan copyright association Hiroaki


 
coucouさんはある時、宣伝に疑問を持った。

それは、何百万枚のチラシを作成し、新聞折り込み、投函、DМ郵送、新聞広告、雑誌広告、ミニコミ誌、フリーペーパーといったような媒体を利用して、最終的には、当時数億円単位の費用をかけ続けた。
(ネットがない時代)
でも、結果として宣伝をした〈反応効果〉というものを実際に測定することができず、おそらく膨大で無駄な広報戦略を繰り返してきたと思う。
 
でも、それでも宣伝し続けられたのは、本体のビジネスが多大なる利益を得ていたため、ある意味の節税対策として考え、イメージや知名度をあげるためのものでもあったんだ。
 
経営者なるものは毎日の売上、毎週、毎月の売上にはとても敏感になってしまう。経営しているんだもの、社員と違い、給料は毎月支払っていたとしても、必ずお金が安定して入る訳ではないからね。
 
ましてや、小さな会社では営業マンが何人もいるわけではなく、社長自らが営業活動をしなければ社員を雇うわけにもいかない。
そのため個人営業主は日々汗水たらして、率先て営業活動を続ける。
この営業活動がなければ仕事なんて取れないよね。ただ、待っているだけなんて無理だもの。
 
インターネットのホームページ等が発達したからといって、簡単に仕事が増え、反応効果が見えるものではありません。
(note記事で宣伝しても同じだよね)

営業活動というのは孤独なものさ。

一軒、一軒と訪問販売をしたからといって、相手はそう簡単には会ってはくれるわけがないのに、未だに訪問販売なるものがある。
無駄だよね~
電話営業だって無駄~
まだネットのほうが少しだけマシかな~

紹介だって、簡単にはもらえない。
だから、営業活動って必要なことなんだけれど、とても辛く、厳しい世界なんだよね。だって、人さまからお金をもらうんだもの~
 
でもね、その辛く、孤独で、寂しく、厳しい営業活動が楽しかったらどう?
「そんなことありえない・・」ほとんどの人はそういうよね。

でも、苦しい営業、辛い営業のやり方に問題があるので、「大変だ!」「辛い・・」「苦しい・・」と感じたら、まず今の営業活動に疑いを持つ事なんだよ。
 
その疑いはね、「もしかすると、何か、今の方法が間違っているのではないだろうか・・」という疑問。本来は営業活動というものは楽しいものなんだ。
 
「営業活動は楽しいもの」などというと「ふざけるな・・そんなに甘いことじゃあない・・」と言う人が大半かもしれないけれど、現実はね、楽しいことなんだよね。

苦しいって、考えている人たちはね、その楽しさを知らないだけかもしれないんだよ。
 
だって、仕事の契約が決まったり、販売している商品が売れたら、とても嬉しいはずだよね。
仕事が決まらないから苦しく、辛いのであって、仕事が決まれば、誰もがこんなに楽しく、嬉しい、幸せな事はないはずだもの。
 
だから、仕事は楽しい、面白い、嬉しいことかもよ。
 
さて、みなさんの仕事(人生)は楽しいかなあ?

それとも、coucouさんの昔みたいに苦しいかな?

これがバロメータかもしれないよ~


続く~


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