小川直人
映画評や映画文化にまつわる文章。
2010-2021年のあいだに、せんだいメディアテークの企画に関するものや各種媒体(新聞や小冊子など)に寄稿した文章。
河北新報夕刊に2021年7月から10月にかけて連載した軽めの随筆。全8回。
2000-2009年のあいだに、せんだいメディアテークの企画に関するものや各種媒体(新聞や小冊子など)に寄稿した文章。
主に現代美術の展覧会や作品について書いたもの。しかし滅多にない。
図らずも2023年の最後(12月29日)に映画館で見た映画が『ヘル・レイザー』(監督:クライヴ・…
自主映画の登竜門として45回を迎えた「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」、昨年は最終日だ…
本当に好きなものについて書くのは難しい。クローネンバーグの映画はその類いである。 1980年…
冬のある一日であることを差し引いても全体に寒々しい色合いの画面、音楽を極力排していながら…
映画の帰り道、「《哲学》と言うからなんだか難しいかなと思ったけど、道徳の授業みたいな感じ…
映画を見て人が泣くのは、その物語に自分のことを重ねているだけにすぎないと言ったのは誰だっ…
見てからしばらく経つのだが、もう一度見なければいけないような、しかし、もう一度見たところ…
イスラム教と言えば厳しい戒律に律された社会が想像されるが、そんな国でも世界最古の職業であ…
中国の地方都市。地盤沈下のため地質調査に訪れた青年は、廃校となった教室に残された日記を手…
これは、『セントラル劇場でみた一本の映画』(2019年)というリトルプレスに寄稿したものであ…
10代後半から20代前半まで、わりと好んで一人旅をしていたように思う。とは言え、おおよそまめ…
鈴木竜也監督は、昨年(2022年)のPFFぴあフィルムフェスティバルで『MAHOROBA』を見たときに…
2021年の最後を『ドント・ルック・アップ』(監督:アダム・マッケイ)で締めくくり、地球の滅…
『コーダ あいのうた』(シアン・ヘダー監督/2021年)や『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介…
香港は国ではない。中国の一部(特別行政区)である。第2次世界大戦のときには日本軍が占領し…
AIロボット、アンドロイド、サイボーグ……どのような表現でも良いけれども、画面に立つ、ある…