記事一覧
子どもたちと「がんばるって、なにをすること?」を考えてみた
今回のテーマは「がんばるって、なにをすること?」です。
がんばるってなに?
みんなで考えてみました。
先ずは最近、何にがんばった?と聞いてみました。
ゲーム、テスト、運動、きょうだいのせわ、この辺りで発話が打ち止めになったことに驚きました。お手伝い、学校に行く、掃除とか、もっと出てくるかと思いました。今日のテーマは抽象度が高かったかもです。
ウネウネと、みんなで話した中でみえてきた「がんばっ
子どもたちと「こわいってなに?」を考えてみた。
先日、残暑が厳しい中、小学1年生から中学1年生までの幅広い年代で考えてみました。
お題は「こわいってなに?」です。
みなさんは怖いものありますか?
子どもたちの怖いもの。
お母さん、兄、お化け、0点のテストをお母さんにみせるとき。夜にトイレに行く。そして月曜日の朝!
月曜の朝にはみんな共感しているようでした。
途中、みんなが経験した心霊体験的ことにもなり、楽しかったです。
結構、不思議な体験
子どもたちと「死ぬってどういうことなのか?」を考えてみた
小学校低学年から中学生までの子たちと「死」について考えてみました。
死のイメージは「終わり」「悲しい」「生きるの反対」「思うように動けなくなるこた」「魂と身体が離れる」様々でした。死んだらどうなるのか?
子どもたちの「死」に関する経験は様々だったのですが、「死はなくてはならないもの」「不死になりたくない」という考えがほとんどでした。
それはなぜなのか?聞いてみました。
「友達が誰もいなくなる
戸谷 洋志SNSの哲学: リアルとオンラインのあいだ
戸谷 洋志
SNSの哲学: リアルとオンラインのあいだ (シリーズ「あいだで考える」)
「哲学とはあくまでも「考えたい」という思いに導かれたものであるべきだと考えます。」
考えることの自由さの楽しさを訴えかけてもらった気がします。
興味深かったのはハッシュタグ的連帯に関する考察です。
ハッシュタグ的連帯
・あくまで「私」(個人)として私
な言葉のままで 「みんな」 と連なる。
・主語は「私」
奈倉 有里ことばの白地図を歩く: 翻訳と魔法のあいだ (シリーズ「あいだで考える」)
奈倉 有里
ことばの白地図を歩く: 翻訳と魔法のあいだ (シリーズ「あいだで考える」)
本を読んでわくわくする魔法を思いせ!
こちらのシリーズは秀逸だと思います。シリーズ「あいだで考える」とは不確かな時代を共に生きていくために必要な「自ら考える力」、「他者と対話する力」、「遠い世界を想像する力」を養う多様な視点を提供する、
10代以上すべての人のための人文書のシリーズとのこと。
ことばの白地
朴 沙羅ヘルシンキ 生活の練習
著者はコロナ禍のヘルシンキでお子さん2人で暮らし始めます。面白いデス。娘さんのポイントポイントでの発言が笑いつつも的を得ているなあと。著者にとってヘルシンキは過ごしやすい。過ごしやすい、生きやすい。それは国家と個人の間に社会があって、国家と制度は、あなたの個別の幸福を支えるために存在しているから、お互いに放っておいてくれるから。とはいえ、フィンランドを絶賛しつつ、丁寧な暮らしを崇拝する内容ではあり
もっとみる朴 沙羅 家(チベ)の歴史を書く
著者の朴沙羅さんは現在ヘルシンキ大学に赴任されているとのこと。済州島出身の親族のファミリーヒストリーの本です。
学術的な概説もありつつ著者の家の歴史が面白い。こちらに登場される方々が語りによって顕になる。面白いのですがその背景には済州島四・三事件があります。
著者は聞き取ることで「空白」を埋めていきます。自分たちにとってはそれこそが過去であるが、他の人にとっては空白である世界。誰かにとっての「空