たま

エッセイ。さっぽろぽろ。パティシエ。お菓子。一羽と一人の共生生活。動物を愛する人。31…

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エッセイ。さっぽろぽろ。パティシエ。お菓子。一羽と一人の共生生活。動物を愛する人。31歳。くだらない事から真面目なことまで毎日の気づきを書きやす。

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  • パートナーの話

    パートナーとのエピソード。何気ない会話や行動から考えたこと、思ったこと。彼の生態の話や恋愛観についてのまとめ。

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間違えた選択肢を間違えにしない考え

今日のデートプランは"ゆっくり過ごす" 朝10時。 私と彼は徒歩10分の距離に住んでいる。彼が車で迎えに来てくれ、乗り込むとこから始まる。 札幌にはコーチャンフォーと言う大きな本屋さんがあり 彼の欲しい本を調達してから優雅にカフェタイム。 その後は私が芝生のある公園に行きたい!とリクエスト。 車に積んであったボールを手にサッカーをすることにした。 コーチャンフォーへ行くことも カフェタイムをすることも サッカーをすることも元々決めていたわけではない。 車の中で決めた。

    • 死にかけたパート2

      こちらを読んでからどうぞ。 20歳の時、個人経営のケーキ屋さんで働いていた。 当時はまだまだ労働基準法などと言うものはあってないようなもの。1日16時間は働いていて睡眠時間は5時間ほど。 5時間と聞くとまあまあ寝てますね! けれども忙しい日が続くと3時間睡眠の時もあったので毎日全然疲れがとれない! でもそれ覚悟で入社したのでどうってことない! 若さでどうにか乗り切れており、気合も意気込みも充分だったので早く仕事を覚えたくがむしゃらに働いていた。 暑い日が続いていた。

      • 死にかけたパート1

        パート1ということは続編がありますよ〜。 最後までどうぞ読んで頂きたい。 死にかけた事がある。 まずは序章として、誰しも経験する可能性のあるものをパート1としよう。 高校生の頃だ。多分高校2年生。 陸上部の練習が終わった後は必ず父に連絡をする決まりがあった。 父の仕事終わりと私の帰り時間が同じになる事が多く 車で迎えに来てくれていたからだ。 おかしな話だが連絡せずに1人で帰った日に 『なんで連絡しないんだよ。』と怒られた事がある。 父に迎えに来てもらわなくてもバスで

        • 優しい人のおかげさまで。

          すわれた。 通勤時間が1時間30かかる。 電車の中で座れるか座れないかはその1週間、乗り切れるかどうかを決める重要な役割。 体力勝負の私の仕事にとってこれは死活問題である。 なので私はいつも椅子取りゲームさながらに 電車に乗り込むや否や 空いている席があれば光の速さで座る。 もちろん身体が不自由そうな人がいれば その人が座れるまで見届けてからになるので 動きはゆっくりにするけれど、余程のことがない限りは座りたい欲がある。 だが帰りのJRは大体満席。 観光客が増えてきた

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        • パートナーの話
          3本

        記事

          壮大すぎる名前

          名前って、その人の人生を導くものになると思うんですよ。あ、姓名判断とかの話ではなくて。 顔と名前と中身が、生きているうちに 徐々に徐々に名前に近づいていくと思うんです。 私の名付け親は父方のおじいちゃん。 うちは親戚との付き合いがとても少ない。遠方に住んでいるのもあるが母がそうゆう集まりが苦手なのだ。 おじいちゃんに会ったことあったっけ。。。と言うくらい疎遠だけどいつもお年玉を郵送してくれていたのは覚えている。 おじいちゃんはキリスト教を信仰していた。 いつからかは分

          壮大すぎる名前

          人生リカバリづくし。

          私は今日やらかした。仕事の話。 私の今日の役割は抹茶のフィナンシェを約30キロ×6回仕込むという、いつも通りの予定だった。 むしろ6回なんて少ない。12回の日もある。 今日は人数少ないけどちゃっちゃと終わらせて これなら次の仕込みも時間内に終わらせれるんじゃない?と意気込んでいたところだ。 出勤してからチーフから引き継ぎ事項が珍しくあった。 『今日は卵白足りるか微妙なところだからピッタリきっかり測ってね〜ん。』 はーい!お安いご用ですわ!任せてくださいよ! と心の中で

          人生リカバリづくし。

          子どもを授かるか授からないか人間が選べるとしたら。

          子どもが欲しいと思ったら。 女性ではピルを飲んでいる人も多いであろう。 私もそのひとり。子ども欲しいな!となると ピルを飲むのをやめる。私が飲んでいるピルは避妊効果があるので飲んでいるうちは 授かっちゃった!やったね!みたいな偶然は限りなく低い。 どうだろう。動物の中でそんなふうに 選択をできるのは人間だけなのではないか? 性欲は満たしたいけど子どもはまだちょっと。と、 ある種ワガママと捉えられる生き方をしてるのも人間だけ。 まあ、これは人間以外の動物が 『本能を抑

          子どもを授かるか授からないか人間が選べるとしたら。

          モーニング

          起きてからのルーティンで、私は必ず 文鳥のごまちゃんにおはようをする。 アラームが鳴り私がもぞもぞ布団の中で動くと ピッ!ピッ!と呼び鳴きをするので 2度寝するときは静かに息を潜めまだ寝てますよアピール。 こうすることで呼び鳴きがおさまり眠りにつける。 私は1回目のアラームで起きれることがほぼない。 1年に1回あれば良いほどレア。 嘘。2回はあるかも。 布団から出るとごまちゃんのテンションMAX。 待ち侘びたご飯の時間だからだ。 飼い主は優雅におはよう〜と顔を覗き

          モーニング

          マックを食べる時の心得

          いつもなら、マックは食べない。 だって太りそうだから。 でも昨日は違った。 ごまちゃん(何度も出てくるが文鳥さん)の退院許可がおりて仕事を早上がりし病院へ向かう途中。 予約時間までにお昼ご飯食べたいな〜。 ふらふらと札幌駅を歩いてご飯を目指す。 駅ビルの飲食店はちょっとお高めが多い。 チェーン店はお値段一緒だがよくわからないここでしか見た事ないようなお店は観光客価格。 本当はお蕎麦でも食べたいところだが せめて1000円以内には納めたい。 もうヤケクソだ。 マックに

          マックを食べる時の心得

          勝手な解釈

          毎週日曜日が私と彼のお休みの日。 なので会えるのも週1回。 今月は2人とも忙しく2週間に1回になりつつある。 流石に少ないなぁ。なんて思うけれど 2人ともまあまあな年齢で疲れを残すとリカバリーがこれまた大変。ムリは禁物。 飼っている文鳥さんの入院も重なりしょんぼりモードの私。 大人ってそんな時でも働かなきゃなのよね〜。 と夜勤のシフトをチェックしていた。 彼『来週も夜勤?ご飯食べに行こうかな。』と いやいやでもでもお忙しいですよね? 『無理なさらずに!』とお返事し

          勝手な解釈

          占いって当たるの?

          占い本を読むのが好きで、高校生のころから読んでいる。 思春期で、自分の性格や周りからどう見られているか、 向き不向き、嫌われないために そうゆう他人の目を気にしてしまう高校生だった。 進路にも迷っていて自己分析できるツールとして読み始めたけれど、性格に関しては けっこう当たるんじゃね? と思い他人の運勢も調べて楽しんだりしていた。 占い本には、いつ頃こんな行動をとると良いですよ とか、いつ決意をすると良いとか アドバイスがかかれている。 好きなくせにあまり信じていなか

          占いって当たるの?

          部屋にある生き物の気配。

          北海道、4月も中旬。 最近部屋が寒い。 つい2、3日前まで春になりつつあり ストーブをつけなくても暖かな気温だったのに最近寒いんだよ部屋が。 家に帰って、いつも待っているはずの文鳥さん(ごまちゃん)がお家にいない。 ごまちゃんは体調を崩して鳥専用の病院に入院している。 カルシウム源になるボレー粉。 カキの貝殻を砕いたチップ状のものを与えるのだが それが今まで平気だったのにお腹に溜まってうんちが 詰まって出てこなくなった。 そのせいで食欲も少ない。 2、3日うんちが出

          部屋にある生き物の気配。

          99歳で亡くなったおばあちゃんの形見

          去年、おばあちゃんが亡くなった。 実家を出るまでの18年間 おばあちゃんと住む2世帯住宅だった。 私たち家族がおばあちゃんの建てた家にお邪魔する形で住み始めたらしい。 私は4人兄弟の末っ子で 物心ついたときから母は家事育児に忙しく 構ってもらえないと寂しくて おばあちゃんのお部屋へ遊びに行っていた。 おばあちゃんお手製の小豆入りお手玉で遊んだり おはじきを弾いたり。 時計の読み方を教えてくれ、お金の数え方も教わった。 (余談だが私は今だにアナログ時計を瞬時に読めな

          99歳で亡くなったおばあちゃんの形見

          類は友を呼ぶの典型。

          副業で夜勤を始めて3週間くらいが経った。 週5でお菓子工場 週1で個人経営のパティスリー 週2で夜勤のファミレス 31歳にしてこんなよくわからない勤務形態で働く人間などどこにもいないであろう。 ほんとに私って生粋の体力おバカなんだから。と思っていたが、 出会ってしまった。 ファミレスではウェイトレスをしている。 みなさんお馴染みのハンバーグ屋さん。 初出勤の日お店へ入り、とりあえず受付あたりにいるお姉さんに声をかけた。 私『あ、今日からアルバイトの者です〜』 お

          類は友を呼ぶの典型。

          絵で私たちの世界は救えるか。

          札幌三越でたまーにやってる絵の展示。 わざわざ調べてから行くことはないけれど 通りすがりにたまーに入る絵の展示。 ぬるっと、しずかに入り全体を見ていくと 3人の画家さんの絵が飾ってあるらしい。 絵には詳しくないが好きだなと思えば良きだし 心に刺さるか刺さらないかで見ている。 真ん中に小さな机が置いてあり誰かが何やら描いている。 こうゆうとき人見知りな私。 しれっと横を通り過ぎ絵を眺めている。 『スイマセーン。今きていただいた方に絵をプレゼントしているんデス』 ぬ

          絵で私たちの世界は救えるか。

          毎日同じ服の社長

          私が入社した時は、社長ではなかった。 創業者であり、現在は奧さまが社長をしていらっしゃる。 けれどわかりやすく社長とよぶことにする。 社長はいつも同じ服だ。 白のロンTにジーンズ。 寒い冬はユニクロのベストを羽織る。 日本版スティーブ・ジョブズ。 社長はADHD気質があると言う。 確かに、そうなのかも。天才肌だしな〜。 と見ていても思う。 ASD、ADHD気質の方は 身だしなみにほとんど意識が向かないor趣味に偏りすぎる 時間管理が苦手なため 身だしなみに時間を取れ

          毎日同じ服の社長