platy

中学校の英語教師だったり、地元サッカーチームを応援するサポーターだったり。発信すること…

platy

中学校の英語教師だったり、地元サッカーチームを応援するサポーターだったり。発信することで何か見えてくる…はず?と思ってnote始めました。

記事一覧

インプットするの怖い

いろんな実践を学びたいという気持ちと、怖さがある。 なぜなら、すごい実践をしてる人の話を聞くと、刺激をもらえるが、何もできていない自分との落差に茫然とするから。…

platy
20時間前
9

エネルギーのかたまり

こどもって、大人よりすこし体温が高い。 子どもたちの薄着が眩しい今日この頃です。 半袖で軽やかにグランドに駆け出していくすがた。 反して、わたしは寒くてジャケッ…

platy
1日前
10

あのあとどうなった?

心配ごとの相談を受けて自分なりにアドバイスする。 その後 「あのあと、どうなったかな?」と思うが、報告は特にない。 こちらから「あれ、どうだった?」と 尋ねる。 …

platy
2日前
12

ご機嫌のたねまき

「常に機嫌良くいること。」 連休中に読んだ、素敵な校長先生の本に書いてあった。 なるほどな!先輩達も言ってたわ。 実践しよう。 そう思って今朝、玄関を出た、 は…

platy
3日前
9

Procrastination

連休には、先延ばしにして気になっていたことをいろいろ済ませることができた。 例えば、そのひとつが、駐車場の解約である。 前の職場の近くで借りていた月極駐車場を、…

platy
4日前
11

ひとり◯◯

今日は、ふと思いついて、ひとりで餃子を食べに行った。 友人と「ひとりでなにかをすることに、抵抗があるやなしや」という話をすることがある。 ひとりで外食すること。…

platy
5日前
14

鯱と書く

六年生が毛筆をやっていた。 「鯱」と書いた半紙を意気揚々と持って歩く子が見えた。 ずいぶん画数の多い字を書くんだな しかも常用漢字じゃなさそう と思い、筆を洗っ…

platy
6日前
9

にがてな体操

朝、テレビを見る人はチャンネルを決めている方が多いのではないだろうか。 わたしは、ZIP!を見ることが多い。 この番組では、7時前、全国放送から、短時間、地方局放送…

platy
7日前
16

月とスッポンの実験

お気に入りの「月とスッポン」バッジをつけて出勤してみた。 結果、一日過ごしてみたが、誰も「月とスッポン」バッジに気づいた人はいなかった。 結論 誰も君のことなん…

platy
8日前
14

教科横断的生徒指導

「せんせい、AくんがBくんを叩いていたよ」と3年生の女の子が告げにきた。 「あたまを叩いていた」というので、 どれどれ、と現場に向かい、 「脳細胞が壊れるからやめ…

platy
9日前
16

古くて、新しい

「どう?元気?」とか聞かれると、つい、「いやー、大変です」とか答えがちだし、逆に、ほかの人に「どう?」と尋ねると、相手からも「大変だよ」とか「ヘトヘト」とか返っ…

platy
10日前
14

行事だよ!

今日、登校した2年生の女の子が「校長先生、行事だよ!」とやおら話しかけてきた。 「ん?」 「もうすぐ、行事があるの!」と話し始めた。 なんの行事?ときくと、 ど…

platy
11日前
11

脳が驚くショッピング

お友達にCostcoに連れて行ってもらった。 メンバーになっている友達のカートの後ろにちょこちょこついて、「へえ」「わあ」というわたし。 色とりどりのケーキやお惣菜に…

platy
12日前
12

「まんがで知るデジタルの学び」で、また、泣く

今回もまた、涙なしには読めなかった。 前田康裕先生の新刊。 子どもだけでなく、先生自身も主体的な学びをとおして成長していくという内容。 研修に否定的な人は、研修…

platy
13日前
12

ザイオンス効果

ザイオンス効果 単純接触効果ともいう。 これ、確かに、と思う。 インスタグラムでいつも出てくる広告や、友だちが繰り返し投稿している人物や事柄 いつのまにか好感を…

platy
2週間前
10

泥だらけ

ある中学校の修学旅行で、「長崎の干潟でガタリンピックをやる」という話を聞いた。 干潟で、泥だらけになって、もう校長と先生と生徒とか、そういうの関係なくわいわい競…

platy
2週間前
10
インプットするの怖い

インプットするの怖い

いろんな実践を学びたいという気持ちと、怖さがある。

なぜなら、すごい実践をしてる人の話を聞くと、刺激をもらえるが、何もできていない自分との落差に茫然とするから。

差がありすぎて、「ではまずとりあえずこれをやろう」とすら思えず、とりあえず寝る、みたいになる。

小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道。

と言ったのは、かのイチローである。

これを聞いて「よし、コツコ

もっとみる
エネルギーのかたまり

エネルギーのかたまり

こどもって、大人よりすこし体温が高い。

子どもたちの薄着が眩しい今日この頃です。

半袖で軽やかにグランドに駆け出していくすがた。

反して、わたしは寒くてジャケットが手放せず。

同じ人間とは思えぬ…。
エネルギーのかたまりたち。

エネルギーのかたまりは、いつから、重たいものを纏って温度を下げていくのだろう。

最近、「剥けるグミ」をよく見かけるようになった。

(食べたことはない)

グミ

もっとみる
あのあとどうなった?

あのあとどうなった?

心配ごとの相談を受けて自分なりにアドバイスする。

その後
「あのあと、どうなったかな?」と思うが、報告は特にない。

こちらから「あれ、どうだった?」と
尋ねる。

「ああ、そのことなら…」と説明されることは、だいたい、「心配は杞憂であった」というオチである。

まあ、うまくいってよかったね、なのだけど、ひとこと教えてくれてもいいのになぁ、と思ったりもする。

そもそも初めからわたしのアドバイス

もっとみる
ご機嫌のたねまき

ご機嫌のたねまき

「常に機嫌良くいること。」

連休中に読んだ、素敵な校長先生の本に書いてあった。

なるほどな!先輩達も言ってたわ。
実践しよう。

そう思って今朝、玄関を出た、

はずだった。

だけど、いちにちを終えた今、わたしは、お世辞にも機嫌がいいとはいえない。

はーあ、いろいろあるなあ。

でも、よく考えてみれば、そもそもわたしが、名物校長の心意気を一朝一夕に身につけようと思うことに無理があろう。

もっとみる
Procrastination

Procrastination

連休には、先延ばしにして気になっていたことをいろいろ済ませることができた。

例えば、そのひとつが、駐車場の解約である。

前の職場の近くで借りていた月極駐車場を、「解約しなきゃ、しなきゃ」と思いつつ、手続きの仕方を調べるところまで行きつかず、なんと5ヶ月支払い続けていた(正確に言うと3ヶ月支払い続けており、これから2ヶ月分も支払うことになる)。

さすが、professional procras

もっとみる
ひとり◯◯

ひとり◯◯

今日は、ふと思いついて、ひとりで餃子を食べに行った。

友人と「ひとりでなにかをすることに、抵抗があるやなしや」という話をすることがある。

ひとりで外食すること。

ひとり飲み。

ひとりでカラオケにいくこと。

ひとりで旅に出ること。

外食に対する考えかたはいろいろパターンがあり、

「ひとりで食事するくらいなら、家(や、ホテル)に帰る」という厳格派、

「ラーメンくらいならいいが、レストラ

もっとみる
鯱と書く

鯱と書く

六年生が毛筆をやっていた。

「鯱」と書いた半紙を意気揚々と持って歩く子が見えた。

ずいぶん画数の多い字を書くんだな
しかも常用漢字じゃなさそう

と思い、筆を洗っている別の子に
「今日は、“鯱”って書くの?」と
尋ねたところ、

「自分の好きな字を書くんです」と
教えてくれた。

わたしなら、自由に選んでいいと言われたら、無難な、書きやすそうな字を選びそうなものだが、

難しかろうと、画数が多

もっとみる
にがてな体操

にがてな体操

朝、テレビを見る人はチャンネルを決めている方が多いのではないだろうか。

わたしは、ZIP!を見ることが多い。

この番組では、7時前、全国放送から、短時間、地方局放送に切り替わる時間帯がある。

昨年、うちの地方の時間帯に毎日流れるようになったのが「ばっちリズム体操」である。幼稚園児がこの歌に合わせて体操する微笑ましいコーナーである。

この体操自体はかなり前からあるが、放送時間帯が変わって、朝

もっとみる
月とスッポンの実験

月とスッポンの実験

お気に入りの「月とスッポン」バッジをつけて出勤してみた。

結果、一日過ごしてみたが、誰も「月とスッポン」バッジに気づいた人はいなかった。

結論
誰も君のことなんて気にしてない。
気楽に行け。

教科横断的生徒指導

教科横断的生徒指導

「せんせい、AくんがBくんを叩いていたよ」と3年生の女の子が告げにきた。

「あたまを叩いていた」というので、

どれどれ、と現場に向かい、
「脳細胞が壊れるからやめようね」と言うと、

3年生男子Aくんはこう言った。
「さいぼうって、なに?」

「えっ?えーと…みんなはさいぼうからできている。だからたいせつ。」

「さいぼうってなに??」Aくんは納得しない。

「うーん、とにかく、叩かないの!」

もっとみる
古くて、新しい

古くて、新しい

「どう?元気?」とか聞かれると、つい、「いやー、大変です」とか答えがちだし、逆に、ほかの人に「どう?」と尋ねると、相手からも「大変だよ」とか「ヘトヘト」とか返ってくる。

それに慣れっこになっていたわたし。

このあいだ、なにげなく、しばらく会っていなかった若い人に「最近どう?」と聞いたら、

「元気モリモリー!」という答えが返ってきた。

えっ新鮮…と驚きを覚えた。

「元気モリモリ」ってもはや

もっとみる
行事だよ!

行事だよ!

今日、登校した2年生の女の子が「校長先生、行事だよ!」とやおら話しかけてきた。

「ん?」

「もうすぐ、行事があるの!」と話し始めた。

なんの行事?ときくと、

どうも、説明によると、来週、2年生が、1年生の歓迎会をするらしい。

それを「行事」と呼んでいるようだ。

これは、言語学で習った過剰般化だな、と思った。

(「特定のルールを過剰に一般化させる現象」を「過剰般化」という。
たとえば、

もっとみる
脳が驚くショッピング

脳が驚くショッピング

お友達にCostcoに連れて行ってもらった。

メンバーになっている友達のカートの後ろにちょこちょこついて、「へえ」「わあ」というわたし。

色とりどりのケーキやお惣菜にウキウキするのはもちろんのこと、普段見慣れている商品のビッグサイズ版が置かれているとテンションが上がりやすい。

例えば、これは面白かった。

大きなラー油

お茶のペットボトルより大きいくらいの、巨大なラー油。
ラー油といえば、

もっとみる
「まんがで知るデジタルの学び」で、また、泣く

「まんがで知るデジタルの学び」で、また、泣く

今回もまた、涙なしには読めなかった。

前田康裕先生の新刊。

子どもだけでなく、先生自身も主体的な学びをとおして成長していくという内容。

研修に否定的な人は、研修そのものが嫌なのではなく、役に立たない研修が嫌なのだと思う。

学校には、日々、なにかしらの問題が起こっている。子どもが育っていく上では、摩擦や葛藤は不可避だし、そこで学んでいくものだ。

新しい実践も、やってみて、課題があれば、修正

もっとみる
ザイオンス効果

ザイオンス効果

ザイオンス効果
単純接触効果ともいう。

これ、確かに、と思う。

インスタグラムでいつも出てくる広告や、友だちが繰り返し投稿している人物や事柄

いつのまにか好感を抱いてしまうことがたびたびある

でも、自分に全然引っかからないもの(たとえば興味がない広告)は

いくら単純接触のアプローチを受けても
完全スルーか、ブロックすらすることもある

少し引っかかるものに繰り返し出会うと

それがいつし

もっとみる
泥だらけ

泥だらけ

ある中学校の修学旅行で、「長崎の干潟でガタリンピックをやる」という話を聞いた。

干潟で、泥だらけになって、もう校長と先生と生徒とか、そういうの関係なくわいわい競技をやるらしい。

校長に泥を投げつけたり、生徒に泥でやり返したり、なんだか楽しそうと思った。

お互いの立場や垣根を越えるのに、泥って最高の触媒になりそう。