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2018年2月の記事一覧
花織切れても縁は切れん
ヨイショと持ち上げてお話ししたけりゃ
澄ました顔して盃に酒入れ
あっ ヨイショ あっ ヨイショ、と
心で笑えど けして表情(かお)に出しやせん
あっ ヨイショ あっ ヨイショ、と
ええ表情(かお)したけりゃ 月の宵が良いどすな
金で買われたあっしの人生は
あんたの好きな舞妓に様変わり
好きで 好きで あんたの私欲に嗤いはせんよ
小人閑居(しょうじんかんきょ)して不善を成す
花織切れても
恋と云われて何を思い出しますか
暑化粧は許してネ 剥いだら化けて出るかもネ
張った肩は許してネ 手を乗せたら殴られるかも
いつでも私は純情でいたいのヨ
素顔は見せられない 火傷の跡があるのヨ
熱湯(おゆ)をかぶった青春
ねぇ 恋と云われて何を思い出しますか?
初恋の甘酸っぱい初めてのキスとか
ねぇ 恋と云われて何を思い出しますか?
私は情熱の熱湯(おゆ)の抱擁
悪ガキは嗤ってるワ いつの時代もおんなじネ
好き勝
Sings Love
白い棺に 貴方は今 胸に手を重ねてる
忘れられない 貴方のこと 貴方がされた仕打ち
私が起こす 反乱には 私達の名誉を
負ける事さえ承知の事 愛に弄(もてあそ)ばれても
人を愛する事の何が悪いのか
明確な説明を促しても 返答はない
今日も教会のベルは愛を歌う
愛の歌しか歌えないまま 貴方をおくる
夢を撃つのよ 鴨を撃つように
家を燃やすの 狐狩るように
愛を撃つのよ 鹿を撃つように
髪