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繋がるために書く。書くために繋がる。#毎日投稿120日目

こんなタイトルをつけたけど、本当は120日目は昨日だった。

投稿ボタンを押して、ようやくそのことに気がついた。

それくらい身構えずにnoteができているんだ、ということにしておきたい。

僕はどちらかというと、編集ではなく書くことのほうに比重をおいていた。

なによりも確実な文章練習法は『たくさん書く』だと思っていた。

なので日頃から言語化することを意識していた。

自分が感動したことや、なぜか心に残っていること。どんな些細な日常も本気で頭をひねれば、書くことに繋がるはずという確信があった。

書くために生きている、とも言えそうなくらいだった。


例えばここに【宇宙人ハンター】になりたいBという男がいるとする。

Bは四六時中、宇宙人をハントすることばかりを考えていた。

どうすれば宇宙人と出会えるのか。どうすればFBIやNASAといった機関に潜入できるのか。どうすればピカッと光って相手の記憶を消去するペンを手に入れられるか。

Bの脳の断面図は七割が宇宙人で埋まり、二割がUFO、残りを女の子のことが占めていた(人間の)。

このBにかかれば、日常生活のありとあらゆるところに、地球外生命体の痕跡が見出される。

「今日は頭が重い。きっと寝ているあいだに、特殊な電波を浴びてしまったんだ。それにやたら空気が乾燥している。きっと奴らの最新テクノロジーによって、地球を乾燥させ、僕たちをゆるやかに干からびさせていくつもりなのだろう。あ! いま、あの男ちょっと変な動きを! 頭の中の小さな何者かに操縦されているんだ!」


Bのこの態度は、単なる現実逃避だろうか。

僕にはそうは思えない。

彼は彼なりに現実に真摯に向き合っている。楽しもうとしている。愛そうとしているのだ。

その証拠に彼ならば、どんなことにでも興味を示すことができるだろう。

どんなことも楽しめ、どんなことも愛せるだろう。

僕にとって書くことというのは、そうして世界と繋がるための営みなのだった。

営み、121日目なのだった。

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