すまんすまーん。

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すまんすまーん。

『自分の考え』や『エッセイ』や『創作』を投稿してます。マガジンでよく読まれたモノ分けてます。 *ここまで読んでたらありがとうございます*

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【付き合ったら冷める体質】

僕は恋愛体質では無い、と思う。 人を好きになった事は滅多に無いし、人より恋愛経験が少ない。ドキドキを味わう事がない。確かに味わった事はあるけど、ずっとその状態が続いたことがない。 「この人の事好きだな」って、僕は思っていたはずなのに。いざ付き合ってみた時。その瞬間、なぜか気持ちがスッと落ち着いてしまって。冷静になり。なんだか好きなのかどうかすら怪しくなる。 嫌いになったわけではないけど。安心する感覚が手に入る。でも安心しすぎて、気持ちも安定するから。「好きの熱」が冷めて

    • 【純愛】ってなんなん

      ルーティンのように、朝、目が覚めたら真っ先に携帯に触れている。スクリーンには、僕が眠っている間に届いた通知が何件か表示されていて。その中の一つには「自分勝手でごめんなさい。もう別れてほしい。」とのLINEが、夜中の3時ぐらいに来ていた。 不思議なもんだが、夜中になったら人間って色々考えを巡らせがちになると、僕は思う。考えなくても良いことが次々と浮かんでは、深くまで想像してみたりして。でも、そういうのって朝目覚めてみたら、簡単に忘れられてしまえて、深く想像していた気持ちなんて

      • コピー&ペーストしたみたいな日常。

        どこからかコピーしてきたものを。ただ、そのまま貼り付けしてきたかのような。 「あぁコレ確か、昨日も、一昨日にも見たはず。」そうやって思わされるくらい、似通った景色を今日も同じように眺めている。 そんなことをボンヤリと思ってたら。長らく続けてきているこの日常の描写に対して、不自然さだとか、疑心感だとかの感情が、以前よりも全く上手く抱けなくなっていて、むしろ下手になっていそうだとも感じた。 とはいえ繰り返しているのに、下手になっているってなんなのだ。今よりももっと以前には、

        • 好きな人の性格が悪い。

          生きていたら、誰でも似たり寄ったりな恋愛活動を行う。何処かの誰かと似ているような、ごくごく普通の恋愛する事について、憧れを抱くようになるのが通常だ。 ありふれた恋愛を踏まえた上で、それを自分に当てはめて、今後の自分の人生の彩りにしようとするけど。誰でも恋愛をしたからと言って、全てが自分にとって都合が良い影響になるという訳ではない。そう思えば、ありふれた「普通」という理想のレールに乗れることはある種、人として完璧な立場にでもなるのだろう。 そんな風に恋愛の理想って普通の恋愛

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        【付き合ったら冷める体質】

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        • # エッセイ
          12本

        記事

          近況報告は"幸"も"不幸"も含めて。

          ガヤガヤしている大衆居酒屋で、年末の長期休暇の間に集まった、昔からの友人達と各々の近況報告をしていた。 長期休暇に入ると、いつもこうして近況報告をしている。 毎度のことの、この近況報告に何の意味があるのかと問われると、特に意味はないだろう。しかし、この集まりについては前々から、少しでも楽しみにしていた自分が確かにいて。皆もそう思っているのかもしれない。この楽しみが、常日頃生活を頑張れている一部のような気がしているくらい。 普段の忙しない日常を過ごしているより、こうした、

          近況報告は"幸"も"不幸"も含めて。

          他人の気持ちに盲目になることなんて当たり前だろう?

          「あの人が考えることは分からない。」それを不満のように言ってしまうが、あの人の気持ちさえ分かってしまえたらこのような不満も漏らさなくなるのだろうか? 分からない事に対して人は、悩むようになるのだろうけど。でも、そもそも、よく考えれば他人の気持ちなんて"分からない"ことがデフォルトであって、当たり前なのだ。でも、なぜあの人の考えることが特別分からないと思うのか。それまでも他の人の気持ちが完全に分かっていた訳ではないだろう、あの人の考えていることだけが分からない訳ではないのだろ

          他人の気持ちに盲目になることなんて当たり前だろう?

          大切なものに汚されて。

          大切だと思えるモノについては、傷がつかないように丁寧に保管しておきたくなる。それと同様に、人生のピークだと思える程に感じた幸せな気持ちについても、その状態で保管するようにして。永遠に自身の中で抱き続けられるようにしていたくなる。 しかし、そうした思いとは裏腹にも現世には同じ状態のまま残るモノなんてモノはなく。どんなものでも風化していく。小手先の技術だとか努力だけで、到底綺麗なままを維持出来ることなんて無い。 それは経年劣化していく様々なモノを見て感じて思う。それでも努力す

          大切なものに汚されて。

          人形のように静かに生きていたい。

          誰かには貶す言葉より、褒め言葉を伝えようと思っている。 ただ、そうは思っていても。いざ自分が褒め言葉を受ける側に回るとなると抵抗感がある。人に嬉しくないことを言われると嫌な気分になるが、人に嬉しい言葉をかけられたからといって、別に嬉しい気分にはにならない。 これを、世間で謙虚だと言うのだろうけど。僕自身、誰かを褒めたとして、否定されてしまう機会も多いことから。大半の人も謙虚であると思ってる。その点、じゃあ謙虚な人に対して変な気を使わせたり、使ったりしてしまうくらいなら。初

          人形のように静かに生きていたい。

          恋愛の負の側面をよく気にする。

          浮気された人がいて、それを可哀想だと思う感情を他人が抱けたとしても。浮気された当人が別に可哀想のような感情を自分に対しては抱かないだろう。当事者が抱いているだろう感情というのは、怒りか、悲しみか、憎しみのような負の感情を表す様な感情であって、可哀想だと感じられているのは被害のない外野側の人間だけなのだろう。 当事者と見物者とでは、抱いている感情のあり方にズレが生じているのだと思う。 *** 「どこからが浮気だと思う?」この質問をしている相手の感情のあり方を言葉にするなら

          恋愛の負の側面をよく気にする。

          好意の見返りが手に入らないと見切りをつけてしまう人々。

          少し前に好きではない人から告白をされた。正直に言って、全然好みではなかったからお断りしたけど。その時は嬉しかったという気持ちよりも、申し訳ないなという罪悪感の気持ちの方が強かった。 けど、そんな告白をしてきた彼も数ヶ月後には新しい彼女を作っていて。それを知った自分がなぜだか傷つくように感じていた。好きではなかったはずだったけど、きっと「あの時の気持ちって、そんな程度に儚いものだったのか。」と感じてしまったからだろう。8月も終わり、9月に入って。彼は結局、自分の許容範囲内の相

          好意の見返りが手に入らないと見切りをつけてしまう人々。

          「本当の好きにはもう出会えないだろうな。」って。

          甘酸っぱい。初々しい。トキメキみたいな、甘い言葉が当てはまりそうな体験に対して。少々疎くなってきているのは、大人に近づいたからだろうか。 なんだか自分が冷めた奴の方にへと、少しずつ近づいてきてしまっているように思えてきている。しかし、自分が冷めたやつになろうとも、生きていくことに損失を感じているほどではない。ただ、以前まで自然と持ち合わせていた"気持ちの熱量"について、本当に思い出せなくなるようになってきていた。 人を好きになって、言葉にはできない喜びを感じられることは、

          「本当の好きにはもう出会えないだろうな。」って。

          便利と、不便が憂鬱にさせた。

          インターネットは生活を豊かにしてくれる便利な代物だ。スマートホンなんて端末が世に浸透してからというもの、確実に世の中には便利さが増したのだと思う。 人と会うための"予定"を組むとする行為ですらも、最も簡単に、片手間でも出来てしまえる程に。「お盆はどうするの?」と、催促でもしてくるような、そんな親からの連絡一本で、その後のお盆の予定が埋まってしまう現状。過去の人類って、どれほどまでに複雑にしてヤリクリしてきていたのだろうか。と、しみじみ感心してしまうぐらい。 しかし、端末な

          便利と、不便が憂鬱にさせた。

          大抵告白なんて、上手くいかなければ全員気にしてる。

          通過してしまった地点の出来事に変化を起こそうとしても、変化が起きることはない。その地点にへと、タイムスリップなんかでも出来ればいいけど、そんなものはこの世に存在しない。 言わなくて良かったのに発してしまった言葉は、言わなくて良かった言葉として、そのまま残り続けていくもので。 言った言葉を後から取り消そうとしても、その前には、やっぱり言ってしまった事実がずっと残っている。それを跡形もなく消そうとしたって、跡形も消えることはないのだ。刻むようにリアルへ残してしまった産物に、人

          大抵告白なんて、上手くいかなければ全員気にしてる。

          持久走みたいな恋をしていた。

          持久走みたいに続けていた人間関係を今日、一つ終わらせた。最終的に辿り着くゴールというものは、常に綺麗な場所に留まる訳ではないのだろう。 ...彼女と付き合ってからは3年目くらいに突入しただろうか、たしか1年ぐらい前から同棲を始めていたはずで、今に至っていて。最近の彼女との関係といえば、相変わらずだが、喧嘩をするわけでもなく、そうは言っても会話をする量は昔に比べ少なくなってきたかのようには思う。 そんな日々が続いていた最中での今日、仕事の合間に彼女から送られて来た「大事な話

          持久走みたいな恋をしていた。

          幼少期にクッキリと感じていた事。

          幼い頃、時折自分が空白だったことに気付くような、そんな気持ちが込み上がってきていたのを覚えている。ソレについて正確に例えるのなら、なんだか全てのことについて、虚しくも感じてしまう気持ちのようなモノだった。そうした対処のしきれない気持ちに溢れかえると、今度は自分という単なる生命自体が、どうにも情けなく、ショウモナイ生き物なだけのように思えてきてはしかたがなかった。 しかし、それが大人になるにつれて、幼い頃ほどには感じられず、鈍化してきたかのように思えてきている。 幼い頃の私

          幼少期にクッキリと感じていた事。

          いつも通りの日。

          「今度結婚するんだ。」そうやって言っていたのは美玲という女だった。 美玲とは昔からの友人関係で、数年前から美玲には彼氏がいることを僕は知っていたが。僕自身、こちらから近状を伺う様子を示さなかったので。彼女からのそのような唐突な報告を受けては、少し戸惑っていた。 ただ、結婚すると言っている相手に対して、第三者である僕は祝福をするのが当たり前だろうと考えて。何より結婚というワードは幸せの象徴を示すようなものだから。たとえ結婚に否定的な人であっても、それは各個人が自身の生き方に

          いつも通りの日。