マガジンのカバー画像

美しきアスリートたちの人生模様

18
東洋経済オンラインやOCEANS、AlpenGroupMagazine、キングギア などの媒体に寄稿しているスポーツライター、瀬川泰祐が取材活動や、日々の執筆活動の中で感じたアス… もっと読む
運営しているクリエイター

#執筆者

あの男が再びウラで動きだした

あの男が再びウラで動きだした

いよいよ、「AFCアジアカップ 2019」が始まる。17回目の開催となる今回のUAE大会から、本大会の出場枠がこれまでの16か国から24か国に拡大され、精神的にも肉体的にも今まで以上に過酷な大会が、2019年1月5日から開幕する。

おそらく、日本代表に関する情報や対戦相手に関する情報は、多くのメディアで報じられることだろう。また、毎回のように注目が集まる「中東の笛」や「アウェイの洗礼」のようなも

もっとみる
為末大に学ぶ継続のコツ

為末大に学ぶ継続のコツ

自己管理をどうやって行うか。

これは、目標を達成しようとする多くの人が持つ最大の課題の一つだろう。僕自身も、自己管理が出来ず、目標を途中で投げ出してしまったことが何度もある。小さな話で言えば、早めに仕上げようと思っていた原稿が、ギリギリになってしまうことなんて、日常茶飯事だ。しかも、そんな日常的に起きている小さな失敗の場合、その過程のどこに問題があったのかなんて、検証すらしない。大抵は、自分自身

もっとみる
言語化するチカラがもたらすもの

言語化するチカラがもたらすもの

先日、電車に乗っていたら、刺激的なフレーズが飛び込んできた。

「この9年間、後悔の質を上げてきた」

このフレーズは、プロ入り9年目で初優勝を遂げた西武ライオンズの菊池雄星投手がスポーツ紙に寄せた手記に書かれていた言葉だそうだ。

菊池は、鳴り物入りでプロ入りするも、コーチとの確執で世間からのイメージは明らかに悪くなった。今シーズンもそうだが、これまで、調子の浮き沈みに苦労したシーズンも多かった

もっとみる