赤星 治

昼は飲食関係の仕事、夜は執筆活動を心がけています。 主に短編小説(ジャンルは様々で決ま…

赤星 治

昼は飲食関係の仕事、夜は執筆活動を心がけています。 主に短編小説(ジャンルは様々で決まっていません)をnoteに投稿し、たまに記事も投稿しています。 週一回、日曜日に作品を投稿するルールを自分に課せて精進しています。 長編小説はアルファポリスに投稿しています。

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  • 短編小説(一話完結)

  • ショートショート

  • 春園栄一の日常心情物語

    春園栄一の日常であり、心情(一人称)の物語

  • 【雑文】何気なーい短文

    なにげなーーく、ただ、適当に思った事を書いただけ

  • ちょっとした話シリーズ

    ”男”と”女”。それぞれの些細な日常や心情を描いたショートショート。

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【ちょっとした話】怖い不思議な話・招き猫の置物

 男は玄関に置いている置物を正面に向けた。  置物は父が買ったもので猫が両手を挙げている全体的に丸い置物。一般的によく目にする定番の形ではないが、いわゆる招き猫だ。  骨董品店にて“何か呼ばれている気がしたから”という意味深な理由で買ったのだから、奇妙であり、宜しくない幽霊の方々まで招き入れそうな雰囲気が若干漂っている。男が密かに抱いている思いである。  僅かばかりの不安を抱えながら過ごす内、とうとう男の前では奇妙な事が起きた。父が買った十日後のことである。  男は招

    • 投稿活動を邪魔する自分の中の悪癖

       早いもので、もう2024年の2月も終わりに近づいています(悲)  一応、長編の執筆と加筆修正に追われ、どうにかこうにかやってはいます。しかし……しかぁぁしっ! この文面だけで、間違ってもこのような日々を過ごしていると勘違いしないで頂きたいです。 ◯仕事がある日 『仕事』→『帰宅』→『執筆か加筆修正のどれか』→『夕食、風呂』→『執筆か加筆修正か読書のどれか』 ◯休日 『起床』→『朝食と着替え』→『執筆か加筆修正』→『昼食』→『執筆か加筆修正』→『夕食、風呂』→『執筆か加筆修

      • 【近況報告 】 2024年もいよいよ2月。

         突然ですが、かなりヤバいです!  これだけで、「何が?」と返したくなるのは当然です。  何がヤバいかと言いますと、新年の抱負に、短編集やら有料記事やらを投稿するだ何だと書きました。そしてイベントにも応募していくと。けど現実はどうでしょう…………一言で申しますと、悲惨です。  アルファポリスで連載中の長編の執筆、その長編を分割するためにコピペして見直し。加筆修正部分がやたらと多い現実に直面中。穴があったら入りたい程の、探さなくてもちょっと読めば出てくる出てくる、アラのオン

        • 新年の挨拶と書き初め

           皆様! 新年! 明けまして! おめでとうございます!!!! 2024年になりましたあああぁぁぁ!!!\(^_^)/  毎年のことですが、この時だけは新鮮な気分と妙な嬉しさと細やかな興奮状態になるのは僕だけでしょうか……(^_^;)  さておき、いざ新しい年を迎えると、”今年は何をしようか?”と悩むのは定番です。  今年はアレをやる。  今年は必ず達成する。  今年こそは!  などなど、色んな抱負や目標があると思います。  こちらも毎年恒例ですが、新年に生き生きと抱負を

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        【ちょっとした話】怖い不思議な話・招き猫の置物

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        • 短編小説(一話完結)
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        • 【雑文】何気なーい短文
          40本
        • ちょっとした話シリーズ
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        • 二十四節気短編
          24本

        記事

          2023年頑張ったこと、今まで迷惑をかけた黒歴史について

           もういくつ寝ると2024年です。  執筆活動も例年通り、これっぽっちしか進展がない状態です。毎年恒例すぎてへこみます。いえ、深い大穴へと………、の気分です。  テレビを点けると歳が近い方々が色々変化を起こしたり成果を出したり。それだけでさらに気持ちはどん底へ沈み、自らの不甲斐なさを感じます。コレも毎年恒例です。  悩んでいても仕方ないので気持ちを切り替え、今年一年noteで頑張った事とちょっとした僕の過去話を綴ります。  2023年応募したイベント 僕が今年noteで挑

          2023年頑張ったこと、今まで迷惑をかけた黒歴史について

          【中間通過と、色々報告】

           つい先日、週刊少年マガジン原作大賞の中間通過の報告がありました。  タイトルをシンプルにしましたが、内心で凄く驚いてます! 長文タイトルにしたいぐらいです!!  なぜなら、小説投稿サイトを初めてから今まで(始めたのは2018か19年だった筈……(-_-;)、ですからおよそ4、5年)、一度もコンテストやイベントで通過したことがないからです。  どれだけ応募したかというと、数えてはいませんが、  エブリスタの月二回ある妄想コンテストを3年ほど、他の大きなコンテスト年1から2

          【中間通過と、色々報告】

          クリエイターフェスティバル2023にのっかり、とりあえず『10月これやる宣言』

           タイトル通り、クリエイターフェスティバル2023にのっかり、何かを書いてみようと思い始めました。(初回は10月これやる宣言!! 二回目以降は投稿未定・・・(^_^;))  先月(2023/9)のマガジン漫画原作大賞も終わり、今年の残り三ヶ月は、他サイトで投稿している長編の執筆に当てようと考えてました。 (↓とりあえず挑戦した作品)  ”noteでの活動は今年は終了”と考えていましたが、このような素敵なイベントが開催されたので、気晴らしで投稿しようとついつい指先が…………

          クリエイターフェスティバル2023にのっかり、とりあえず『10月これやる宣言』

          VICTOR HAZE 3話

           背後に敵がいると感じて腕を振った化け物は、何もいない事に気づいた。  久斗は突進して女性を化け物の傍から離した。 「何を!?」  距離をとった女性はサーベルの切っ先を久斗へ向けた。 「なぜ邪魔をする!」 「え、だって」  話している最中、化け物が二人に気づいて迫って来た。  再びサーベルを構えた女性は、背後から飛びかかる瀬崎を見た。 「仕留めます」  化け物が女性を仕留め損ねた光景を、瀬崎は偶然にも視界に捉えた。そして、必ず殺しにかかる隙を突く策へと打って出た。  問

          VICTOR HAZE 3話

          VICTOR HAZE 2話

           標本のように地面に貼り付けとなっている化け物が全身に力を籠めると一回り肥大化した。鎌の刃をはずそうとしているのだろう。  女性は刃が抜ける前に斬りかかった。  化け物の背中越しに一刀両断しようと、輝いたサーベルを振り下ろすも深めの傷を与えただけで寸断出来ない。 (硬い!)  この一撃で仕留めきれなかったことが化け物にチャンスを与える結果になる。  力を籠めてさらに肥大化した化け物は、身体から光りの刃を無理やり抜き、渾身の一撃とばかりに女性を殴り飛ばす。  勢いよく壁に激突

          VICTOR HAZE 2話

          VICTOR HAZE 1話

           2018年11月11日午後11時11分。  庵堂久斗29歳は、あるネットゲームを見つけた。  三年前からプレイしていたゲームは、メイン、サブ、両方のストーリーを全てクリアしてしまい、手持ちのキャラクターもほどよく育っている。現在では、今後のイベントを踏まえてアイテムを集める作業的な周回プレイをするばかり。飽き飽きしたので別のゲームを物色している最中であった。 (………VICTOR HAZE?)  英語表記で単語の意味は分からないが、アイコンが影の中から銃を構える絵であ

          VICTOR HAZE 1話

          VICTOR HAZE あらすじ

           興味本位で殺人事件現場へと訪れた久斗はで異空間へと連れ込まれ化け物に襲われてしまう。その窮地へ現われた綾に助けられ、ヘイズと呼ばれる化け物を倒すことを久斗は知った。  敵対組織スイーパーが現われ、綾が行方不明となる。  状況が悪化していく中、久斗は綾の仲間である颯とヘイズ討伐へと向かう。  潜在的な特殊能力を持つ久斗が、目覚めた力の意味を探し、ヘイズに関する謎を探る物語。  ヘイズに纏わる全てのきっかけとなる鍵は、記憶にない五年後の未来にある。

          VICTOR HAZE あらすじ

          星獣対策特士課のアラタメさん 3話

           下水処理場に現われた寄生型星獣は、捜索開始から30分後に発見された。 「……で、でかい……」  一朗太は巨大な壁一面に張り付く星獣を前にして、すぐに対策を考えた。  地道に凍結し、砕いてヘドロを回収。本社の焼却場へ持っていき焼却処分を往復で行う。そう頭で導き出した。  理論上は可能だ。ヘドロの星獣は反撃をせず、危害を加えられたから有毒ガスを発する訳でもない。ただ、あまりに大きすぎ、何往復するにしてもガソリン代、焼却代が洒落にならない額を叩きだしてしまう。タンクの交換も踏

          星獣対策特士課のアラタメさん 3話

          星獣対策特士課のアラタメさん 2話

           採石場跡地の一件を終えた3日後。一朗太は東条に呼び出された。 「……萩野君」  鬱屈した想いが籠る溜息を吐き出すように、名を呼ばれた。  声のトーン、表情、雰囲気から、お褒めの言葉など無いと判断出来る。 「あれほど気をつけたまえと、口を酸っぱくして教えただろ? 忘れたのか?」  そこまで言っていない。説明の合間にぽろっと挟んだくらいだ。  とは言え、言い返そうにも反論を許さんという威圧が向けられる。 「申し訳ありません」  理不尽。もっと機能性の説明をして欲しいところ

          星獣対策特士課のアラタメさん 2話

          星獣対策特士課のアラタメさん 1話

           大昔、人知れず地球に降り立ち浸食していた地球外生命体があった。始めは単細胞生物のような存在だったが、あまりにも早すぎる進化により、2000年には人型や怪物のような容姿を形成するまでに至る。  この時、予め彼らが発していた脳波操作物質により、人間達は昔から存在した生物と認識させた。  すでに地球は彼らに則られたようなものだが、彼らも人間の生活に触れる事で共存したい意思が働き、2005年に起こした大がかりな脳波操作を最後に、この機能は消滅した。  2030年現在の歴史書には、

          星獣対策特士課のアラタメさん 1話

          星獣対策特士課のアラタメさん あらすじ

           宇宙から地上に降り注いで棲みついた未確認生物・星獣。  当初は殲滅対象だったが、月日が経つにつれて人間社会で共生共存の対象となる。しかし、すべての星獣がそうではなかった。  常務の任命で、萩野一朗太は処理対象の星獣案件を担う特設組織、星獣対策特士課の隊長改に任命される。部下には世界的に極秘扱いのアンドロイド・ロクシキ(略名)を配属されるも、一歩間違えれば法的処罰により死刑も免れない可能性を孕んだ危険ロボットであった。  上司のネーミングセンス、命令、難題案件に悩まされ、ロ

          星獣対策特士課のアラタメさん あらすじ

          【雑文】何気なーい短文 40・完

           何かを書き続ける。をコンセプトに始めた【雑文】です。本当に何気ないことばかり、意味があったかは分かりません。  この四十一日(一日は台風でお休みしました。)でちょっとした成長があったなら幸いです。  目に見えて分かる変化は、  妙な焦り、  先行きの不安、  長編を書く? 短編を書く? といった二択に苛まれつつ、イベント用作品を書いていた。  まとめると、よく分かりません。  毎日投稿する機会は終わりましたが、けして執筆活動を諦めたのでも充電期間という休暇でもありません

          【雑文】何気なーい短文 40・完