利喜弥

書くことがなくなるまで

利喜弥

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はじめにそしてはじめまして

利喜弥といいます。りきやって読みます。 名前の由来が気になる方、まぁあんまり 居ないとは思いますが、ちょっとした逸話が あるので一番最初まで遡って読んでみてください。 但し、この記事を読み終わってから。 先輩から、とある理由でやってみてよって 軽く言われたのを思い出して始めました。 1991年5月生まれ現在32歳、18歳〜20歳くらいまで ガラケー時代にやっていたデコログを彷彿とさせて 少し懐かしく感じます。大した事は書いてないけど アレは今やデジタルタトゥーです。 日常

    • 泣きどころ

      ・泣かぬ生き物、それは父とにかく父は泣かない。涙を流さない。 そりゃまぁ生理的に目に何かがしつこい感じに 入っちゃって痒いとかさ、それで涙は出るけど、 感情からくる涙は流さない。泣かない。 感動巨編みたいなドラマとか映画、 心が動かされるような美術、芸術、詩歌に ふれても、果てには結婚式で、新婦である姉が、 父と母に宛てた手紙の朗読をした際でさえ 泣かなかった。アレは俺が一番泣いてた。 えーっとね、俺や姉2人の学校の卒業式には 基本的に行かないし、血のにじむ努力をして 成

      • 父の果てしない夢

        こんにちは。利喜弥です。 父が宗教狂い過ぎてヤバいという記事を中心に 書こうと始めたこのnoteですが、 一番わかりやすく父の宗教ガチ勢度合いが 分かるエピソードを記します。 バーで働いていてお客さんと家族話になったら よく話すんですが皆さん口を揃えて 利喜弥のお父さんはヤバいって言います。 約3年前、俺が30歳の頃。 コロナ禍が少ーしずつゆるくなり始めたあたり。 多少の規制や警戒を敷かれつつも割と自由に 行き来が出来るようになってきた年のこと。 ・お誘い夏の終わりに父か

        • マックカードと姉と俺。

          表題通りマックカードと姉と俺の話です。 たまには父以外の家族エピソードを。 ・はじまり俺が小学3年生のとき、少し歳が離れて 上の姉が高校1年生だったかな。 姉はマクドナルドでバイトをしていて、 上がったらバイト仲間とジュースでも飲んでから 帰ったりしたいのに門限を少しでも破ったら 例の父が怒鳴り散らかすというそんな中、 半年か1年か経った頃、お店から姉に 「がんばったで賞」みたいな感じで マックカード1000円分を貰って、家族に自慢気に 見せて回っていた。両親も下の姉も微

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        はじめにそしてはじめまして

          ちょっといい話があったけど別件で強めの説教をかました話

          「アシンメトリーの果てに・その後編」で 父とサシで初めて飲みに行って、1軒目の 串揚げ屋さんを出た後の話。 ・Aさんのバーにて2軒目は俺が働くバーに連れていった。 父がどう思うかはさておき、俺はこんな 立派な格好いいバーで働いているんだぜ、と 胸を張って見せてやりたかった。 当時はオーナーが店に立って営業する日で、 同じ長崎県出身の彼らであるのを把握していた為 話が盛り上がってほしいと思ったが、 店が混んできたので手早く一杯だけ飲んで また俺が会計を済ませて出た。 どうし

          ちょっといい話があったけど別件で強めの説教をかました話

          アシンメトリーの果てに・その後 編

          理髪編のあらすじ治外法権の宗教総本山で、周囲の信者の目に 晒されながら教祖さんの手によって丸坊主に された利喜弥。回想巨編、遂に終幕________! ・時が流れて…俺が21歳のときに両親が熟年離婚し、 4年後、俺が25歳のある日父が連絡を寄越した。 飯でも食いに行かないかと。 まぁ親の離婚云々の折には色々あったけど、 既に全ての終わりを見て落ち着いたし、 俺自身は父は嫌いではないから快諾した。 ・何を語る?当日、時間に合わせて駅まで迎えに行った。 親同士が離婚してからた

          アシンメトリーの果てに・その後 編

          既存の記事に手を加えました

          LINEのふるふる機能懐かしいよね。 目の前の人と端末を振りあったら交換が 出来るアノ機能。いつ無くなった? でも実際に使ったことなかったかも。 めっちゃ暇な時に家で一人で振った覚えはある。 大丈夫。俺は友達100人居るから。大丈夫。 人脈やべーから。今週の土曜日友達のDJの 先輩の社長さんとかとパーティーあるし。来る? その社長タワマン最上階住んでんよ?ヤバくない? 社長俺らの全然2個上とかだし。ヤッバい。うん。 普通に凄くない?何して儲かったんみたいな。 新車レクサスと

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          アシンメトリーの果てに・理髪編

          ・デビュー編のあらすじ利喜弥のアシンメトリーヘアの前に立ちはだかる バリカンを手にした教祖さんと対峙する_______! 利喜弥の運命やいかに… ・バリカンを握り、着手「バリカン持ってこい」の時点で、 俺の髪に何かしら手を加えるのは確定だ。 まぁ、丁寧じゃない刈り上げをしたんだから 仕方ないといえば仕方ない。 みんなが見ている前で俺は両膝をつき、教祖さんが バリカンを俺の刈り上げの部分から刃を 入れ始めた。まぁそこからだよな。うん。 「刈り上げが汚いからそこをいい感じ

          アシンメトリーの果てに・理髪編

          アシンメトリーの果てに・デビュー編

          ・毎週日曜日は総本山小さい頃から、ほぼ毎週日曜日は父に連れられて 奈良県内某所にある、その宗教の総本山なる所へ 大阪から車で片道3時間位かけて明け方から林道を ひたすらに走り走って抜けた集落みたいな所にある そこによく行ったものだ。 俺が物心ついた時から割とそれが普通だったし、 周囲の友達との違いは把握しつつ、 年齢を経るにつれて友達づきあいや部活や受験 でその頻度が減っていったとしても、 確か高1の夏くらいまでは行っていた気がする。 建築関係や外装業、内装業、水道屋や電気

          アシンメトリーの果てに・デビュー編

          第一印象の感想のタブー

          たまには父のことは置いといて、 こういう場所なんで長々と書きたいこと書きます。 Instagramにも書けるけど、長いと読みにくいし Xは140字だし、noteは最適だと思います。 本題に入ります。 ・やめてほしい、人を見た感想僕は前職はアパレル販売員の仕事で、現職は バーテンダーなんですけど、恐らくですよ、 恐らくなんですけど、接客サービス業に従事する 人なら、あるあるなお客さんの発言だし、 言われた人はほぼ全員困ったことがあるだろうし、 ひいては言わないでほしいと願う

          第一印象の感想のタブー

          母曰く、

          1995年、阪神淡路大震災がリアルタイムで 起きたときの話。 言わずもがな、今日の災害対策に国家レベルで 大きく影響を及ぼすほどの、多方面にわたり 甚大な被害を出した大地震だったことは 周知の事実である。 ・震災の記憶がないさて、俺はといえば災害当時のことは丸々 覚えていない。本当に一切記憶がない。 4歳だったもんな。しかも寝てる時間帯。 震源地に近い大阪に住んでるとはいえだ。 母とTVを見てると、地震に関するトピックが 流れたときにしばしばこの話を聞かされる。 ・家にあ

          母曰く、

          Do you? Can you?

          ある日父から来たLINE。 どういう勧誘? どんだけ人誘うん下手やねん。 友達との連れションもままならんくらい 人誘うん下手かお前。 如何ですかじゃない。いかがわしい。

          Do you? Can you?

          戦慄の24秒

          30年以上某宗教ズブズブの父が新年から絶好調 というか磨きがかかっていました。 1月1日にLINEが来て、おめでとうってくだりを やった後、ちょっとした近況報告みたいな。 外国からの来客が増えたので英会話を独学で勉強しカタコトながら話せるようになったと送ると 「進化してるのは素晴らしい 南無観世音菩薩」 まぁ、これを読んだ皆さんの言いたいことは 分かりますがコレが割と通常なので 俺は全然動じないです。 もうそういう父親です。全然普通。 去年、彼がハマってたことは

          戦慄の24秒

          利喜弥という名前について・下巻

          ・中巻までのあらすじ父からの改名を迫られる俺。 恋人のよきサポートで改名の件は 免れたかに見えたが…? ・またも突然の電話恋人とのチームワークによる電話とLINEで、 それからというもののLINEを一方的に送ってくる ものの、改名についての話題には全く 触れなくなった父。よしよし。 12月上旬。 その日のバー営業日も早い時間帯からありがたく そこそこの盛況ぶりをみせ、オーナーが休みをとり俺ひとりで慌ただしく切り盛りしていた時のこと。 カクテルを作りお客さんに提供し、手を

          利喜弥という名前について・下巻

          利喜弥という名前について ・中巻

          ・上巻までのあらすじ 突然の父からの「名前を変えた方がいい」という 教祖さんのGOサインの忠告。ドン引きの俺。 ・出生〜命名まで その夜のバー営業中、 「突然の恩師のお話だけど今の名前を変えた方が 長い人生には大きく左右すると思う」 とLINEが来た。 俺に姉がふたり居るんだけど、父は次こそ男の子が 欲しいと熱望しており、教祖さんに 「男の子をください!」とお願いをしたら 俺がチュルッとひり出たそうな。父曰く。 そうして生まれたとされる俺の名付け、 母が希望する名

          利喜弥という名前について ・中巻

          利喜弥という名前について・上巻

          noteで名前を利喜弥にした理由からいこう。 もちろんこれは本名じゃない。 「はじめまして」で話した宗教ズブズブの父も 関わる話だ。説明していこうか。 俺が21歳の頃に両親が離婚し、母も、 俺の2人の姉も父を忌み嫌うものの俺はさして 好きでも嫌いでもないから家族の中で唯一 繋がりを持っている。 自分自身の誕生日が近くなると、寂しいのか 俺に電話を寄越すこともあった。 ・突然の父の電話俺が30歳の夏の頃の話。 バーの出勤日なので16:00の起床を促すアラームが鳴る前に電話が

          利喜弥という名前について・上巻