セヌヒマ

クリエイティブディレクター 双極性障害二型

セヌヒマ

クリエイティブディレクター 双極性障害二型

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観念奔逸なので

とりあえず自分は双極性障害、躁状態なのでいろんな事があふれ出てくる。 フェイスブックに実名投稿なんて余計な心配をかけるからやめた。 なのでここに書き留めていく。 上手く付き合っていけばクリエイティビティを存分に発揮して一門の人物になれるかもしれない。 そんな期待も込めて書き綴る。

    • 降りるタイミング

      すごく久しぶりの更新だ。 前回は1年ちょっと前、入院中だった。 それからのちの最近の事を書こうと思う。 1ヶ月の入院後は休職して傷病手当を今までもらいながら過ごしてた。元の会社に戻る選択肢もあったけど転職活動を続けて来月から新たな職場に行く。 クローズ就労。ほぼ1年間、転職活動と家事と写真なんかに費やした。あとは離婚して自分が今住んでるとこから出ていく。実家に引き揚げる選択肢もあったけど、もう1回、社会復帰してダメだったら降りようと思った。 今日久しぶりに学生時代の友達に会

      • 閉鎖病棟入院4日目

        今日は昨日よりも元気、やる気、欲求が増えてきた。 誰かとコミュニケーションとりたい。 運動したい。 勉強したい。 タバコ吸いたい。 お酒飲みたいは無かった。 なので入院推定期間2ヶ月って言われてるのに4日目にして窮屈極まりない。 楽しみと言えば食事と看護師さんにカワイイ娘がいる事。 仲良くなってみたい。リストカットして入院してるわりに俗物的健康だと思った。 抑うつ状態、集中困難、起死念慮持続の診断なんだけど字面で見た印象と主観での印象が違いすぎる。 とりあえず明日か

        • 閉鎖病棟に入院しました。

          閉鎖病棟入院3日目。 なかなか寝付けないのでこれまでの顛末を改めて振り返る。 先週平日は出社したくなくて出勤途中の駅で降り、お酒を買って漫画喫茶に向かう。飲むか寝るか。夜になったら居酒屋に行って飲む。嫌な事を考えたくないから飲む、寝るんだけど、どんどんドス黒い塊みたいのが大きくなっていた。自覚してとんでもないものを抱え込んでいるなと思った。 で、会社へ行ったフリをして毎度帰宅。 起死念慮の事なんて嫁に相談できなかった。 休日は家族で買い物行ったり普段通り。 娘が来年、小学

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        観念奔逸なので

          アメージング・グレース

          相変わらず色んな物事に感化される。 漫画『孤高の人』のクライマックス、アメージング・グレースが鳴り出してK2頂上へ到達する文太郎。暇つぶしにブックオフで立ち読みしていたのを思わず買った。愛蔵版だと思った。 有名な歌だけど惹かれたのが和訳。 今まで読んできた訳とも違うこれは無意識に涙腺と言うか自分の1番もろい所に響いて来た。 かつて道に迷っていた私は、 いま救い上げられた。 信じる事を始めたその時になんと尊くも、 神の恵みは現れたのだ。 私をここまで導き給うたのは神の恩恵。

          アメージング・グレース

          通院からの美容室の間で考察した生き方について

          今日は通院の日だった。 家、マンションの購入にはローンを組む。 それには審査がある。項目には例えば5年以内に下記の疾患で〜って言うのがある。 精神疾患はもちろんある。 そこで6年後を目標に減薬、通院を減らし投薬通院治療の無い期間を5年間作る。 なら初めの審査項目には引っかからない。 それを計画的に行えるか聞いてみた。 減薬し通院治療をやめるのは難しいとの事。 今の自分の状態では安定してないからと。 投薬通院治療はしてるが日常生活に支障をきたさず仕事をしていると言う事情を話

          通院からの美容室の間で考察した生き方について

          あの人を想い出す。

          手持ちの薬が無くなって月曜日は頭痛と動悸、離脱症状?だったので会社休む。 今日は午前中まで仕事したけど風邪発熱のていにして早退。 さっきまで漫画喫茶で寝た。 喫煙室だったから外に出ると身体中が煙草臭い。 よくたまに気が向いた時に仮病を使って休む。小学生の頃からだ。 自分がやらねば、家族の生活が、仕事の遂行が、と背負い込んでいない。 たまに気付かないうちに背負い込んで使命感?に囚われてオーバーヒートしてると思う。 自戒を込めて、まぁそんなくらいで良いから。 頑なに張る事

          あの人を想い出す。

          孤独が分からない

          物心ついた頃から今、三十半ばまで一貫して変わらない事がある。自分は独りで生きていけると思っている。むしろ誰かが側にいてくれないと生きていけないと思った事が無い。寂しい、孤独だ、と感じた事が無い。感動して泣いたり、誰かが亡くなって泣いたり、助けてもらって感謝したり、そういう感情はあるんだけど。行ってみないと分からないけど無人島で独り暮らせると思う。 人として欠落してるのか。 鬱の時も躁の今もそれは変わらない。だから自分以外の他者すべての『孤独で寂しい』を理解できてないんだと

          孤独が分からない

          張り詰めた生き方に疑問が湧いた

          自分一人だけのライングループが3つある。 ①考察等、閃いた事、気になった記事コピペなど ②やりたい事、やる事、欲しい物など ③仕事のタスク たまに読み返す。済んだ事は削除。 ラモトリギン増量したとは言え観念奔逸はまだ引き続いてるから色々あふれてくる。 相変わらず机の上も付箋だらけだ。 ちょっと前まではイケイケだったのにこのところ消化器系がお酒のせい?で疲弊してるから体調も良くない。体調も良くないとメンタルも良くない。 身体の疲労を頭でも分かってるからある意味まともだ。ち

          張り詰めた生き方に疑問が湧いた

          作り手と買い手、理屈と感覚、常識と非常識、のお話。

          買い手に作り手の苦労なんて分かって欲しくないの、見られたくない、こんなに苦労してこんな良いものできしましたよ、なんてかっこ悪くない? バリューがあるかどうかジャッジする中に作り手の生み出す苦しみなんて項目は要らない、 物だけで判断でしょ、 自分はそう思う。 自分は作り手でもあるから買い手になったときにはしげしげと細かいディテールだったり工夫とか何処を拘ってるのかをシニカルな言い方をすれば『盗用』する側として見るけど、 大事にしたいのは初見の3秒くらいで欲しいと思わせる物

          作り手と買い手、理屈と感覚、常識と非常識、のお話。

          日本人が『洋』の服を創る事

          服の仕事に携わって10年以上経つ。 最初はギャル系ブランドでグラフィックデザイナー、次はOEM.ODM メーカーでグラフィック兼ファッションデザイン、んでだんだん営業も出て生産管理もやった。んで今度はブランドに。また今も別のブランドに。アイテムの中で一番簡単なカットソー専門職だ。なので今のトコでは全部見れますよの体でクリエイティブディレクターの肩書き。 マス向けの服をやってきたから所謂コレクションブランドの事はよく分からない。でもパリコレとか東コレとかトレンドについてはそれ

          日本人が『洋』の服を創る事

          人知れず表現し続ける者たち

          NHKの『人知れず表現し続ける者たち』を観た。 最初の人で驚いた。 はくのがわさん、16から双極。 ノリノリで独りブツブツ言いながら絵を描いてる。 佇まいも常軌じゃない。細密画も常軌じゃない。 観てて胃痛と身体がゾクゾクした。 恐くなった。畏怖だ。 あまりにも突き抜けている。 双極の成功例?と言えば良いのか分からないけど、 有利特性を活かして生存してる。 この人は自分とは比較のしようがなかった。 自分が届くような所ではないと思った。 けど、まぁやればなんでもできると常日頃に

          人知れず表現し続ける者たち

          双極性障害の持つ有利特性

          精神科医ナシア・ガミーの著作『一流の狂気』によるとリアリズム、レジリエンス、エンパシー、クリエイティビティと言う4つのプラスの能力が双極性障害にはあるらしい。 リンカーン、ケネディ、マーティンルーサーキング、ヒトラー等々その時代のリーダーを実例としてあげてる。共通するのは平時ではなく危機的状況(有事)の時に彼らは活躍したそうだ。 とは言えオレまだリーダーの位置に登れてないし、危機的状況でも無い。 でもまぁ今の仕事は未開拓の地を耕す事から始めてるようなものだから安定してな

          双極性障害の持つ有利特性

          操転して1年経過

          久々のノート。 ラモトリギン75g→100gになった。 操転して1年くらい経つ。 増量したのは 『壁を殴った、コップを割った、服を引き裂いた、カッターでドアを何度も切り付けた。』 なんにも躊躇いなく赴くままに行動してた。 後日、妻娘を連れて受診、泣きながら妻が話す。 妻の苦労をやっと?少し?自覚?反省?できた?のかできてないのか、よく分からないけど、重く重く溜め込んでいた物を思いっきり吐き出すようにくしゃくしゃに泣いていた。と認識したから自分も堪えたと思う。あくまで後日談

          操転して1年経過

          ファッションから降りた人

          自分はファッション業界にいて10年以上経つ。 高校の同級生だった素敵なあの人は15年以上、販売を続けていた。 転職すると言っていた。 服は好きだし今までやってきた事は財産だと言っていた。 『服は好きだし今までやってきた事は財産だ』なんて自分は言えない事だった。 メーカーにいてブランドにいて自分が培ってきた事。 それは表づらは体裁よく良く身だしなみは虚勢を張って身だしなみだけじゃなく思いっきり見栄を張りながら心の内では人を疑って胡麻をすったり算盤を弾いたりドロドロと

          ファッションから降りた人

          家族の事、自分の考え、自分の生き方などなど

          別にさ妻と娘を養ってるからと言って、あんまり責任を感じてない。 自分が日常生活を人並みに続けられなくなったとしても家の両親とか妻の両親がそれなりにやってくれるだろうと勝手に思ってる。 双極性障害なんかだと生命保険入るの高いはず、ちゃんと調べてないけど。 妻には世間一般のいわゆる普通の家庭以上に心配とか不安とか負担をかけてる。 申し訳ないとは思う。 でも謝ってもどうしようもない。 妻によると、昔の自分は優しかったけど今はあまりに物事をはっきり言い過ぎるらしい。それが

          家族の事、自分の考え、自分の生き方などなど