いしばしコーチ/教育家
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子どもの宿題が出されなくなる『魔法の手紙』の書き方【例文あり】(4min)
宿題についての考え方学校の宿題についての僕の考えはこれまで
・音読という宿題の危険性について
・音読よりも国語力を伸ばす方法
・小学生に宿題をさせても成績が上がらないただ1つの理由
などで発信してきました。全てをとても簡単に要約すると
「単純作業の反復になりやすい学校の宿題は、敏感で吸収力も高い子どもたちの脳にとってベストとは言えない場合が多い。
そんな作業に大切な時間を使うよりも、保護
普通に九九を覚えるだけじゃもったいない。よく張りで効率的な学習方法を紹介します。
おはようございます、いしばしです。
新しいYouTube動画をアップロードしました。テーマは「小学生のかけ算」について。すぐに覚えてしまう子もいれば、悩んでいる子も多いですよね。
そんな子たちの一助になりたいと思い、今回「トライアングルナンバーズ」という学習方法をご紹介します。これは九九を練習しながら「わり算・分数・約分」の準備学習までもできてしまうという優れものです!
お時間ありましたらぜひご視
オンライン授業を成功させる学習環境の作り方。(6min)
新型コロナの影響で、私教育だけでなく公教育機関の多くもオンライン授業をスタートさせていますね。
僕が毎週オンライン授業を行なっている熊本の小学生も、「タブレットで学校の授業をやってるよ!」と教えてくれました。
現在、世間で取り上げられているオンライン授業の問題点は、「Wi-Fi環境の整っていない家庭はどうする?」などのハード面。
ただ僕個人としては、授業を準備する教師や講師の負担の問題、そしてそ
「6歳までに脳の90%が完成」に潜む大きな嘘。(5min)
今日は僕の専門である脳科学のお話。
教育に関心の高い人なら一度は耳に(目に)したことがある、この記事のタイトルにもなっている言葉。
言い回しは少し違うこともありますが、
・4〜5歳で脳の70〜80%ができる
・6歳までに脳の9割が完成する
こんな感じですね。
これらを謳い文句とした幼児教室や能力開発教室も、数多く目にします。
ただ実は、この言葉には「大きな嘘が潜んでいる」ということをご存知
絶体絶命のピンチを乗り切る呪文(1min)
人生には、自分の手ではもうどうしようもない危機的状況が思わず降りかかってくることがある。
八方塞がりな問題、四面楚歌、どうあがいても抜け出せない蟻地獄。
目の前が真っ白になって、頭から血の気がひいていくのがわかる。
あるいはどんよりとした陰鬱な気分で、これ以上何も考えられない。
そんなとき僕は必ず、声に出してこう呟く。
「まあいいさ、死にはしない。」
どんな状況でも、ある程度真っ当に生きて
ゲームの代償とは:少年たちにあらわれた副作用について(5min)
楽しかった夏休みもいよいよ終盤。子どもたちのお土産話を聞くのは何よりも楽しいのだけれど、意外に多いのが
「長すぎて暇だった」
という意見です。
そしてそんな子どもたちに、保護者さんたちがつい与えてしまいがちなのが、テレビゲーム・スマホゲームではないでしょうか?
僕の教室にも3人のゲーム大好き少年がいる。
正確には「ゲームが大好きだった少年」になるのだが(僕に半ば強制的にやめさせられたため)、
とあるツイートに対する反論〜ゆっくり丁寧な授業で子どもは伸びるのか〜(8min)
とあるツイートについて
少し前の話になりますが、Twitterを見ていると、教育業界において全国的に有名なある先生が、このように呟いていらっしゃいました。
言いたいのは、ゆっくり丁寧な授業で子どもは伸びるのかということ。伸びない授業を受けるということは、子どもにとってどうなのかということ。
これには驚いた。
ツイートではやや濁して書いてあるが、その真意を僕なりに解釈するとつまり
言いたいのは
子どもの能力は遺伝か?環境か?(2min)
先日行ったセミナーの中で、保護者さんからこんな質問が出た。
うちの子は、私にも主人にも似てなくて…なかなか自分で計画を立てて、勉強を進めることが苦手なんです。どうすれば治りますか?
このような「親に似ている・似ていない」の質問が出ると決まって僕は、子どもたちにとっての「遺伝と環境」の話をすることにしている。
名古屋大学大学院の山形伸二先生(当時は九州大学)らの研究によると、「中3時点での学力
小学生に宿題をさせても成績が上がらないただ1つの理由(3min)
だんだんと世間に浸透してきた「小学生にいくら宿題をやらせても成績が上がらない」という事実。
これをなかなか受け入れ難い先生や保護者さんたちもいるだろうけど、日頃から子どもたちが宿題をやっている姿をよーく見ている人なら「そりゃそうだよね」って納得できていることだろう。
それではなぜ小学生が宿題をやっても成績が上がらないのだろうか。それは簡単。
子どもたちにとって宿題は「単なる作業」だからだ。
「思考力」の正体とは。(3min)
いまの子どもたちに必要で、それなのに身についていない子が多いと言われている「思考力」。
「考える力」と言い換えられることも多いけれど、そもそも思考力って何なのかをしっかり定義してくれているものは意外と少ない。
どんぐり倶楽部の糸山泰造先生はこの思考力を「複製(Copy)、移動(Move)、変形(Change)、比較(Compare)」の4つだとお話されていた。たとえば
10個の卵が入ったパック
少年革命家ゆたぼんに伝えたい2つのこと。(6min)
いま新聞にも取り上げられ、話題になっている10歳のYouTuber「少年革命家ゆたぼん(中村逞珂さん)」について、ネット上では
中村さんが学校に通わない選択をしたことや、不登校に悩む子や親に「不登校は不幸じゃない」とメッセージを送っている活動に賛否が別れて(日刊スポーツより)
いるようだ。
これに対して脳科学者の茂木健一郎先生は、Twitterで
学校に行かなくても、学ぶことは無限にできる
「褒めて伸ばす」 自己肯定感に潜む罠。(6min)
一人歩きする「自己肯定感」思えば、2010年頃から「自己肯定感」という言葉をよく聞くようになった。
なんでも、日本の子どもたちは諸外国の子どもたちに比べて、自己肯定感が低いのだとか。
この自己肯定感が低いと、
些細なことで傷つきやすかったり、対人関係で過剰な気を遣ったり、場合によっては反社会的行動をとりやすかったりするようなので(松尾, 2001)
文部科学省もこれまでにいろんな対策を講じてきて