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御国を来らせたまえ(礼拝説教要約)

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記事一覧

創世記1章24〜31節 御国を来らせたまえ①「あなたから広がる神の国」 2022.6.19 守谷キリスト教会礼拝説教

今回から、
「神の国」についてメッセージを取り次いでいきます。

「神の国」は、
聖書全体を貫くテーマです。

イエス様は、

「悔い改めなさい。神の国が近づいたから。(マルコ1:15)」

と宣言して公生涯を始められました。

そしてご自分の活動を通して
神の国がもう来ていること(マタイ12:27)、

私たちのただ中に神の国が来ていること(ルカ17:20-21)

を宣言されました。

この神

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創世記1章31節〜2章3節 御国を来らせたまえ②「もういくつ寝ると、安息日。」 2022.6.26 守谷キリスト教会礼拝説教

今回と次回の2回は、
安息日についての説教を取り継ぎます。

日本社会にあっては、
週に何日かが休みであることが定着しています。

これは日本に元々あった習慣ではなく、
明治の初期に
キリスト教とセットで輸入された文化です。

そのルーツは創世記の箇所にまで遡ることができます。

1章では第六日まで神の創造のわざが続きました。

続く2章からの第七日の特徴は2つあります。

一つは、創造のわざが完

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申命記5章12〜15節 御国を来らせたまえ③「休み方改革」 2022.7.3 守谷キリスト教会礼拝説教

安息日は、
恵みの手段として
私たちのために設けられた日です。

恵みの手段とは、
神がすでに注いでくださっている恵みの数々を
受け取るために
私たちが用意する器のことです。

恵みの手段として、
例えば
礼拝出席や
聖書を読むこと
などがあげられますが、
安息日を守ることも、
とても大切な恵みの手段です。

安息日は、
「私たちがどこから救われたのか」を
私たちが思い起こすための日です。

申命

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創世記3章1〜13節 御国を来らせたまえ④「他者と共に生きる成熟さ」 2022.7.10 守谷キリスト教会礼拝説教

神の国としてのエデンでは、
大きく3つのものが
人に与えられていました。

①生きる使命としての仕事(エデンの園を耕し守る)、

②神との関係を保つルール(中央の木の実は食べてはならない)、

そして
③他者との交わり(エバが与えられた)です(創世記2:15-18)。

しかし罪が入ってきたことによって、
これらの3つは破壊されました。

この神の国を、
この地にあって再び回復させるために神が働か

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マタイの福音書13章24〜30節 御国を来らせたまえ⑤「恵みに根を張っていますか?」 2022.7.17 守谷キリスト教会礼拝説教

今日の箇所は、

私たちを動揺させる悪について、
神がどのようにご覧になっているかを示す譬えです。

敵が来て毒麦を蒔いたため、
畑には麦と毒麦とが混在しています。

イエス様によれば、畑は世界のことです(38)。

この畑が、
「すでに」麦が蒔かれ、
「やがて」くる収穫を待っているように、

私たちの世界も
「すでに」十字架の救いが完成し、
「やがて」神の国が完成することを待つ、
「すでに」と「

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マルコの福音書5章21〜23,35〜43節 御国を来らせたまえ⑥「祈りが聞かれる日」 2022.7.24 守谷キリスト教会礼拝説教

イエス様のもとには
たくさんの人々が押し寄せてきました。

それはイエス様を通して現される
神の国が魅力的で、
人々の心が渇いていたからです。

心の渇きから、祈りという行為は始まります。

祈りは、
ヤイロが問題や痛みのある場所へ
イエス様と共に歩いたことに似ています。

イエス様は今日も、
私たちの祈っている物事を共にご覧になり、
手を置いてくださる方です。

しかし
私たちの思う通りに前に進

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