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【サマソニ2019 ライブレポート】 MAN WITH A MISSION、魂の共震コラボ5連打!

【8/17(土) MAN WITH A MISSION @ 「SUMMER SONIC 2019」 MARINE STAGE】

MARINE STAGEに集まった超満員の観客たちの予想と期待を、遥かに上回っていく圧巻のステージであった。

その理由は、このサマソニの舞台だからこそ実現した、脅威のコラボレーション5連打である。

いきなり2曲目で、TAKUMA(10-FEET)が登場。コラボ曲"database"を畳み掛ける。お互い別々の道から、日本におけるミクスチャー・ロックの在り方を模索し続けてきた両者の共演は、やはり何度観ても胸を熱くさせられる。

立て続けて、マッティ・ルイス&アリ・タバタビィ(ZEBRAHEAD)がステージイン。轟音の中を掻い潜るように、けたたましく繰り広げられるボーカルリレー。まさに「オオカミ VS シマウマ」ともいうべき壮絶なコラボ曲"Out of Control"に、灼熱のMARINE STAGEが揺れる。

短いMCを挟んで、昨日のサマソニに登場したFALL OUT BOYから、パトリック・スタンプが登場。本邦初公開の新曲"86 Missed Calls"を披露してみせた。

大きく翼を広げたようなメロディを誇る同曲のスケール感は、もはや日本のロックシーンの規格を超越している。MAN WITH MISSIONが「完全世界水準」に到達したからこそ成し遂げられる、至高のコラボレーションといえるだろう。

まだまだコラボの連打は止まらない。

東京スカパラダイスオーケストラから、ホーンセクションの4人とギターの加藤隆志がステージイン。

ライブ初披露のコラボ曲"Freak It !"で、日本人アーティストとしての「大和魂」を叩きつける。

そして、最後にして最強のコラボレーター・布袋寅泰がMARINE STAGEに降臨。

果てしなくハイエナジーなコラボ曲"Give It To The Universe"が放たれる。

五匹の究極生命体と、たった一人で互角にわたり合い、そして凌駕していく布袋。まさに怪物級のライブパフォーマンスに、誰しもが息を飲んだ。

サマソニだからこそ、MAN WITH A MISSIONだからこそ実現した、脅威のコラボレーション5連打。

このフェスの20年の歴史に、また新しい伝説が刻まれてしまった。



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