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全ての主婦を全力でリスペクトします

休職して、突然の主婦(仮)になったわたし。
主婦と言っても、結婚しているわけではなく、元々専業主婦の母と、単身赴任をしているけれど週の半分くらいは東京にいる父と、わんこ1匹との暮らし。私29歳ですが、勉強&仕事モード一色だった生活から思いがけず離れることになったため、いい機会だから、家事力を身につけようと思ったのであります。

4年間ほど一人暮らしをしていた時期もありましたが、その「生きる力」たるや最低なものでした。仕事と遊びで早朝から深夜まで外にいて、家は寝るだけの場所でしたし、料理は一人分作るよりも買った方が安い&早い&旨い時代。。。形ばかりの、一人暮らしです。

というわけで、ようやく本腰を入れて、家事に取り組みだした私。
とりあえずさぁ、、、、、

料理、大変すぎん??????????

よくさ、料理しない男性陣、「簡単なものでいいからさ」とか抜かすけれども、その「簡単なもの」を作るのにどれだけの手間と労力がかかるのかをご存知か。と。

料理番組って、まずそもそもでっかーいキッチンのうえに、既に購入済みの具材が用意されていて、調味料もあの小さい透明の容器(あれ何て言うの?調味料入れ?)に計量済みのものが用意されていて、使う調理器具はばっちりそろっている。そこからスタートする、「3分クッキング」なわけですね。。。

私が料理をする場合。(超初心者ver)

まず献立を決める。
そして、そのレシピを確認する。
冷蔵庫にあるもの具材や調味料を確認して、足りないものを確認する。
スーパーに買い物に行く。
帰る。(荷物が重い)
レシピを見ながら、具材を切ったりする。
火を使う前に、頭の中でイメトレをする。(どの具材からどの程度まで炒めるのか?中火にするタイミングはいつ?調味料はいつ入れるのか?・・・はっ、先に合わせ調味料を作らなければっ)
いざ、火をかける。
炒めたり煮込んだりする。
狭いキッチンがぐちゃぐちゃのカオス状態になる。
あぁ、食卓が片付いていないことにも気づく。
はっ、ごはん炊いてないっ。※うちは土鍋派なのでこの段階で気付いてもギリ間に合う(なぜそこだけ本格派なのか)
食卓を片付け、お箸とか並べる。
出来たものをお皿に盛りつける。(あぁ、盛り付け下手やん、とか思う)
食卓に並べる。(1回の往復で2皿までしか持てない。当たり前だけど、こういうことが面倒くさい)
わんこにご飯をあげる。
食べる。(せいぜい10分くらいで食べ終わってしまう哀しみ)
お皿を重ね合わせ、シンクへ。
食洗器に出来る限りいっぱいいっぱい食器をぶち込む。(ここ、一番の勝負)
余ったお惣菜とかをタッパーに入れて冷蔵庫へ。
食洗器で洗えない食器、お鍋、フライパンなどを洗う。
シンクや台所をふきんで綺麗に拭く。
明日の3食の献立どうしよ・・・
(以下、エンドレスリピート)

大変すぎ。まじでこれを毎日やってる主婦の皆さん尊敬すぎ。これ全部真面目にやってたら、あっという間に一日過ぎるで。。。それでも、おなかはあっという間に空くで。。。。。。

料理初心者の私は、片栗粉を大さじ1計って、そのあとしょうゆを大さじ2計って、そのあと砂糖も大さじ2計らないといけないことに気付いて、小さく苛立つレベルなので、効率よく料理を出来る人を本当に心の底から尊敬します。それプラス育児(子供のためだけの離乳食とかもあるんだもんね・・・)している方とかほんと、だれかボーナス上乗せしたほうがいいんじゃないですかと思うほど偉すぎる。
これ言ったらイラっとする人もいるかもしれませんが、一応デカめの企業で7年間くらいみっちり働いている私の感覚では、会社員より、主婦(+子育てお母さん)の方が大変だと思います。。正直。。

実は、休職する少し前から料理教室に通っております。(倒れてからはまだ行けてないけど)
今は比較的家で料理をする機会も増えて、↑で書いた感じよりは少しは手際が良くなったような気がしていますが、やっぱり、家事の中でも特に料理は大変だなぁ、、、と、思います。もちろん、料理をしているときが楽しいなぁ、リフレッシュになるなぁ、と思うときもあるけれど、毎日のことだからねぇえええ。

私が好きな料理研究家は土井善晴先生で、私は和食が好きなのでときどきレシピを参考にしているのですが(土井先生の料理アプリ、良いですよ!)、土井先生は「一汁一菜」の考え方を大切にしているんですね。何品も作らなきゃ、というプレッシャーはいらなくて、一汁一菜で十分。それだけで、素材からの栄養を摂ることはできるし、何より「料理をする」という過程を体感する、体験することが大事、と。その考え方、とっても好きだなぁぁ、と思います。

料理をタスクにするんじゃなくて、楽をしながら、料理することそのものを楽しみたいなぁと思う日々です。

何を書きたかったんだっけな。笑
とりあえず、日々の家事に向き合っている皆さんに、大尊敬の気持ちを送ります。みなさん、すごい。めっちゃ、偉い。

Sae

「誰しもが生きやすい社会」をテーマに、論文を書きたいと思っています。いただいたサポートは、論文を書くための書籍購入費及び学費に使います:)必ず社会に還元します。