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らら
2019年7月17日 10:49
夜、主人が帰って来た。今夜は主人に話しがあったので、早めに子供を寝かせていた。「おかえり、話しがあるんだけど座って。」「昨日の話しの続き?」「そう、離婚の話し。」長い話しになると思い私はコーヒーを入れ、主人の前にコーヒーを置いた。「あなた私と離婚したらどうするの?この家で1人で暮らすの?」「こんな広い家じゃ暮らさないよ、マンションに引っ越すよ。」「1人で?」
2019年7月12日 10:53
「ごめん、ここまで来ちゃって、でも連絡ないから不安で…」なつが驚いている、そりゃ驚くよね。私と月の顔を交互の見ている。「二人で話せるかな?」と月が聞いて来た。私は彼がどこかで見ているかもしれないと思い、「なつごめん詳しい話しは明日する、今日は帰るね。」そう言って私は月の手を引っ張って走り出した。走るなんて久振り、でも彼が見ていたら大変、逃げないと。私は必死だった
2019年7月11日 11:33
私は重い体を引きずり、仕事に向かった。なつは私がケガしていること、元気が無いことを心配していたが、今はこの状況を人に説明できるほどの元気はなかった。どうにか仕事をこなして私は家に帰って来た。彼とどうしたら別れることが出来るのか?私は月とお揃いで買った三日月の形のキーホルダーを見ながら考えていた。月に会いたい。でも彼がどこかで見ているかもしれない、そう考えると月と会う
2019年7月8日 10:46
私は家に入り窓を開けて風を入れた、これから重い話しになる。少し前までの幸せな気持ちから一気に気分は下がっていた。「今日はどこに行ってたんだよ?」「今日は色々と…。」「ふ~ん、色々ね、あの男と?」「えっ誰?」「あいつだよ、背の高い若いやつ。」「なんで知ってるの?」「俺はなんでも知ってるよ。」彼は私と目を合わせないで、窓の外を見ながら話している。「もう俺のこ
2019年7月6日 10:57
私達は軽くご飯を食べて、ゆっくりコーヒーを飲んだ。「今日は本当に楽しかった、私の好みのお店色々調べてくれてありがとう、全部が私の好みでビックリしたよ。」「喜んでもらえて良かった。また会えるかな?」月が聞いてきた。「うん、もちろん。またランチしよう。」私が言うと、月は嬉しそうに笑った。時計を見ると20時を過ぎていた。私達はお店を出て、駅に向かった。「明日仕事で
2019年7月3日 10:51
火曜日の夜。私は明日のことで頭がいっぱいだった、明日は月のおすすめのカフェでランチをする予定だ、私は明日の洋服、バッグ、靴を選んで、鏡の前で何度もチェックした、少しでも若く見えたらと思い今流行りの洋服を選んだ。月にカフェで働いていることを知っていると言ったら、不思議に思うだろうか?なぜ知っていたなら声をかけなかったのか?なぜ黙っていたのか?色々聞かれた時に、私はなん
2019年7月2日 10:12
私は冬子の家から帰る電車の中でスマホを見た。月からメールが来ていた、まだ17時なのに、こんな時間にめずらしい。「こんにちは、今日は日曜日だからお休みなのかな?俺は今日は早く仕事が終わって暇してます。」「こんにちは、私はお休みだったから、友達の家に遊びに行ってた。今は帰りの電車の中。」「友達と夜ごはん食べて来なかったの?」「彼氏が来るからって追い出された。笑」「それは残
2019年6月29日 11:29
彼は私の家に来た。「何か映画でも見よう。古い映画でも見る?」彼が私の家のテレビで映画を探している。私はコーヒーを入れて、彼から少し離れたところに座る。彼が少し前に流行った映画を再生し始めた。「なんで離れて座ってるの?こっち来なよ。」と、私を自分の隣に座らせた。映画はつまらなかった。私は時計ばかり気にしていた。18時半…もしかしたら月からメールが来ているかも
2019年6月28日 12:07
今日は土曜日。お隣の白い大きな家の男の子は学校がお休み。お母さんの怒鳴り声のしない静かな朝だった。私は仕事に行く支度をして家を出る。今日は土曜日なので病院は半日だけ、午後は気分転換もかねて、洋服でも買いに行こうと考えていた。しかし、病院は思ったより混んで終わったのは14時を過ぎていた。私が病院を出て駅に向かっていると、彼からLINEが来た、「今日は会える?今病院
2019年6月27日 10:34
午後の仕事は全く集中出来なかった。気は付くと診察終了の時間だった。私はゆっくり着替えて病院を出た。こんなに近くにいるなんて、これは運命?でもどう見ても年下だよね。私はそんなことを考えながら、駅に向かって歩いていると、彼からLINEが入った。「仕事終わった?ご飯一緒に食べない?」私は彼に会う気分になれなかった。また会社の愚痴を聞かされて、体を求められるだけだから…
2019年6月26日 10:50
えっ??イケメン店員くん?確か今日のお昼、イケメン店員くんもロコモコ丼買ってたよね…まさかね…うそでしょ?こんなことあるの?私は狭い部屋の中をぐるぐる歩き回った。あっ!返信しないと!「今流行ってるよね、おいしそう!」こんな短い文を打つのがやっとだった。「おいしかったよ!明日は休みで、友達と朝から釣りに行くから、今日はもう寝るね、おやすみ。」「そーなんだ、
2019年6月25日 10:34
午後の診察もいつも通り終わり、私は家に帰る。なぜか心は重かった。彼のことを考えると心が重くなった。私は彼を裏切っている…でも気持ちを抑えることが出来なかった。家に帰ってご飯を食べてお風呂に入る、今日は月からメールが来ない。自分からメールするか迷っていた。「もうメールはしない」そう決断出来たら、楽になれるのに、私は意志が弱い人間だ…10時過ぎに「月」からメールが来
2019年6月24日 11:20
いつも通り7時40分に起きると、「月」からおはようとメールが来ていた。「おはよう。」私も短いメールを送った。些細な幸せ。私は朝からにやにやして支度をはじめた。今日はいい天気、1日がんばろう。私はインコに餌をあげて家を出た。病院に着くと、なつが今日のお昼これにしよう!とスマホを見せて来た。それは今流行っている「ロコモコ丼」の移動販売が、今日のお昼の近くに来るとい
2019年6月22日 10:07
私は野菜を切りながら、返信の内容を考えていた。お風呂が沸き私は湯舟に浸かりながら、まだ返信の内容を考えていた。お風呂の時計を見ると、メールが来て40分は過ぎていた。私はお風呂から出て「月」にメールをする。「こんばんは、仕事お疲れさま、今日は暑かったね。昨日は友達が泊まりに来たからバタバタしてました。私は今、夜ごはん作ってました、月は何してるの?」色々考えて出来た文がこ