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2018年2月の記事一覧

My nickname is a "GHOST"

愛には愛を 毒に毒を
だって 以て毒を制するのよ
人生 理屈じゃ通りはしない
「理屈以外はわかんない」って
残念な生活送ってんのね

諸行無常(しょぎょうむじょう)
是生滅法(ぜしょうめっぽう)
色は匂へど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ

頭鳴らして 顔で奏でて
しょっぴく人生はないでしょ?
あっけらかんと 時は流るる
そんな訳ないじゃない a.ha-n
頭隠して 尻は隠さず
ふりふり

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魔法の箒と夢の島

魔法の箒に乗って 夢の島に行こうかな
好きな色だけを携えて 私が飛べば虹が架かる

世界地図にも載ってない とある海の上の
その場所に行ける条件 私には揃ってるから

せめて この国をめぐり 枯れないこの花を
一輪ずつ置いて行こう その地 代表する塔の主へ
愛したあなたの頰へ ちょっとキスを許して
「ありがとう」と「じゃあね」の気持ち
感じてほしいの

魔法の箒に乗って 世間から縁を絶

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花織切れても縁は切れん

ヨイショと持ち上げてお話ししたけりゃ
澄ました顔して盃に酒入れ
あっ ヨイショ あっ ヨイショ、と
心で笑えど けして表情(かお)に出しやせん
あっ ヨイショ あっ ヨイショ、と
ええ表情(かお)したけりゃ 月の宵が良いどすな

金で買われたあっしの人生は
あんたの好きな舞妓に様変わり

好きで 好きで あんたの私欲に嗤いはせんよ
小人閑居(しょうじんかんきょ)して不善を成す
花織切れても

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角砂糖

押し上げてほしいけど ほぼ足りないものだらけ
魅惑の世界は広がってるけど ほど遠い
憧れはショーウィンドウのマネキンに成ること
いろんな季節でいろんな衣装を着飾られるから

不思議に思われないで其処に居られるなら
イルミネーションのように恋もできて
挫(くじ)いたり 捻ったりせずに歩いて行ける

私の中の誰かが傷付けられたって
それは珈琲に溶けていく角砂糖のように
無かった事にされるから

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風船人形

手を伸ばせば まだ足りない
伸びてくれない腕に
近付こうと近付いたら
どんどん離れる 蜃気楼(かいやぐら)

私の希望を膨らませるだけ膨らませて
私を置いてゆく そして去ってゆく 希望の光も闇

私はいつか破裂しそうなぐらい
希望に満ちた 風船人形
空に昇り 雲に触れたら 私は破裂する

会いたいなら 会いにゆこう
そんな愛にキスして
不思議と感じない体温
唇が割れる 不知火(しらぬい

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THE SHAPE OF WATER

その透き通ったまなざしは
一体 何を見ているのだろう
誰にも言わずに飲み込んで
この手で水を掬う

指と指のあいだから流る
透明な水は表してるの?
だから口に出さない愛に
せめてもの美しさを

恋心は まさか有り得ない
そう信じたくない気持ちもあるけど
愛がまるで水のように柔らかく私を包む

あなたの姿が見えるたびに
いつも優しさが溢れてくるの
恋はつれないね いじわるね
それでもね

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みかん

感受性豊かに捉えすぎて
言葉の一文字が気になるけど
心臓に毛が生えるぐらいでも
あんたの指先が気になるのも

被害妄想って思えば楽だけど
そうじゃないの知ってるからさ

あたしは未完成 蜜柑のように腐ってる
気を遣うぐらいなら はっきりと示して
嫌いだっていいの あたしもそうするからさ
お互い様じゃないの 陰口なんてもの
気色悪くたっていいわ 生きてないもの

ほら 腫れ物に触るぐらい

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初日

貴方の愛には感謝しているわ
薄情さもなく真摯な態度で 聴いてくれた鼓動
もう二度と出逢えないかもしれない そんな人に

貴方の愛から泣かずに済んだわ
虚勢も恐怖もなく側に居れた 安らかな心地で
あれから幾度探しても逢えない そんな人に

私の幕を開けてしまった貴方の愛が
また次の愛を探させるから 困ってるのよ

貴方の愛にはぬくもりがあった
人肌で 感じたかったぬくもり 貴方が持ってい

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恋と云われて何を思い出しますか

暑化粧は許してネ 剥いだら化けて出るかもネ
張った肩は許してネ 手を乗せたら殴られるかも

いつでも私は純情でいたいのヨ
素顔は見せられない 火傷の跡があるのヨ
熱湯(おゆ)をかぶった青春

ねぇ 恋と云われて何を思い出しますか?
初恋の甘酸っぱい初めてのキスとか
ねぇ 恋と云われて何を思い出しますか?
私は情熱の熱湯(おゆ)の抱擁

悪ガキは嗤ってるワ いつの時代もおんなじネ
好き勝

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Sings Love

白い棺に 貴方は今 胸に手を重ねてる
忘れられない 貴方のこと 貴方がされた仕打ち
私が起こす 反乱には 私達の名誉を
負ける事さえ承知の事 愛に弄(もてあそ)ばれても

人を愛する事の何が悪いのか
明確な説明を促しても 返答はない
今日も教会のベルは愛を歌う
愛の歌しか歌えないまま 貴方をおくる

夢を撃つのよ 鴨を撃つように
家を燃やすの 狐狩るように
愛を撃つのよ 鹿を撃つように

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からっぽになるよりいい

古いまなざし 古い足音 古い記憶をたどり
世知辛い その中で震えるばかりじゃ淋しい

I TIE IT なくしなくないものばかり増えて
GO FOR IT 私を急かしてくるから
I TRIP IT 膝から血が流したままで I WALK

からっぽになるよりいい 抜け殻な私よ
部屋に籠ってばかりいないで
せめてバカになってもいいから
歌え 歌え 歌え 羞らいすら棄てて
歌え 歌え 歌え 街は

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割れたガラス

いつもは綺麗に見えるのに
どうして今日は黒いんだろう?
風は私の肌を汚して 嘘を見立てに服を着る

流れは何処に進んでるのかも
理解できないまま 靴を脱ぎ棄てる

割れたガラスの道を歩いて行こう
血だらけになっても平気な顔で
打算なんかしたくないから ほら ほら 痛くない
割れたガラスの欠片(かけら)は甘さだらけ
私はもっと図太くならなくちゃ
無難なんかでいたくないから ほら 目を剥いて

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気持ちいいほどの愛

目と目合ったら逸らしてね 夢で逢ったら忘れてね
それでも寂しくなったら 道端で抱きしめて

そのときの想いはそのときでしか伝わらないから
愛おしく大切にしましょう

堪え切れないなら どうぞお越しになって
私の愛なら 慰めることしかできないけど
それでもいいなら どうぞお越しになって
何もかもを忘れて 帰るのよ

道で逢っても知らぬふり 声はかけない約束ね
それでもどうしょうもなくて

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DANCE MADLY

TO AN AIMING THING 灼熱の焔の中で
地獄の業火に焼かれ生き抜いてみせる
ーDANCE MADLYー
ON THE WANING FEELING 心が愚図っても夢中
世界一の美女に成り上がれ‼︎

雑音で響かせる この声は半ばだけど
似て非なる者 その言葉 忘れずに
手術台に寝そべり ライトを浴びてやる

いつしか御礼参りに行かなきゃだね
そして 私は闇に落ちていく AH-

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