- 運営しているクリエイター
記事一覧
大野総長お疲れ様でした
昨日(3月29日)、第22代東北大学総長、大野英男先生の総長退任式が片平の本部棟前で執り行われました。朝は暴風に加えて雨模様でしたが、午後4時からの退任式前までに雨は上がり、報道機関含め、学内外から多数の皆さんが参集して、賑やかなセレモニーとなりました。(画像はすべて、史料館の加藤先生よりご提供いただきました)
旧理学部化学棟として登録有形文化財でもある本部棟の玄関で、大野先生のご退任挨拶。20
『小説みたいに楽しく読める 脳科学講義』刊行!
7月27日に近著が刊行されました! 『小説みたいに楽しく読める 脳科学講義』という羊土社さんの『小説みたいに楽しく読める』シリーズの4冊目となります。『実験医学』などの生命科学系の雑誌で有名な羊土社さんですが、なんとこのシリーズは縦書き!です。
話は2022年に遡ります。3月16−18日、第99回日本生理学会が東北大学の川内キャンパスで開催されました。なんと、3月16日の夜23時36分に、福島県
東北大学フォーラム2023 in 東京開催
7月15日(金)15:00より大手町サンケイプラザにて「東北大学フォーラム2023 in 東京」が盛大に開催されました。今回は関東交流会が中心となり、オンサイトでの参加者として300名ほど、オンラインでは700名ほどが参加されたようです。
冒頭では大野総長より、東北大学の歴史に基づく「イマココ」についてのご講演。毎回使われる3つの理念の現代的な解釈についてのスライドです。必ず言われるのが、「研究
医学会総会にて「医師の働き方改革」からダイバーシティを考えた
先週の土曜日は、第31回医学会総会のセッションにお声がけいただき、サクッと日帰り出張でした。自分の発表会場のJPタワーってどこ?と思ったら、あのKITTEだったのですね。有楽町の国際フォーラムと行ったり来たりで良いウォーキングになりました。春日会頭を筆頭に多数の方々が学術集会から市民向け企画までありとあらゆる方面でご尽力された大イベント。もともと4年おきであったため、ちょうどコロナ明けで対面・ハイ
もっとみる角野隼斗コンサート"Reimagine"@サントリーホール
昨年は東京エレクトロンホール宮城(いわゆる宮城県民開館)と有楽町国際フォーラムに出向きましたが、今年も角野隼人さんのコンサートシリーズの1つを聴きに行きました。名目としては、施設に入居している母を連れ出すお楽しみのため。本当はシリーズ最初が仙台で、なんとしても行きたかったのですが、あいにく日程が合わず、今回は東京のサントリーホールのみ。(サムネイル画像は下記サイトより拝借しました)
今回のシリー
3Dアバター用にスキャンしてもらった
東北大学大学院生命科学研究科の筒井健一郎先生がプロジェクトマネージャー(PM)を務められるムーンショット型研究目標9「多様なこころを脳と身体性機能に基づいてつなぐ〈自在ホンヤク機〉の開発」が立ち上がりました。本プロジェクトでは2050年を見据えたコミュニケーションツールの開発を目指しており、不肖ながら、倫理的法的社会的課題(ELSI)関係のミッションにより参画しています。
過日、ワシントン大学の
ワシントン大学のDEIプロジェクト
東北大学が連携しているワシントン大学は、種々の面でダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DEI)が進んでいます。同大学DEIのもっとも中心はマイノリティ支援であり、そのオフィスとしてOffice of Minority Affairs and Diversity (OMA&D)があります。それとは別途に、米国国立科学財団(NSF)の資金を得て推進しているADVANCE Center for
もっとみる「ザ・ニューヨーカー」DXで稼ぐ 特集「出版不況をぶっ飛ばせ」 土方奈美
“万年赤字”の老舗名門誌はなぜデジタルシフトに成功したか。/文・土方奈美(翻訳家)
サリンジャーが自作の掲載を熱望した雑誌
「アメリカにもし信用できるものがあるとすれば、それは『ニューヨーカー』のような雑誌だと私は思ってきた。こんなに活字を大切にする雑誌はほかにない」
作家の常盤新平は『「ニューヨーカー」物語 ロスとショーンと愉快な仲間たち』(ブレンダン・ギル著)の訳者あとがきにこう書いた。そ