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大人の片付けと引越し

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引越しを機会に、片付けとインテリアの整え方をまとめました、
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記事一覧

大人の教科書〜お正月の設え〜

大人の教科書〜お正月の設え〜

玄関

年末年始は、自宅の風景が変わります。
まずは、玄関扉のクリスマスリースを和のアレンジに変えました。
ここから新年を迎えるスイッチが入ります。
一旦スイッチが入ると、あとは自分のペースで少しずつ準備を進めていきます。

大掃除

大掃除はしません。
常に美しい空間を維持することに重きを置く部屋造りを考えた結果が、今のスタイルです。

例えば、家具は空間の30%を目安に配置しています。

床だ

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私がバッグに入れて持ち歩いているものを5点ご紹介します。①天然アロマ(クロモジ)②幸運モチーフ(三日月)③パワーストーン(タイガーアイ)④財布⑤気持ちの上がるもの(パイソン柄)②番は香りのカード。アロマオイルを染み込ませて名刺入れに忍ばせておきます。香りは言葉よりも饒舌な時も。

岐阜県飛騨地方のクロモジを水蒸気蒸留法で抽出した天然精油を購入しました。HIDAのショールームで香りを比較して選んだアロマオイルです。クロモジに含まれる成分の1つリナロールが癒し効果だけではなく、心をフラットに整えてくれるそうです。私は爽やかで少し甘さのある香りに惹かれています。

数字で覚えるインテリア〜カーテン編①〜

数字で覚えるインテリア〜カーテン編①〜

カーテンを考える

大型家具と同じようにカーテンも購入の機会が比較的少ないアイテムだと思います。

洋服選びでは自分らしさを発揮できる人が、カーテン選びはプロのコーディネーターに任せるケースが少なくありません。
インテリアをセンス良くまとめるのは難しいとの思い込みから、第三者にすべてを委ねてしまうのはもったいないと思います。

住む人の想いが散りばめられた住空間は、多少の失敗があったとしても、満足

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インテリアデザイナーの引越し顛末記PartⅢ-3

インテリアデザイナーの引越し顛末記PartⅢ-3

前回、引越しから1年3ヶ月後の水廻りについてご紹介しました。

ドラム式洗濯機

前回の記事の中で12年間頑張って働き続けているドラム式洗濯機について触れました。
その記事から一週間後、電源ボタンを押した瞬間ブレーカーが落ち、その後洗濯機は動かなくなりました。
メーカーに状況を説明し、修理見積りを依頼したところ、¥48,000の見積りが届きました。
ドラム式洗濯機の寿命は約10年、2度の修理を経て

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インテリアデザイナーの引越し顛末記PartⅢ-2

インテリアデザイナーの引越し顛末記PartⅢ-2

引越しから1年2ヶ月が経ち、もうすぐ3ヶ月目に入ります。
前回に引き続き、その後の変化について今回は梅雨の季節に入り、お手入れが煩雑な水廻りについてご紹介します。
皆様のご参考になればと思います。

玄関の絵画

つい最近、玄関の絵画をマチスの「愛の精神」から杉本博司の「海景」に掛け替えました。

杉本博司の「海景」シリーズは、香川県直島にある宿泊施設ベネッセハウスのメインダイニングから見えるコン

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インテリアデザイナーの引越し顛末記PartⅢ-1

インテリアデザイナーの引越し顛末記PartⅢ-1

引越しから1年2カ月が経ちました。その後の変化などをご紹介します。皆さまのご参考になればと思います。

玄関

玄関は美しく維持することを一番大切にしています。
家具の位置など、基本的なレイアウトは変えていません。
絵画のみ季節やイベントに合わせて掛け替えています。
最新はマチス展に感化され、20年前に買い求めたマチスのシルクスクリーン「愛の精神」を選びました。それ以外は全く変わりません。

玄関

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クリスマスの街②と大晦日

クリスマスの街②と大晦日

東京で過ごす12月の夜は、楽しさに満ち溢れています。
イルミネーションを眺めるだけでなく、なぜ美しいと感じるのかを自分なりに観察し、配色バランスを分析しながら見て歩くと新しい発見があります。

色には様々な表情があり、見る人の心の在り方によって感じ方は異なるのではないかと思います。
幻想的に美しいブルーには強く惹かれますが、やはりゴールドに近いイエローを目の当たりにすると自然に口角が上がります。黄

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インテリアデザイナーの引越し顛末記PartⅡ-10

インテリアデザイナーの引越し顛末記PartⅡ-10

引越し顛末記パート2も10回目になりました。

先々週は引越し疲れを癒す旅を夫と2人で堪能しました。

先週は、中途半端に引越し荷物を放置していた寝室のクローゼットを片付けました。
片付けに要した時間は1時間足らずでした。

見て見ぬふりを続けたクローゼット内部でしたが、ようやく段ボールが減り、風通しが良くなりました。

リフレッシュできたことで、気力がチャージされたと思います。

集中力を維持し

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インテリアデザイナーの引越し顛末記PartⅡ-9

インテリアデザイナーの引越し顛末記PartⅡ-9

6月に入り、ようやく生活のリズムが整い始めました。
これからは、少しずつ使い勝手を考えながら微調整をしていく予定です。

前回の玄関、トイレに続き今回は水まわりの要である浴室と洗面所をご紹介します。

浴室のインテリア

浴室の一番の悩みは、掃除の煩雑さだと思います。
油断するとすぐに発生するカビと排水口まわりのぬめりには、誰もが苦慮しているのではないでしょうか?

浴室のメンテナンスについてもY

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インテリアデザイナーの引越し顛末記PartⅡ-8

インテリアデザイナーの引越し顛末記PartⅡ-8

引越しからもうすぐ2か月になります。
検討を始めたのは1月の終わりだったため、5か月弱の時が経ちました。
雨の中、神田川沿いに咲く桜に見送られ東京駅に向かった日から怒涛の日々を経て、今ようやく静かな日常が戻りつつあります。

もちろん、まだまだ完成とは言えません。TVは床に直置きのままですし、今月末粗大ゴミに出す予定の扉の外れたチェストはそのままリビングにあります。

今回は、現時点で片付けが完了

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インテリアコラム④カーテンの役割

インテリアコラム④カーテンの役割

雑誌のインテリア特集で紹介されている文言に「インテリアは3色で考えるときれいにまとまります。」とあります。

今回はこの3色の考え方について、カーテンを例にカラーコーディネートの考え方をご紹介します。

配色バランス

空間を構成する3色は色ではなく、種類で考えます。

1.ベーシックカラー

ベーシックカラーは、部屋を構成する基礎となる色。
全体の70%を目安にします。
主なものに床、壁、天井、

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インテリアコラム③シンプルと殺風景の違い

インテリアコラム③シンプルと殺風景の違い

ミニマリストのインテリア

ミニマリストやシンプリストが雑誌やネットで取り上げられています。
ミニマリストは、ライフスタイルの1つとして認知され、定着してきました。

必要なモノ以外は置かない。
強い意志を感じるすっきりとした空間の写真や映像を見る機会が増えました。
私はミニマリストにはなれませんが、良い面は取り入れていきたいと思い、注目しています。

動画のルームツアーで紹介されているミニマリス

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インテリアコラム②私と家を支えてくれる人

インテリアコラム②私と家を支えてくれる人

慌ただしい日々の中で

長い間、時間に追われる生活が当たり前でした。
朝、慌ただしく支度をして会社に向かう。
向かう先は、オフィスだけとは限りません。
建築中の現場や家具のショールーム、お客さまのご自宅など時間も場所も異なります。

建築現場はオフィスと違ってスタートが早い(大体8時スタート)ため、家を出る時間もうんと早くなります。

朝が弱い私は、出発の2時間前に起こしてもらうことを夫に頼むのが

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