鶏(Kei)

詩を書いています。簡単な解説とともに詩をアップしていきます。気軽に楽しんでいただけたら…

鶏(Kei)

詩を書いています。簡単な解説とともに詩をアップしていきます。気軽に楽しんでいただけたらと思います。 詩作の練習も兼ねているので、コメントを頂けると飛びます。たとえ鶏でも飛んで喜びます。 Twitter始めました。https://twitter.com/KeiTrpg

マガジン

  • ショートショート『とある物書き』シリーズ

    物書きを書いてみよう、という思いつきから始まったショートショートシリーズです。それぞれに登場する物書きは基本別人です。

最近の記事

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『感謝』

感謝の言葉達が 口をついて出て行く 出るに任せて 相手に浴びせかける あぁ もしかしてこれは 私の心を通っていないのではないか 極めて機械的な部分の反射で 或いは蓄積された慣習というシステムで製造された 感謝というパッケージなのではないか そんな疑念をよそに また感謝らしき言葉達が 口をついて出て行く それが相応しい場の やってくるがままに あぁ 示し損ねた感謝が一つ 私の心へ降りてきた 自らその梱包を解いてみれば 込められていた想いが確かに ふわりと空中に溶けて消えた

    • 『ギザギザハート』

      刃物に憧れていたあの頃は 心まで尖っていて それは誰かを傷つける為でなく 自身を削り整える為だったはず そうして時に血の出るところまで削ったりなどして 痛みに顔を顰めるも懲りることはなく 生傷を暗に見せつけてもみる 金属光沢ほど美しくなく ダマスカスのように不可思議でもない 打ち砕いた黒曜石のように ただ固く尖っただけの心で 存在証明の刻み方を痛みの中に覚えたのだ

      • マイクラ日記10日目

        放置中の鶏の鳴き声がだんだんと心地よくなってくる、マイクラです。 前回の撮り溜め分からですが、すでに記憶が薄い。そして写真も少ない。もっと撮っておけ、と届くはずもない悪態を飲み込んで今日もやっていきましょう。 それでは、プレイスタート。 まずは前回の最後に壁で囲った内側を整えます。 トンネルを掘って行き来できるようにします。 開通したらなかなか中途半端な位置に。 壁に向かって崖になっていた部分をくり抜いて最上部、トンネル、地上を繋ぐ階段を設置しましょう。 高低差が奇跡

        • マイクラ日記9日目

          気づいたら起動して自動施設の前で放置する、マイクラです。 前回村人の治療を初体験して、経済革命が起こったマイクラ日記ワールドですが、引き続き交易周りを発展させていきます。どちらかというと僕の好きな作業に入ります。日記そっちのけで進めてしまって撮り溜めがあったりもします。 それでは本日分、プレイスタート まずは自動施設区画の新造分。 鶏の自動生産/処理施設です。 食糧というよりは交易用ということでマグマではなく水で処理しています。打ち出し用のクロックは常時ではなく、レバ

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        『感謝』

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        • ショートショート『とある物書き』シリーズ
          5本

        記事

          マイクラ日記8日目

          一度始めると作業の一度始めると作業の方から次々やってくる、マイクラです。 前回は自動施設区画を決め、その使い先に悩み始めたところでした。自動施設はロマンだから、。 とは言え、現状の探索状況ではそろそろできることも頭打ち。苦手な冒険に繰り出さなければ、と一念発起の回です。 それでは、プレイスタート。 前回の全ロスト分のダイヤを補充するため、ブランチマイニングもしましたが、途中でぶつかった洞窟に中途半端な装備で深入りして全ロスしかけました。 そういうハラハラに疲れてしまったの

          マイクラ日記8日目

          マイクラ日記7日目

          お久しぶりのマイクラ日記。 前回更新が8月ごろのようですので4ヶ月ほど。 溜まった進捗を報告! というわけではなく単純にマイクラに触れていませんでした。 忙しくなって最初に切り捨てられるのはマイクラ。仕様がないですね。 とはいえやってみるとやっぱり楽しいマイクラ。 やっていきましょうか。 それではプレイスタート。 冒険パートはざっくりカットしますが、 竹、グロウベリー、スイートベリー、雪と 苗木もジャングル、アカシア、マングローブを確保しました。 経験値集めのために色々立

          マイクラ日記7日目

          『なけなしの創作心』

          なけなしの創作心をこねくり回して 私は私を生きた気になる 白い紙粘土を練った思い出を いつまでも大切にしているようだ 乾ききった絵筆を 目の前へ持ち上げて かつては彩だった汚れを眺める こんな筈ではなかったのに もっとこうなる筈だったのに なるほどこれが怨嗟というものか 確かにこの毛先に乗っているものに似ている 白は灰に 白以外は黒に これは濁りや淀みではなく また廃りや腐りでもない ただこの世の全てに運命付けられた変容を 聞こえの良い言葉では経験と成長を 直視できない

          『なけなしの創作心』

          『愛なんて知らない』

          愛なんて知らないと 大人気なくとも子供のフリ 心当たりがあっても 口には出さないでおく 受けてきたものでも 宛ててきたものでも それが愛だと言えるほど 愛なんて知らないと 恥じらいからか恥知らずのフリ 口当たりが良くても 心にもないとしておく

          『愛なんて知らない』

          『青と青以外』

          青に目が慣れて 空が無色に見えていた そこに白く浮かぶ入道雲の形の方に 色彩を見た 無味乾燥などと言いつつも 干涸びカサついているのは 私の心の方であった ただそう自覚しながら私は 水を求めるでもなく 空を仰ぎ見ていた 雨を待つでもなく 雲の流れ行く様をみていた 青に目が慣れて 何もかも青に見えていた 群青の影に沈んで 鮮やかな感動を探していた そんな時に無軌道な入道雲が ゆるりと横切っていったのだ

          『青と青以外』

          マイクラ日記 6日目

          そろそろ更新頻度が緩やかになってきた、マイクラです。無心になって資材を集めるのが何より楽しいので、倉庫の中身以外に進捗が生まれにくい。 つまりプレイはしているけどここに書くようなことは特別意識してやっていかないと起きない、と。 やっていきましょう。 プレイスタート。 ただの倉庫に何回かけるんだと言われそうですが、一先ず今回で完成。内装のお披露目です。 まずは連結チェスト。2階へ収納して、1階から取り出す。まだ全然溜まっていないので、1階だけで事足りていますが。 奥から原

          マイクラ日記 6日目

          『気休め』

          人は死ぬと 魂の分だけ軽くなるという 正しくは魂には質量がある という言説だったと思うが そんなことはどうだっていい 今必要なのは気休めなのだ 人の死を目の前にして 僕は明日も生きねばならないことに絶望した 飯を食わねばならぬ 銭を稼がねばならぬ 身体を清め休めねばならぬ 人を敬わねばならぬ 人に敬われねばならぬ 生きるための全てのことと それを経てすら死んでいくことに絶望した 魂が死によって解放されるなら そこに救いがあるような気がする 否、そういう気になれる 僕は

          『気休め』

          お気に入り再掲#3

          『ドアとか竹蜻蛉とか』 一歩でどこへでもいけたら 僕らはどこにも行かなくなると思うんだ ありがたみってのは苦労からくるもので 結局のところ僕たちは 結果を喜んでいるようで 苦労を喜んでいるんだ 報われない苦労はない 苦労は報われるまで続けるべきだし 徒労に終わらせる訳にはいかない 報われてないってことは それは未だ苦労の中ってことなんだ この両手を広げて空を飛べるなら 僕らはなるだけ飛ばずに済むようにすると思うんだ 爽快感の本質は解放にあって それが飛ぶってことならつま

          お気に入り再掲#3

          『とある物書きの秘密』

           鍵を鍵穴に差し込む感触が好きだ。これは全く感情的なものであると思うが、鍵を開く時よりも鍵を閉じる時の方が好きだ。中の機構の解説をどこかで目にした記憶はあるが、それにはあまり関心を抱かなかったところを見るとそもそもが鍵を閉めるという行動への好感なのかもしれない。とすれば、封筒に糊を貼る時のあの感覚もそれと同種のものなのだろう。  鍵やら封やら、後ろ向きな趣味だと思われるかもしれないが、そうではない。いや一般的にはそうなのかもしれないが、こと私の趣味の中では比較的前向きな方であ

          『とある物書きの秘密』

          マイクラ日記 5日目

          なんだかんだ暇を見つけて起動してしまう。マイクラ日記も5日目です。毎日投稿でもなく、プレイした日毎に書いているわけでもないのに、日数でナンバリングするのはどうなのかと思いかけましたが、細かいことは良いだろうとすぐに捨て去られました。 それではプレイスタート。 前回経験値稼ぎをしていた草原ですが、ふと遠くを見遣ると、 あの丘の上に何か見える。 1.20で追加された桜バイオーム!
あまり歩かないようにしていたので、すぐ近くに新規生成の地形がありました。とはいえ、ピンポイント

          マイクラ日記 5日目

          『神前にて二人』

          時を越えて偉人と偉人が手を繋ぐような そんな奇跡の元に2人は出会った 話の上ぐらい劇的でありたい そう思ってたっていいじゃない 明日には明日の君がいて 寝て起きて会うまでが偶に不安になるの 奇跡は奇跡 夢絵空でしかなくて 起こり得ないから奇跡なんだと誰かも言っていた ぬるま湯を掻く両の手が そのまま幸せって意味なんだ 今日の根っこが奇跡にあるなら 文字通りこれは夢のような日々 息継ぎもできず目も開けられず 飽和からじわり溶け出す射倖心 それ以上を望んだ先に これ以上がな

          『神前にて二人』

          マイクラ日記 4日目

          なんだかんだやり始めると楽しい、マイクラです。何よりこうして日記を書くためにやっていると錯覚すれば、幾分建設的なことをしている気分になれます。詳しくはこの後触れますが、そんなこんなで3日目から4日目の間は結構プレイ時間長めです。 それではプレイスタート まず拠点すぐ横の白樺の林に小麦畑を作りました。 いずれ必要になるので早めに作っておくに越したことはありません。とはいえ位置も形も微妙なので、また手を加えるか、撤去するか、 そして、小麦を育て始めたのならこちらも始めます。

          マイクラ日記 4日目