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本のきろく

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記事一覧

『遅読家のための読書術』

『遅読家のための読書術』

flierで『遅読家のための読書術』を読みました。

要約の要約

ネットメディアの登場に伴い、私たちは「いい加減な読み方」を身につけた。
それなのに本は「丁寧にすべて読む」姿勢が抜けきらない。
読書の価値は、その本の中で重要な1%に巡り合うこと。
その重要な1%を集めていくほうが、かえって自分の中に確固たる知識として定着する。

重要な箇所を見つけるには、具体例を飛ばす、初めから自分の中でキーワ

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『スマホ脳』

『スマホ脳』

flierで『スマホ脳』を読みました。

要約の要約

人間は、出現してから99.9%の時間は狩猟採集をしていた。
脳の様々な仕組みは原始時代と同じまま、アップデートされていない。
「いいね!がつかない」のような「命にかかわるほどではないが、長時間継続するストレス」に対応することができず、心の不調につながる。
また、脳の「新しく不確かな情報を追い求める性質」により、我々はスマホを「使わせられている

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『ケーキの切れない非行少年たち』

『ケーキの切れない非行少年たち』

Flierで『ケーキの切れない非行少年たち』を読みました。

要約の要約

非行少年は認知機能にハンディキャップを抱える場合も多く、認知機能を上げるトレーニングをすることで、初めて「反省」など従来の少年院のプログラムが意味をなす。
クラスの下から5人は、かつての知的障害の基準に該当する。現在の基準では知的障害には当てはまらないため、生きづらさは変わらないのに、必要な支援がない。
非行少年を1人減ら

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『望郷太郎』を読んだ

『望郷太郎』を読んだ

会社の代表に「望郷太郎」という漫画を勧められました。
曰く、

『望郷太郎』、名作ですので是非どうぞ。(『サピエンス全史』を読んで面白いと思った人は間違いなくハマりますよ!)
狩猟採集~農耕への流れ、富、宗教、文化、集落・都市・国家の興り、リーダー論、法律論、貨幣経済・利息とは、貿易、人の欲の本質、幸福論・・・
すべてが盛り込まれている異色で稀有な作品です。
まだ連載中なんですが、エンディングがも

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『エフォートレス思考』

『エフォートレス思考』

flierで『エフォートレス思考』を読みました。
flierは、1冊10分で読める、本要約サービスです。

要約の要約

最小の努力で最大の成果を出そう。
そのためには、
①「楽をするのは悪いこと」という思い込みを捨てよう。むしろ、努力の量はある点を超えると結果に比例しなくなり、パフォーマンスの低下を招く。
②ゴール、最低限必要なステップを明確化して「エフォートレスな行動」を取ろう。
③一生モノの

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「インプット大全」読書レポート

「インプット大全」読書レポート

こんにちは。コロナウイルスの蔓延により不安な状況が続きますが、みなさまいかがお過ごしですか?

私は先日、家にいる時間をより有意義にするため「学び効率が最大化するインプット大全」という本を読みました。

80もの有益な情報が紹介されていて、とてもおススメです。
中でも個人的に最も刺さった内容を3点にまとめてレポート&私の具体的な実践方法をご紹介します。

最後に読書するときのインプットテンプレート

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外国語習得のメカニズムと効率的な方法②【第二言語習得研究】

外国語習得のメカニズムと効率的な方法②【第二言語習得研究】

1月の読書レポートです。

1月は「言語学習の方法」特に「第二言語習得研究」をテーマにいくつか本を読んだので、理解したことを自分なりにまとめて共有したいと思います。

いま外国語を頑張っている人や少しでも興味がある人のお役に立てればうれしいです。(もし専門家の方から何かツッコミがありましたらそれもまたうれしいです)
外国語を使って不自由なく円滑にコミュニケーションを取れるようになりたい人向けです。

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外国語習得のメカニズムと効率的な方法①【第二言語習得研究】

外国語習得のメカニズムと効率的な方法①【第二言語習得研究】

1月の読書レポートです。

1月は「言語学習の方法」特に「第二言語習得研究」をテーマにいくつか本を読んだので、理解したことを自分なりにまとめて共有したいと思います。

いま外国語を頑張っている人や少しでも興味がある人のお役に立てればうれしいです。(もし専門家の方から何かツッコミがありましたらそれもまたうれしいです)
外国語を使って不自由なく円滑にコミュニケーションを取れるようになりたい人向けです。

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