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「●●なのに」思考は捨てる

今日は都心に用事があったのですが、1時間くらい空いた時間にフラッと入った百貨店で、春夏ものの爽やかで可愛いお洋服に出会いました。4着。

試着して、うんうん悩んで、いざ買おうと思ったときに一瞬よぎったこと。
「私、休職中なのに、お洋服4着も買っていいのか・・?」

なんでしょうね。別にその4着を買ったら明日食べるものがないわけでも、1か月後生きるお金がないわけでもないのに、「休職している」という事実が頭にチラつくのです。

結局、その洋服の可愛さにきゅん負けして、4着ばっちし買いました。「クレジット、一括で!!」と。そんな自分が、めっちゃ好きです。

「休職中なのに」という思考は、いろんな行動を制限させるし、臆病になり自分への自信をどんどんと失ってしまいかねない。もちろん、じっと家で療養していなければ良くならない病気ならそうしたほうがいいけれど、そうでないのなら、やりたいことのうち、できることは全部やっていい、と思ってる。それに対して、自分も、他人も、口を出す必要はない。

何より、「休職してるのに、買っていいのかな」と思ってしまう一瞬の冷めた心が、「今、この瞬間、このお洋服が欲しい!可愛い!」と思うときめきを薄めてしまうのって、本当にもったいないことですよね。

これって、いろんな立場の人に言える気がしていて。「専業主婦なのに、こんな贅沢なごはん食べていいのかな」とか、「今無職なのに、映画観にいっていいのかな」とか。「40歳なのに、こんな服着ていいのかな」とか「男なのに、お化粧していいのかな」とか、なんでも。

ときめける瞬間や、何かをしたい!って思える瞬間って実はそんなにたくさんあるわけでもないし、それを自分で見つけられたのなら、その幸せに没頭していいし、罰は当たらない気がする。ノー根拠だけど。笑 自分の欲求を理屈で否定し続けてしまうと、いつの日か「何が好きなのか、何が幸せなのか、わからない自分」になってしまいそうで、長い目で見たら、そっちの方が怖いなぁと思います。

というわけで、できる範囲はもちろん限度がある状態ではあるけれど、できることのうちやりたいことは全部やるし、その楽しさを全力で味わう、そんな休職デイズが送ることができたら、超ハッピー!です。周囲がそれを応援してくれる環境だったり、なんでもやろうよ!一緒にやろうよ!と言ってくれる友人が多くて、私は本当に幸せだし、恵まれているなぁと思います。じーん。

さて、しばらく、一人ご飯は質素に自炊徹底でがんばります(笑)

Sae

「誰しもが生きやすい社会」をテーマに、論文を書きたいと思っています。いただいたサポートは、論文を書くための書籍購入費及び学費に使います:)必ず社会に還元します。