岡島文化センター

どうも。 Twitter→ https://twitter.com/okajima_b…

岡島文化センター

どうも。 Twitter→ https://twitter.com/okajima_bunka

マガジン

  • 「働くこと」「価値を生むこと」の再整理

    小さい頃からポツポツ考えてきた「働くってなんだ」「喜ばれる価値ってなんだ」みたいなモヤモヤを中年に差し掛かったので言語化してみるシリーズ。 定期更新とかは無理なんやで。多分。

最近の記事

スタートアップへの「メンタリング」を頼まれてしまった時に注意すると幸せなこと

スタートアップ関連のイベントやアクセラレータプログラムなどでよく見かける「メンター」をネタにしてポエムを書いてみました。 ・メンターがどのような行動をすべきか ・どのような行動を避けるべきか という話題を扱っています。 「初めてメンターを頼まれたけど何すればいいの?」 という人はもちろん、 「アクセラプログラムを運営することになり、メンターというのが大事という話を聞いたけどどういう観点で探せばいいの?」 という人たちに参考になるポエムになっているはず。 結論メンターを「

    • 助成金が欲しくなったスタートアップが読むと良いかもしれないポエム

      スタートアップさんからの相談で最近増えてるのが「〇〇の助成金取りたいんだけど申請書作るの大変」という話題。行政の皆さんもスタートアップ振興を進めたいようで色々な助成金を用意しているようですな。 書きかけの申請書を拝見すると確かに大変そうで、わかりやすいなあと感じるものもあれば、わけわからんポエムみたいになってることもある。 なので助成金関連の相談の中でも「助成金を探す->申請書を書く」あたりのフェーズで僕がよく話すことをまとめてみた。 (なおここでいう「助成金」は科研費的

      • VCや大学、行政機関からディープティック系スタートアップを支援したい!と言われた時に話していること

        どうも。 半分趣味で色んなスタートアップが生まれる場面を見てきたおかげか、VCや大学、行政機関の皆さんから「ディープティック系スタートアップを支援したいんだけど!なんかよう知らんのだが」という相談をされます。 毎度ありがとうございます。マジで楽しいです。 ご相談に何度か対応するうちに、 - 毎度同じことを話すのは大変 - お互い共通認識を持った上でさらに突っ込んだことを議論したほうが実りが増えるはず と思えてきた。 なので僕がよく話す「ディープテックスタートアップに関する

        • 【Part2】冬のヘルシンキに行っても安心して入れる店。

          Part1に引き続き、2018年&2019年のSlushの際訪れたヘルシンキで食べた店を紹介。とりあえずここに入っておけば大事故は無いはず。Part1はこちら。結論を言うとアーノルドはいいぞ。絶対食べろ。アーノルドについてはPart1に書いてあるぞ。 (ちなみにほぼ完成した下書き状態のまま、なぜか半年放置していた…) Bastardo ★3ヘルシンキ中央駅の隣駅であるカンピ駅直結のモール「Kamppi Shopping Center」の中にあるレストラン。イタリアンぽいレ

        スタートアップへの「メンタリング」を頼まれてしまった時に注意すると幸せなこと

        マガジン

        • 「働くこと」「価値を生むこと」の再整理
          3本

        記事

          仕事の契約書を作るには要望を正しく言語化する作業が重要であり、それっぽい堅苦しい単語を並べるだけでは作れないという話。

          「契約」って重要なクセしてすげえめんどくさいっすよね。 僕は企業から仕事を請ける時もあるし、企業やフリーランスの方に仕事をお願いすることもある。そうした場面で不可欠なのが契約。ハンパな内容の契約を結ぶとプロジェクトが破綻するので手を抜けない。 一方で体制の整った企業の中で仕事をしていると、「契約周りは法務にお任せ」というスタンスの人も多いみたい。そうした人がいざ契約と向き合う時にその骨子の設計に関する相談されることもチラホラある。 僕自身は「契約書作成のプロ」ではないの

          仕事の契約書を作るには要望を正しく言語化する作業が重要であり、それっぽい堅苦しい単語を並べるだけでは作れないという話。

          起業を志した研究者は事業計画、特に売上計画についてどのように考えるとよいか

          大学や研究所に所属する研究者が自身の研究成果を使って起業する際、所属組織の産学連携部門や事業化アドバイザー的な人達に事業計画について相談することが多い。 (で、僕も相談を受けることがある) そうした場で事業計画について説明するわけだけど、研究者が作る事業計画は売上規模がどうしても小さくなりがち。そのせいか「もっと大きい売上を考えよう」的なことを言われることがあるみたい。 (で、僕も言うことがある) 今回はせっかく事業計画を作ったのに「もっと大きい売上を考えてよ!」と言われ

          起業を志した研究者は事業計画、特に売上計画についてどのように考えるとよいか

          TechFeed Summit#2でしゃべりました

          タイトルのまま。 エンジニアさん向けメディアであるTechFeedさん主催のオンラインイベント「TechFeed Summit#2」でしゃべりました。 パネルディスカッションと5分プレゼンの二本立て。 パネルディスカッションではIoTやら事業化やらスタートアップやらのよしなしことを話させていただき、5分プレゼンでは「エンジニアさんがハードウェア商売をどう立ち上げるか」という軸で話しました。 5分プレゼンで使ったスライドはこちら。 イベントの様子がわかるYoutubeはこ

          TechFeed Summit#2でしゃべりました

          駆け出しスタートアップに必要な機能とポジションの関係

          スタートアップ予備軍やスタートアップ開始直後の人からスタートアップのポジションに関して相談される(というか愚痴られる)。 「COOが見つからない」 「CFOが機能しない」 「自分の研究成果を元に会社を作りたいけどCEOが見つからない」 などなど。 そういう時に考えていること、話すことをまとめてみた。スタートアップ予備軍やスタートアップ開始直後の人向け、て感じですな。 スタートアップのポジションとよくある愚痴スタートアップのポジションにはCEO/CTO/COO/CFOなど色

          駆け出しスタートアップに必要な機能とポジションの関係

          【Part1】冬のヘルシンキに行っても安心して入れる店。

          Slush参加のため2018年&2019年とヘルシンキに行った。現地で食べたものを思い出せる範囲で書き残す。 ポイントは下記。 ・高い。最低一食20ユーロは覚悟する。でも量は多いのでコスパは悪くない。 ・どこの国も市場飯は抜群に美味い。困ったら海の幸を食べろ。 ・アーノルドには行っておけ。ラゾーナ川崎にもあるけどそういうことじゃないんだ。ヘルシンキのアーノルドに行ってくれ。 以下、行った店をもう少し詳しく。星の数はオススメ度合い。 Bistrot Helsinki ★4

          【Part1】冬のヘルシンキに行っても安心して入れる店。

          ベンチャーを立ち上げた(い)研究者がピッチを通じて何を話すべきか

          大学や研究所に属する研究者がベンチャーを立ち上げるケースをよく見かける。いわゆる「研究開発型ベンチャー」。仕事柄そうした皆さんのピッチをよく拝見する。 思うところが数点。やっていることはとても面白いのにベンチャー的なピッチに慣れていない人が多い。言うべきことが言えてない、余計な情報が多い、「学会発表」になってる、などなど。研究者の人たちがピッチを設計する際のポイントをまとめてみた。研究者以外の人にも参考になるかもね。 ピッチの目的ピッチの目的は基本的には「協力を求める」こ

          ベンチャーを立ち上げた(い)研究者がピッチを通じて何を話すべきか

          しなくていい我慢に気づけるかがイノベーションを生むために重要だ

          Amazon GOはレジがないコンビニ。ユーザーはアプリを入り口にかざして店に入り、欲しいものを手に取ってそのまま店を出る。その後スマホに決済通知が来る。客はレジの大行列を我慢する必要がない。(今はまだ品揃えが残念ぽいけど) レジの行列を消した。これはセンサーとクラウドソフトウェアの合体技で生まれたイノベーションだ。今回は「我慢」と「イノベーション」について書く。 イノベーションと我慢イノベーションの定義だけで多くの人類が釘バットで殴り合えるので、ここではざっくり「世界を

          しなくていい我慢に気づけるかがイノベーションを生むために重要だ

          「安定した生き方」とはなにか。主に学生さんや若い人向け。

          大学生は「安定重視」で就職先を選ぶ、という記事を読んだ。わかる。僕も新卒で入社したのはNEC本体だった。ザ・トラディショナル安定企業。安心安全最高だね。今もきっと安定していると信じたい。 一方で今の僕が身を置くスタートアップ、ベンチャー界隈ではこうした安定志向にモヤついている人達も多い。それもわかる。死ぬこと以外はかすり傷だ。かすり傷から破傷風で死んだ人もいるけど。 今回は「安定して生きる」ことについて僕の考えをまとめる。大学生が読んでなにか気づきがあればいいな。なかった

          「安定した生き方」とはなにか。主に学生さんや若い人向け。

          「頑張れなかった人」に関する記事の振り返り

          以前投稿した記事を多くの人に読んでいただいた。内容を汲み取った上での共感や反論、誤読した状態での賛同や反対など、様々なコメントを読んだ。今回は前回の記事を振り返る。ちなみに元記事はこれな。 数値ビュー数 61016 / スキ数 590 はてブ数 435 (5/2公開→5/19時点。noteのダッシュボード&はてブから) 序盤ははてなブックマークが伸びた。公開1,2日間ははてブのホッテントリにも入った。その後はTw、FBからのポストが増えた。当たり前だけど著名人にシェアされ

          「頑張れなかった人」に関する記事の振り返り

          MaaS初心者に最適の本 「MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ」

          鉄道&自動車産業関係者でなくとも、「MaaS(Mobility as a Service)」という単語が気になり始めたビジネスパーソンは増えてると思う。そんなMaaS初心者にピッタリな本があったので紹介。「MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ」。ちなみに僕もMaaS初心者だ。 本の構成著者は日高洋祐氏、牧村和彦氏、井上岳一氏、井上 佳三氏。いずれも鉄道、都市交通、自動車産業のエキスパートだ。 構成は下記。MaaSの概要を説明する前半はもちろん、四章はす

          MaaS初心者に最適の本 「MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ」

          頑張れなかった人達の増加スピードが人の寿命を上回っている

          注意:このエントリに素晴らしい解決策や明るい未来は特に書いていない。もんやりすることをもんやりしたポエムで書く。 所詮この世は適者生存UberやGoogle、paypayなどなど、様々なベンチャーのおかげで僕らの仕事や生活は10年前に比べて便利になった。 Uberのおかげで海外の見知らぬ土地の移動の不便さは減った。 Google Documentのおかげで会議中にリアルタイムで議事録を作成でき、会議後の共有メールを送る手間が減った。 paypayをはじめとした決済サービス

          頑張れなかった人達の増加スピードが人の寿命を上回っている