マガジンのカバー画像

本の日

8
読書したことについてまとめています。
運営しているクリエイター

#読書

本を読め #8 はじめよう!ひとりごはん生活

本を読め #8 はじめよう!ひとりごはん生活

一人暮らしを始めた頃、ツタヤをふらふらと歩き回り、スタバでお茶などして過ごした末に1冊の本を購入した。

一人暮らしで新しいことを始めたい。一人でできることを増やしたい。・・・

色々な思いを抱えてこの本を持ち帰った。

あれから5年が経とうとしている。すっかり大切にしまっておいたので綺麗なままだった。

ただ手放すのも寂しい。そう思い数ヶ月前にメルカリに出品。ついに売れたのだ。

せっかくだから

もっとみる
本を読め #4 アヒルと鴨のコインロッカー

本を読め #4 アヒルと鴨のコインロッカー

伊坂幸太郎の作品はすごい、やるせなくなるような、切なさがあるね。

「アヒルと鴨のコインロッカー」を読み終わった直後、文字通り興奮冷めやらぬままに主人に送ったLINEの内容だ。この作品は、胸が締め付けられるような切なさを感じた。すごい、だなんて、語彙力がなさすぎるので反省。

友人に会いに電車を3本乗り継ぎ、また3本乗り継いで帰ってきた。すっかり、移動中や待合い時間は読書に没頭してしまい、乗り逃し

もっとみる
本を読め #3 生きていてよかった

本を読め #3 生きていてよかった

「移動時間」というのは使い方によって意味のあるものにも意味のないものにもなりうる。

社会人になりたての頃、勤務先まで2時間以上かけて出勤していた。朝が早く、移動時間は睡眠時間になっていた。意味のある睡眠かと問われると、そうでもなかった。

今日の2時間は、その頃の2時間とは違っていた。早朝でもないし、職場へ向かう憂鬱な時間でもない。前職で大変世話になった友人に会いに行くのだ。

おかげさん

もっとみる
本を読め #1 塩狩峠

本を読め #1 塩狩峠

本を読まないまま、27年間生きてきてきた。

父親にはよく「本を読め」「もっと本を読め」と言われた。それでも読まないで生きてきてしまった。

本棚もあるし、話題になる本、小説は読んだ(映画化されたものや勧められたものなど)。しかし、毎日友人と一緒にいるのが好きだったし、携帯小説?やSNSが流行りはじめてからはなおさら、本を手に取らなくなってしまった。

結婚して、フルタイムで働くことをやめてからは

もっとみる