焦りは目くらまし

今見たチャンスは、別に今すぐに捕まえに行かなくてもいいんです 準備が出来てからじゃないと 掴もうとしても失敗しちゃうと思う 急いでは事を仕損じる 感情・能力・知識・ツール・環境、というように 条件が揃っていないと いくら焦っても 急いでも 人に迫ろうとも 目標達成は夢のまた夢 チャンスを逃すまいと必死に努力していると いつまでも自分の思い込みに囚われたまま 踏み出す前の段階に閉じ込められたまま 抜け出せません 北風と太陽の教訓は、的を射ていると思うんです じゃあどうすれ

生きづらいですか？

いつもいつも、周りに合わせなければならなくて それでも肌が合わなくて 自分はたくさん努力してきたのに評価してもらえない そんな風に感じているあなた 悲しいでしょう？ 苦しいでしょう？ 「人間ってバカだな」 「不公平だ」 「もう絶望しかない」 なんて時々浮かんできたりしますよね その気持ちは分からなくもない 現に人間の社会は不公平に出来ているようです 個人個人を配慮しない、大多数に見合う均等を求めていますよね？ それは 世界のせいですか 他人のせいですか 自分のせいですか

INFJは救世主、という思い込み

INFJのあなた いつも、誰かのために動いていますよね たくさんの人の顔をうかがって 周りの気持ちを察して 自分の言動を合わせてきた 自分の感情表現も 言葉遣いも 仕草さえも そんな毎日を過ごしていますよね 生きづらいですよね、ずっと正しいことが言えないように抑え込まれて 本音一つも言えない世界なんて 作り変えたいですよね 分かる。 私もそうです。 でも、自惚れないでください あなたは、おそらく救世主ではないのです 一個人にそんな能力はないでしょう だからって何で

「頭の良さ」に秘められた偏見

MBTIは、高学歴になるに連れてN型が多く見られるというデータがしばしば出ている。現に、マイヤーズの著書に書いてあるし、MBTIのマニュアルにも書かれていることだ。IQテストの成績と学校での成績も、やはりN型がいいという。しかし、その成績は一体何を測っているのか、と考えたことはないだろうか。 IQテストだと、テスト項目を見れば分かる。 パターン認識の速さ、複雑なロジックへの理解能力、記憶の量と精度と呼び出しの速さが測られる。 学校のテストは、暗記能力と教わった知識を適用する

時と道と拠り処

時は流れる 車窓越しも やはり景色は流れる 緑は見よう サインも見るだろう 他車を見て行き先を けれど私は地図を見る なぜ生きてこれた 奇妙に思う 高速道路は片道だ 前を見るのが普通で 強いて周りは見よう ミラーなんてお飾りだ 帰り道はあるのか ぶつからずに帰れないだろう けれど戻れる場所はもう、 居場所じゃない そのことが、何故か ほっとする

正義と正義がぶつかり合う時

いつも通りに仕事を終えて、いつも通りにファーストフード屋で夕食を済ませようとしたある日の夜。八人で会食してもいいような、八人でぼっち飯をするにもピッタリのような高くて長い食卓。 今日はなに読もうかな、とトレイを置いた私はスマホを取り出し―― ドン！ 突然、轟きが机を走った。 どっしりと心臓に響く低音だった。 見回すと、隣の席には激怒の目線でカップルらしき二人を睨んでいる客がいた。 台パンした人とカップルが対峙している、一対二の構図だ。 耳を澄ませてみたら、 「なあ

MBTIの性格モデルに「不純物」？

前は、MBTIが作成された目的を考えてみた。 今回は、MBTIの骨幹を成す、マイヤーズとブリッグスの理論に感じた違和感を述べていきたい。 そして、その引っかかるところは悪いものではない、ということも。 タイプに当てはまらない自分別の記事の後半に載せたとおり、ユング的心理機能から考えて、自分はINFJだという結論にたどり着いた。 そこで凄く悩まされたのが心理機能の優先順位だ。 MBTIではINFJの心理機能の頼りがちランキングは、 Ni > Fe > Ti > Se と

量子もつれ：時間と生命の本質？

我々が生物として体験する時間は、逆らえない流れであって線となっている。 しかし、それは二重スリット実験でも量子もつれの実験でも、測定をする時初めて結果が確定することが分かった。 そこで物理学者は「未来から過去に干渉することが可能だ」、という仮説を立てた。 しかしそれはあまりにも突飛ではないだろうか。 不確定性に常識をやられて、自分の錯覚に気づいていないだけではないだろうか。 なかなか受け入れがたい話である。 可能性の波その見方を説明するには、まず量子もつれのことを説明しな

翻訳をしていると、翻訳のレンズが複数の解釈を一通りにまで削ぎ落とさねばならないことを知ってしまう。 研究をする時はなるべく原典に当たりたい。 ドイツ語を覚えねば。

憧れで自分を見失った話

【編集済み】2023年8月26日にて引用書籍の書名の翻訳を修正。 今回もまた昔話。 この前は、ミスタイプの話をした。 今回は自分のミスタイプの原因について考察してみたい。 スティーブ・ジョブズの演説スティーブ・ジョブズのことは覚えているだろうか。 アップル社の創設者の一人で、自分が見えた未来を見据えていて妥協しないところが有名だ。 自分の意見に楯突く社員は即クビ、というエピソードも悪名高い。 そんなジョブズが最後に行なった演説には、こんな言葉があった。 今まですべ

MBTIタイプの4文字、別々に読むのは間違い？

読みづらい。 非合理的だ。 ちぐはぐでモヤモヤする。 そう思っているそこのあなた、ここに来てくれてありがとう。 この記事でスッキリできたらいいな。 あー、発音の話だと英字一字一字読めばいいよ。 MBTIと16Personalitiesの表記をそれぞれ解説するね。 両者は見た目だけじゃなくても違うよ。 本来のMBTIの表記MBTI性格タイプの4文字は、一番目と二番目に頼りがちな心理機能を表している。 まずは4つのペアを復習しよう。 EとI　心理機能を使う方向→Extr

仲間

内輪バイアス。 平和は永遠に訪れないかもしれない。 国の間にも クラスの中にも 会社の中にも 家族の間にも 自分の中にさえも 内と外がある。 常に、外敵と戦う準備をしてくれる本能の働き。 でも、敵が身内同士だったら？ 親しかった間柄でも戦わざるを得ない 自分の中だとどうだろう。 表に出たいたくさんの自分と競い合って ようやく「一人」の人間として成立する 脳はつぎはぎだ 役割分担が適材適所じゃないと それぞれの役員が不満を抱えるのも当然だ PC部品別のタスク効率も