マガジンのカバー画像

ほん、いろいろ

11
運営しているクリエイター

記事一覧

『白居易』を(ちょこっとずつ)

今日からちょこっとずつ『白居易』を読んでみようと思う(飽きなければ)。

今日は「早梳頭」を。
(つとに かしらを くしけずる)

専門家じゃないので詳しく読解できないけれど、どうやら当時の中国の殿方は(も?)髪が少なくなることで老いを感じていた模様。

早朝に頭を梳ると、手に髪が...洗うごとに薄くなっていく。みたいなことが書いてあるわ。

といっても老い行く自分を嘆いての詩というよりは、「未だ

もっとみる

平川訳『デカメロン』を

新型コロナの影響から、なんとなく『ペスト』を読んでみたいと頭をよぎり、「ほしい本」のリストに入れつつ買わないまま、今、ボッカッチョの『デカメロン』を読み始めた。

これもペストが流行しだした頃に、逃れるためフィレンツェ郊外に引きこもった男女の話という点で、私の頭の中ではつながりがあるものなのよ。

『デカメロン』

さあ、誰の訳本がよみやすい?
探してみたら即決!
平川祐弘さんの訳本があるではない

もっとみる

私にとっての「文学作品」とは

子どもの頃からあまり「文学作品」を読んでこなかったよな、、、とちょっと残念に思いながら、今になって少しずつ読んではいるものの、たくさん読むには至っていない。

なにせ、読みたいと思う作品はとにかく長い💦

読むのがそれほど速くないもので、若いころは速読法の本とか、本の読み方の本とか、そんなのばっかり読んでいた時期もあったわ。
後から気づいたんだけど、そんなのを読んでいる間に文学作品を読んでおけば

もっとみる

読書メーター

最近「読書メーター」を利用しだした。

あっちこっちに利用サイトがあって、ちょっとややこしいんだけど、それぞれに利点があるので仕方ない。できれば一本化したようなサービスサイトがあると助かるんだけど、そんな都合の良いツールは、おそらく自分で作らない限りムリだし、そんなパワーもない(断言)。

読書メーターには、「読んでいる本」「積んでいる本」「読みたい本」を登録しているんだけど、ふつうは「読んでいる

もっとみる
カメル・ダーウドさんのインタビュー記事

カメル・ダーウドさんのインタビュー記事

『ふらんす』という雑誌の1月号、[インタビュー]の記事は、カメル・ダーウドさん。「文学の力、アルジェリアの今」

といいながら、カメルさんのことは全く知らず、このインタビュー記事で初めて知った。

アルジェリア人のカメルさんは、子どもの頃から本が大好きだったけど、生まれた村には本がほとんどなかったそうで、初めてパリの書店に入った時、その本がずらりと並んでいるのに圧倒されたようで、嬉しいとは逆に気分

もっとみる

和訳の『レ・ミゼラブル』も・・・

少し前から『レ・ミゼラブル』の原文を読んでいるんだけど、こんな調子で読み進めて、生きている間に読み終えることができるのかしら…。『戦争と平和』など、他にも死ぬまでに読んでおきたい本がいっぱいあるのに。

ということで、昨日から和訳の『レ・ミゼラブル』も読みだした。
ずっと読もうと思いつつ、長いからと敬遠していたんだけど、つい出来心で買ってしまった。

昨日今日と結構読んだつもりだったんだけど、なん

もっとみる

土曜の午後のキルケゴール

昨日、読み続けるかどうするか迷っていたキルケゴールの『死に至る病』、結局今日も読んでいた。

読んだはいいんだけど、今日ってすごくいいお天気!
絶好の行楽日和!

にもかかわらず仕事しに行ったわけだけど(しかも整骨院でのリハビリもスキップしたから体がカチコチ)、キルケゴールってこんな日のしかも日中に読むもんじゃないね。なんというか気分が出ないわ。

それでもなんとかヘッドホンをして、少しでも外から

もっとみる
読み続けるのか閉じるのか、それが問題だわ

読み続けるのか閉じるのか、それが問題だわ

ここ数日の通勤電車の中で読んでいる本がこれ 『死に至る病』

この本を買ったのはもう何年も前で、読み始めて20ページほどで本を閉じ、以来ずっと積んでありました💦

最近になって、なんとなく読めそうな気がして読んでいるのですが、初めて読み始めた時と違い、なんとなくページが進んでいます。

が、今日注文していた本が2冊届き、気持ちが揺れています^^;
『日本霊異記』と『密教と呪術が動かした日本史』

もっとみる
Mayanに感謝

Mayanに感謝

”History of Chocolate"

これを読むと、The next time you eat chocolate, remember that really you should thank the ancient Mayans と書いてあったわ。

ほんとね~(しみじみ)。
カカオ豆は神様の食べものと崇め、世界に広めて下さった古代マヤ族の皆様に感謝だわ🍫

ヴェルレーヌの詩

Paul Verlaineの "Chanson d'Automne"

これは上田敏ほか、色々な方が訳されているようですね。
何人かの訳を見比べてみましたが、上田敏さんの詩がおそらく一番有名なのでしょうか。すべて五音なんですね。

Et je m'en vais
Au vent mauvais
Qui m'emporte
Deçà, delà,
Pareil à la,
Feuille m

もっとみる
『動物農場』の登場アニマルは・・・

『動物農場』の登場アニマルは・・・

最近の通勤電車で読んでいるのはこれ、『動物農場』

何年も前に買って積んであったものなんだけど、これおもしろい。
おもしろいのはいいんだけど、登場人物がほとんど動物で、それもいいんだけど、その動物それぞれに名前がついているんだけどこれが全くイメージできない名前ばかり。

たとえば、豚のナポレオンやスノーボール、ボクサーとかクローバーという馬、モーゼスというカラス、ロバのベンジャミン・・・

という

もっとみる