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カウンセリングの時限爆弾(生きてるだけで素晴らしい・体調の客観視) ストラテラ服用日記367日目

先日のオープン・ダイアローグで自分の客観視について新しい気付きがあったので、書き留めておこうと思う。

もともとは以前、発達障害で牧師の妻さん @bokushinotsum にカウンセリングをしてもらったのが発端だ。

2~3回のカウンセリングで大体のトラウマは外科手術的に取り除いてもらったのだが、あと2つ大きめの問題が残っていたが何となく自分でどうにかなるかと思い、それ以上のカウンセリングは受けなかった。

カウンセリングを受けたのは1年前ぐらい。
↓カウンセリングを受けた時の状況がまとまってます。


牧師の妻さんもそれ以上勧めてこなかった。
代わりに自分がカウンセリングすると皆さん数回で終わってしまうので新しいクライアントを見つけるのが大変、とおっしゃっていた笑。

これは私の感触だが、たぶん彼女は一種のサヴァン症候群だ。トラウマ外しのサヴァン。理論を越えて正解にたどり着くことができる。

ずっと問題というかトラウマが残っていて、ただそれ自体は大きな問題にはならなかったので、そのうち何とかなるかなぁとそのまま日々の生活を送っていた。

2つの問題のうち先に気が付いたのは「生きてるだけで素晴らしいということ」。
これはただ生命維持しているという意味ではなくて、生きてるだけで辛いことがどんどん襲ってくるのにそれに負けずに生きていることが素晴らしい、ということに気が付いた。

毎日生き延びて家に帰ってくるだけで100点だ。生きているだけで素晴らしい。こんなに素晴らしいことはない。

牧師の妻さんは1年前のカウンセリングで、生きてるだけで尊いということは受け入れられますか?という問いを投げかけていた。

私は、スッと入ってきませんと答え、結局その回のカウンセリングではその意識がつかめないまま終わっていた。

それがずっと自分の中にくすぶってていた。

ある日ふと気が付いた。こんなに頑張って定型の3倍努力してやっと生き延びてるって、本当はすごいことじゃない?雇用されてても自分で事業をやっててもニートでも自宅警備員でも、こんな大変な人生送ってそれでも生きてるって、本当にすごい!ということ。

牧師の妻さん曰く、時限爆弾と呼ばれるらしい。
打ち込まれた楔がある日突然爆発する。

これは大きな発見であり、自己肯定感を上げるための大きな基礎となった。と同時に、この感覚がないと自己肯定感は育まれないと悟った。
そりゃあ、いくらメンタルトレーニングしても自己肯定感が上がらないわけだ。

その次の時限爆弾の爆発が、オープン・ダイアローグの振り返り中に以前牧師の妻さんと交わしたDMのやり取りの中にあった。

以下、牧師の妻さんからの言葉
受け身型ASDということは評価基準がご自分の外側にあるので、客観視の面では人よりできると思いますが、自分の体調や状態を把握するのは客観よりむしろ主観ですので、苦手なんだと思います。

これも1年以上前のやり取りで、ふと気になってどんなやり取りをしていたか確かめたくて遡っていた。
この文章、以前はそうなんだ、ぐらいでさらっと読み流してしまっていたが、今改めて読むと、そういうことか!と気が付いた。

言葉にすると難しいが、「あ、体調って主観で表していいんだ!」という感覚だ。

多分、今までは無意識の中で「他人の物差し」で自分の体調を測ろうとしていた。これがいけなかったんだと気が付いた。

気が付いた時は、雷に打たれた感覚だった。

ただこれは、自我の境界線が分かって自意識も目覚めた後だったので分かったことだ。以前のように自我の境界線があいまいなままだと一生気が付けなかったと思われる。

多分、発達障害の方には自分の体調が把握しきれない人も多いかもしれない。

ぜひ、こんなことを意識してみたら、自分の疲れ具合とか体調の悪さを自覚できるようになるかもしれないです。
分からないことなどあればコメントください!

これからも宜しくお願い致します。








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