夏子

心を動かすコミュニケーションをしよう。 編集、インタビュアー、広報、人事/CoachE…

夏子

心を動かすコミュニケーションをしよう。 編集、インタビュアー、広報、人事/CoachEd卒業生/YeLLサポーター 2男児の母。 東京出身→名古屋在住 カフェで振り返る時間が至福。

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  • 学びの記録

    キャリアの中で学んでいったことをまとめる自分なりの記録です。

  • きりとってみれば

    なんでもない日常を切り取って見てみる。 切り取ってみれば、その瞬間は素晴らしいものかもしれない。

記事一覧

のぞみで100分。名古屋での10年のこと

初めて訪れた名古屋は、どんより曇っていて寒かった。空も道もすべてが灰色。2014年12月のことだ。 夫になる予定の人と、土地勘もなく訪れた新瑞橋という駅。読み方もわか…

夏子
3週間前
10

2023年はトライアスロンみたいだったよ

2023年を仕事の面で振り返るために書いた。少しは誰かの参考になったらいいと思ったけれど、書いてみたら本当に備忘録でしかなくなった…。 振り返りにあたって2023年を迎…

夏子
4か月前
16

noteのつぶやき?

夏子
4か月前
1

1年の大きさを思い知らされる運動会

息子たちの保育園の運動会に参加した。 毎年参加していて、これまでは子どもたちのかわいらしい姿を見るイベントという認識だった。 でも、今年は長男にとって最後の運動会…

夏子
6か月前
4

受け入れることを教えてくれた水色の財布

先日、40歳になった。 今年の誕生日は、偶然にも一粒万倍日と天赦日が重なった大変縁起の良い日で、その日に新しいお財布を使い始めると金運が上がるという。財布好きの私…

夏子
8か月前
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脱衣所の客席から

お風呂上がりの身体を拭きながら、ふと廊下に視線を向ける。 さっきまで一緒にお湯に浸かっていた長男が裸のまま廊下を横切る。少し遅れて、オムツ姿の次男がまだおぼつか…

夏子
10か月前
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CoachEdと私

2020年9月〜12月まで、リーダーのためのコーチング習得プログラム「CoachEd(コーチェット)」を受講していた。 コーチングを受けながら学び、人を生かしチームを育てるリ…

夏子
3年前
26
のぞみで100分。名古屋での10年のこと

のぞみで100分。名古屋での10年のこと

初めて訪れた名古屋は、どんより曇っていて寒かった。空も道もすべてが灰色。2014年12月のことだ。
夫になる予定の人と、土地勘もなく訪れた新瑞橋という駅。読み方もわからないし、地下鉄2路線の接続駅なのに、何もない。人生の大半を東京で過ごした私には衝撃的で、これからの生活を憂いた。

2015年6月、いよいよ名古屋での生活が始まった。
夫の職場に近いという理由だけで決めた家の周囲には電車の駅もなく、

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2023年はトライアスロンみたいだったよ

2023年はトライアスロンみたいだったよ

2023年を仕事の面で振り返るために書いた。少しは誰かの参考になったらいいと思ったけれど、書いてみたら本当に備忘録でしかなくなった…。

振り返りにあたって2023年を迎える頃、私に任された仕事の範囲は採用、広報、カルチャー浸透だった。Web制作の現場で数年間マネージャーをするなかで、「もっと人に関わる仕事がしたい」と考えていたこともあり、全社的な仕事に就けたことは嬉しいことだった。

が、当然や

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noteのつぶやき?

1年の大きさを思い知らされる運動会

1年の大きさを思い知らされる運動会

息子たちの保育園の運動会に参加した。
毎年参加していて、これまでは子どもたちのかわいらしい姿を見るイベントという認識だった。
でも、今年は長男にとって最後の運動会であり、見る私のほうにも力が入った。

長男は家ではもっぱらYouTubeを見るか、ゲームをするか。私に似て身体を動かすことがあまり好きそうには見えず、運動会には苦手意識があるのではないかと勝手に思っていた。
しかし、運動会の数日前から「

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受け入れることを教えてくれた水色の財布

受け入れることを教えてくれた水色の財布

先日、40歳になった。

今年の誕生日は、偶然にも一粒万倍日と天赦日が重なった大変縁起の良い日で、その日に新しいお財布を使い始めると金運が上がるという。財布好きの私は、ちょうど使っていた財布に使いづらさを感じていたこともあり、誕生日から新しい財布を使い始めようと意気込んだ。

めぼしい財布を見つけ、某通販サイトで注文をした。早く届きすぎると早く使いたくなってしまうかもしれないと懸念し、誕生日の前日

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脱衣所の客席から

脱衣所の客席から

お風呂上がりの身体を拭きながら、ふと廊下に視線を向ける。
さっきまで一緒にお湯に浸かっていた長男が裸のまま廊下を横切る。少し遅れて、オムツ姿の次男がまだおぼつかない足取りで長男を追う。キャッキャと楽しそうな兄弟の声。

脱衣所のドア枠からのその眺めは、まるで小さな舞台の一幕を見ているようで、頬が緩んだ。私は観客で、舞台の上とは違う世界にいる。

ふと、ようやくこの状況を客観視できるようになったのだ

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CoachEdと私

CoachEdと私

2020年9月〜12月まで、リーダーのためのコーチング習得プログラム「CoachEd(コーチェット)」を受講していた。
コーチングを受けながら学び、人を生かしチームを育てるリーダーになる。そんなCoachEdが私にとって何だったのか、記憶の新しいうちに書いておきたいと思う。

CoachEdは居場所だった一言で表すなら、そう言いたいなと思った。

コーチングで一番重要なのは、クライアント(コーチン

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