そうは簡単にいかない
まだまだ打ち解けられない
私の心 常に冬 震えても 閉ざしたまま
だけど 触れられたくない
パーソナルスペースが広いんだろう?
なんて御託ごたくを並べたら
誰かを好きにならなくて済む?

肩に積もる雪をはらっても
歩きにくい道をうまくすり抜け
あんなふうに傷つけられたこと
忘れない... 忘れられない...

だから あの日から 私の心は
鍵を掛けたまま 誰も愛さない
錆びれたって言われたって
かまわない もう気にしない
こんな生き方しかできなくなってる
そんな傾向が私を包み込む
孤独が優しいと感じる


鉄は熱いうちに打てば
なんとかなると思うけど
それでも胸にできた傷 治しても 重ねただけ
だから 剥がれてしまって
また壁を作ってしまう そんな日々
冬になると響いてくる
いちど逃げだすと癖に変わる

冷えきってる空気に凍てつく
アウティングの結末 考えていた?
あの日のよう 真冬の氷点下
思い出す... 繰り返される...

だから 自己保身 あたりまえのように
鍵を掛けたまま その鍵を捨てて
ずっと 二度と ぜったい もう
開かない そうした心
好きも嫌いも それは自由なんだけど
想像すらも出来なかったんだろうか?
今さら無意味に考える


ビルから飛び立っても 川へと駆けだしても
紐がぶら下がっても
終わらない なぜか終わらない なぜか...


だから あの日から 私の心は
鍵を掛けたまま 誰も愛さない
錆びれたって言われたって
進めない 進みたくない
こんな生き方しかできなくなってる
そんな傾向が私を包み込む
無関係が生きる術すべだと学んできた
心はないに等しくなり
呼吸を打算式にしてる 嗚呼

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