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日本の急速な工業化は、超効率的なキャッチアップだった/野口悠紀雄
★前回の記事はこちら
※本連載は第36回です。最初から読む方はこちら。
日本は明治維新で国家体制を一新し、急速な工業化に成功しました。これは、「リープフロッグ」というよりは、「キャッチアップ」です。
もっとも、部分的ではありますが、先進国を超えた部分もあります。その過程で、政府が作った高等教育機関や軍などの国家組織が、重要な役割を果たしました。
◆リープフロッグというよりはキャッチアッ
新聞切り抜きからついに解放された(Google Pixelを使う:その7)
◇切り抜きの山に悩まされ続けた
新聞記事は、情報を取り入れる入り口として、大変重要だ。
しかし、それを情報源として活用するのは、簡単ではない。
これまで、私は必要な記事を破いていた。切り抜く時間的な余裕はないからだ。ナイフやハサミを探しにいくより、このほうがずっと早い。
そして、それをただ積んでおく。
しかし、たちまちのうちに切り抜き(正確には、「破った紙片」)の山ができてしまう。また、読んでな
『だから古典は面白い』:サポートページ
『だから古典は面白い 』(幻冬舎新書)が3月26日に刊行されました。
こんな時こそ、古典の世界に救いと安らぎを求めましょう。
これは、そのサポートページです。
内容は順次追加されます(太字で示したページが既公開です)。
◇ 全文公開・「はじめに」
・目次
・第1章の1
・第1章の2
・第1章の3
・第1章の4
・第1章の5
・第1章の6
・第9章の1
・第9章の2
・第9章
書籍の紹介は、さまざまな書評欄で行なわれています。それらは有用ですが、問題は、取り上げられる書籍のほとんどが新刊書だということです。本書で取り上げているのは、新刊書でなく、いつまでも価値が減じない本、つまり古典です。
https://note.com/yukionoguchi/n/n205708f2cf45
情報はクラウドにあげなければ活用できない
◇ 日本の組織はクラウド恐怖症。だから情報を活用できない
日本政府がやっと重い腰を上げて、2010年からデータのクラウド管理に移行するとのニュースがありました。https://r.nikkei.com/article/DGXMZO52001930Z01C19A1MM8000?s=4
「周回遅れ」と言われていますが全くその通りで、日本政府のデータに対する関心がいかに低いかが分かります。
政
第4章 低賃金にあえぐ家計の実態 全文公開(その4)
■4 高齢者世帯の生活保護が20年後に4倍になる可能性
◆世帯主の約1割が非正規
非正規雇用が増えていることはよく知られている。
では、世帯主が非正規である世帯はどの程度あるか?
これを直接に示す統計はないが、労働力調査における男女別の統計で、おおまかな状況が分かる。
男の非正規労働者の比率を年齢別階層で見ると、つぎのとおりだ(2019年4月)。
25~34歳が14.3%、35~45
年金崩壊後を生き抜く「超」現役論 目次
『年金崩壊後を生き抜く「超」現役論』(NHK出版新書)が12月10日に刊行されます。
これは、その目次です。
はじめに
第1章老後資金2000万円問題の波紋
1 老後生活に2000万円必要?
波紋を呼んだ金融庁の試算
年金だけで老後は送れない?
所得代替率を引き上げるか、賃金を引き上げるか
緊急に必要なのは、財政検証での経済想定の見直し
2 必要額は世帯によって大きく違う
伝統的社会で
4年後に消費税のインボイスが導入されると、日本の商慣習が大きく変わる。免税事業者である零細事業者は、一掃される可能性がある。これは、日本社会に大きな影響を与えるだろう。
https://diamond.jp/articles/-/217073
IT時代の「超」整理法:検索を制するものは知を制する
◇GREP検索を用いていた時代
IT時代になって、扱う情報は紙情報ではなく、ディジタル情報(電子的な情報)になってました。ディジタル情報を扱う場合に重要なのは、検索のテクニックです。
検索のテクニックとしては、まずウェブにある資料のどのように検索するかという問題があります。これについては、『超「超」整理法』(講談社、2008年)で書きました。 以下では、自分が作った資料やドキュメントの検索につ
財政検証では、年金財政を維持できるとしている。しかし、これは物価や賃金について非現実的に楽観的な前提を置いているからだ。実際には、財政を維持できず、「70歳支給開始」が不可避になる可能性が高い。
https://diamond.jp/articles/-/213169
本に囲まれているときが一番幸せ
下のリンクをクリックしてください。建設中の「空想図書館プロジェクト」が開きます。 太文字で表示したものは既に書架にあります。細文字で表示したものは、これから搬入される予定です。
目次(その1)総論、歴史読み物
目次(その2)小説・随筆・詩集
目次(その3)SF・ミステリー、科学読み物、画集
「空想図書館プロジェクト」は、私がこれまで読んで、その素晴らしさを皆さんと共有したい本を、紹