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【ピアノ演奏技術の基礎エクササイズ 第一巻 全ての指を自由自在化する】
【このエクササイズで手に入れられる能力】
・左右の手全ての指を素早く正確に動かせるようになる
・全ての調を弾きこなせる力がつく
・左右の手が違う動きを同時に行えるようになる
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ピアノの鍵盤は不思議な形をしており、ある調では弾きやすいパッセージも、他の調では弾きにくかったりします。
どんなポジションでも自由自在に弾きこなせる柔軟なテクニックを持つことは、ピアノ演奏技術の基本となります。
ピアノの先生なら人前でソリストとして演奏するべきだと思う理由
人前で演奏しないピアノの先生があまりにも多い。
果ては、レッスン中、生徒の前ですら一音も弾かない先生まで存在する。
ピアノを指導するとき、確かに言葉で音楽表現や演奏技術を説明することは大切だ。
しかし、音楽表現や演奏技術について、言葉では如何様にも言える。
まして、学習途中の未熟な生徒に対してなら(未熟な状態では何が正しいのか正しくないのかの判断は難しいため)、それっぽいことを言うだけでレ
リカバリーテクニックを磨く
演奏中、思わぬミスタッチやど忘れで、演奏の流れが崩れてしまうことは誰にでも起こります。
その時に、演奏の流れが崩壊しないように立て直せる力も、ピアニストにとって非常に重要なものとなります。
このリカバリーする力を身につけるには、日頃からミスにどのように向き合っているかが鍵となります。
ミスした時に演奏を中断して弾き直している人は、何年経ってもリカバリーする力は低いままで、むしろ、中断して弾き
伸びる人と伸びない人の違い
伸びる人は、自分がどんな状況に置かれていても、前向きに挑戦を続け、さらに、その状況だからこそ学べることまでも、手に入れていく。
伸びない人は、自分が心地良い状況が整うまで動こうとはせず、偶然にも心地良い状況がやってきても、今度は胡座をかいて、結局いつまで経っても何も進まない。
安全圏の中にいる人は、安全なことしかしない。
さらに、本当に伸びる人は…
先生の能力よりも大切なのは…
何かを学ぶとき、先生選びはとても大切ですが、良い先生を選べたら全て解決かと言えば、全くそんなことはありません。
先生というのはビュッフェのお料理のようなもの。
あらゆる料理に対応している先生、限られた分野に特化した先生、(もちろん勉強不足の「自称教師」もいますが…)様々な先生が存在しますが、それを盛り付ける生徒自身の器が小さければ、どんなに品数があったところで、盛り付けられる量には限界がありま
「一生懸命に学ぼうとしないでレッスンに行くこと」について
何かを学ぶとは、自分自身の内面を豊かにすることにつながります。
学びへと真剣に取り組めば取り組むほど、得られるものは豊かになります。
以前よりも指が動くようになったとか、弾ける曲が増えたなど、表面的に確認できる喜びはもちろんのこと、利己心を制して練習に臨んだ経験や、謙虚に学んだ姿勢など、その人自身の魅力を高めることにつながる学びもたくさん得られます。
そうした尊いことが得られる機会へと足を踏
本番前の不安は自分の成長のヒント
ピアノを弾いている方は、発表会やコンクールなど人前で弾く機会に巡り会いますが、そのときに様々な不安と向き合うことになります。
「練習が間に合うかな…」
「失敗しないで弾けるかな…」
「他の人より上手に弾けるかな…」
「お客さんがたくさん来てくれるかな…」
自分の中から次から次へと芽吹いてくる不安は、実はあなたの成長の大切なヒントとなっています。
不安というのは、自信がないときや謙虚さを
テクニックを磨くためには、ピアノを弾くということをよく感じること
ピアノが上手くなるためには、テクニックを磨くことが欠かせませんが、テクニックを磨くためには、ピアノを弾くということをよく感じることが基本姿勢となります。
草花が季節を感じ、芽を出し、実を結ぶまでを完結させるかのように、鳥たちが風を読み、一日の進むべき方角を見定めるかのように、ピアノを弾くとは一体どんなことなのか、じっくり感じながら練習を進めることが大切です。
ピアノを弾くとは一体どんなことなの