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美術、文化、本、料理、アロマ&ハーブ、生活に関する事、オモコロチャンネルが好き…

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美術、文化、本、料理、アロマ&ハーブ、生活に関する事、オモコロチャンネルが好き。noteでは日々の事や自分の井戸掘りの事を。沖縄在住。

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美しい人

私は「美しい人」と聞くと、大学時代のある友人の事を思い出す。 同じ大学で美学美術史学を専攻していた彼女は、とても美人で、当時私が知っている誰よりもおしゃれで、 柔らかな雰囲気も、話を聞いている真剣な顔も、笑った顔も、周りへの思いやりも、ゼミで作るパワーポイントの資料も、彼女が発するものは全て美しい、と私は感じていた。 20年近くたった今でも、その美しさを見た時のハッとした瞬間を思い出せるくらいに。 私は、彼女にとって、いつでも一緒!何でも語り合える!というような友人では

    • noteを始めたきっかけと、続ける理由

      先月初めてnoteを公開してから、25日が経った。 でも、noteに登録して、初めて記事を書いたのは、もう2年も前のことだ。 2年前、私は大学の友人の1人が亡くなったと聞いた。それから途切れなく湧いてくる悲しみやら、絶望やら、やりきれなさなど、泥のように重くのしかかってくる感情を、どうにかして昇華したかったのだと思う。 その泥のようなものの中から、言葉や情景の破片みたいなものを見つけ出し、その破片がどんな言葉の、どんな情景の一部なのかをよく目を凝らしたり、推測したりして

      • 沖縄らしいプレゼントを考える

        「人に何をプレゼントするか」を考えるのが、好きだ。 その人の好みを考え、ハマりそうなものを探していると、自分の知らなかった世界に出会えてワクワクする。 4月は親族の誕生日が固まっており(そういう月ってあるよね…)、今それぞれの人が喜んでくれそうな物を探している。 せっかく地元を離れて沖縄に住んでいるので、地元では手に入りにくい沖縄らしいものをプレゼントにするようにしているのだが、 今まで特に好評だったものを、まとめておきたいと思う。 沖縄って個人で開業や活動されてるこ

        • なんとなく、春。なんとなく、生き急ぐ。

          今日は久しぶりに水彩絵の具でお絵描きをした。 (水彩画を描いた、と打ったが、そんな大層なものではないわと気づき、お絵描きに変更) インスタで見かける海外の水彩植物画の雰囲気がとても好きなので、 うちで水挿ししてるマジョラムスイートを描いてみた あーこうやって気ままに絵を描くのって楽しい その後は、オレオを砕いて粉々にしたやつを牛乳パックの型の底に敷き詰めて、レアチーズケーキを作った。 これは思った以上に、時間も手間も掛からなかったし、味も美味しかった。 なんとなく

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        美しい人

          わっさわさのミモザの花束

          たまたまyoutubeで見かけた、 わっさわっさのミモザの花束を持って、ウェディングドレスを着てるモデルさんのショート動画が、めちゃくちゃ素敵だった。 自分もあんな風に記念撮影してみたいなぁと、久々にワクワクしてしまった。 (モデルさんが素敵なのであって、自分がやったら全く別物になるのは間違いないのだけど) 結婚式って、今思い返しても良い思い出だ。 「自己満足」と言えばその通りなんだけど、 自分の好きなものを詰め込んで、親族や友達にもお時間を頂いて、美味しい物を食べなが

          わっさわさのミモザの花束

          津波警報

          今朝9時頃突然スマホの緊急アラートが鳴り始めた。 津波警報だ。 テレビをつけない生活なので「なぜ突然?」とピンと来なかったが、台湾で大きな地震があったと夫が教えてくれた。 私の住んでいる地区は海から離れているので避難の必要はなかったが、 市内でも海に近く海抜の低い地域があるので、市役所から流れる警報が町中で鳴り響いている。 よく晴れて、窓を開けて運転したら最高に気持ちいいような天気の日に、 警報の音が、なんとも不釣り合いに感じた。 この警報の音を聞いているうちに、沖

          ふっクラリニューアルを見て

          他のことを書こうかと思ったが、なんだかふっくらすずめクラブのリニューアルの件が頭から離れないので、今思っていることを書こうかと思う。 個人的には、このリニューアル、概ね好意的に捉えている。 私はふっクラメンバー達の普段の様子や雑談なども見てみたいので、普段カットするような所も使ってラフな感じでお届けする、という方針は、それはそれで面白そう、と思った。 今まで通りやりたい企画があったらやる、ともかまどさんは言ってたので、 今後も人気の企画物(モンちゃんのメイクとか)は見ら

          ふっクラリニューアルを見て

          今週のありスパ

          今週のオモコロ編集長原宿さんと室木オスシさんのラジオ、テーマは「心が動いたこと」だった。 キショ松さんの話、良かったなぁ。 全て納得して始めた訳ではないけど、流れに乗って10年続けてきた「キショ松」が、気がついたら「自分自身」になっていた。 そしてその「キショ松としての自分」は、挫折したりメンタルを病んだりと「人に話したくない過去がある自分」に変わって、いつのまにか「誇れるもの」になっていた。 という話だった。 「人に話したくない過去がある」 めちゃくちゃ分かるなぁ。

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          人体アラート機能

          今日はお昼ご飯に息子とケンタッキーへ。 実は息子がケンタに行くのは今回が初めてだ。 息子は「ケンタッキーフライドチキン」を店名ではなく、料理名だと思っていた事が最近判明したので、社会勉強も兼ねて…笑 でも、どうも息子はいつもの元気がない。 本当に行けるか何度か聞いても、行ける、と言うものの、車のシートでうずくまったままだ。 そして、店内に入った途端、 「頭が痛い〜」と言い出す息子 しかも猛烈に痛がっているので、 本当は店内で食べようと思ったけど 急遽テイクアウトに

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          第3の居場所日記

          昨日はハーブ好き仲間4人でお泊まり会の日だった。 4人中3人は子連れ(皆小学生男子)だ。 初対面で最初はお互い様子見していた子ども達同士も、 それぞれが持ってきたゲームやら武器やら(笑)を通じて、いつのまにか仲良くなっていた。 お店は、 1階のレストランスペースでご飯を食べた後、 2階の大部屋に皆で布団を並べて寝られるようになっている。 とてもアットホームなお店で お店の方が子ども達の相手をしてかくれんぼに付き合ってくれたり、 子ども達はハイテンションで深夜まで1階と2

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          スコーンへの愛を語りたいだけ

          私はサクサクしたキツネ色の焼き菓子が好きだ。 タルト、クッキー、ミルフィーユ、パイ… 中でもスコーンに心惹かれる。 初めてスコーンの存在を知ったのは、 小学5年生の時だったように思う。 小学生向けの雑誌で、 バレンタインの手作りお菓子レシピが特集されていた。 その中の1つにスコーンがあった。 私はそのレシピを見て驚いた。 大抵の焼き菓子は、 バターを室温に戻して砂糖をすり混ぜるか、 バターを溶かして生地に混ぜるのだが、 スコーンは、冷蔵庫から出したばかりの冷たい

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          名前とか、姓名判断とか、名前が変わる経験とか

          沖縄は、日本だけど、半分日本じゃないような、外国で生活しているような気分になる時がある。 草花や木などの自然が東京よりも圧倒的に多く、道を歩けば、意識しなくても植物の緑が目に飛び込んでくる。 市場に行けば、内地では見かけない野菜があるし、知っている野菜も沖縄方言で全然違う名前で置かれていたりする。 最近はもう慣れてきてはいるが、 そういう所が最初はとても面白かった。 人は初めての物に出会った時、その物について「知りたい」と思う性質がある。 逆に知りたいという気持ちが湧

          名前とか、姓名判断とか、名前が変わる経験とか

          食べてみな、飛ぶぞ…イタリアに

          noteを始めて2週間がたった。 noteを開くと、 見ず知らずの人が好きなものを語っている文によく出会う。 人が好きなものを語っているのを 読むのは楽しい。 その人の好きなものが、 自分の好きなものと親和性が高いほど楽しい。 でも、高くなくても、案外楽しい。 これは、noteを始めて気づいた1つの発見だった。 ところで、私は美味しいものが大好きだ。 好きな食べ物の1つにハーブがある。 同じくハーブ好きの人に届け!!の思いを込めて紹介させてください! 1つ目は

          食べてみな、飛ぶぞ…イタリアに

          巡る巡るよ、読み聞かせは巡る

          私は読書が好きだが 本の面白さを知った原体験は 親がしてくれた読み聞かせだと思う。 父は寝る前によく本を読んでくれたものだ。 特に好きだった本は 「エルマーのぼうけん」 「スプーンおばさん」 「あなぐまビルの冒険 風のまにまに号」 「2分間の冒険」 などだ。 「エルマーの冒険」は読み聞かせもしてもらったが、初めて幼稚園年長か小一くらいの時自分で読んだ本でもあり、 特に印象に残っている。 時は経ち、 今度は私が息子に読み聞かせする番になった。 読んであげたい本はた

          巡る巡るよ、読み聞かせは巡る

          神の見えざる手?

          昨日は息子が1年間お世話になった森のようちえんの大同窓会だった。 息子はその幼稚園に年少さんの1年だけお世話になった。 息子の母子分離が難しかった為、 私は息子と一緒に通園し、子ども達と自然の中で遊ぶ日も多く、 息子だけでなく、私も色々な経験をし、感情を味わい、後に保育士資格を取ろうと思ったきっかけにもなったし、 大きな1年だった。 そんな幼稚園の同窓会、 私は楽しみと同時に、 ちょっぴり憂鬱でもあった。 その頃私は子育てがめちゃくちゃしんどく、ほぼ鬱状態だった事もあ

          神の見えざる手?

          沖縄方言「へんな〜」

          「へんな〜」という沖縄の言葉がある。 例) 「同窓会で会った同級生を車で送ってあげたが、何を話せば良いか分からなくてへんな〜だった」 「気まずい」とか「いたたまれない感じ」を表したい時に使う言葉だ。 漢字で書くと「変な〜」になるのだろうか。 「居心地の悪い、むずむずする変な感じ」を略して、「へんな〜」と使われるようになったのだろうか。 私はこの言葉を初めて聞いた時 なんだか響きが可愛くて、 一瞬で好きになってしまった。 それに、標準語の「気まずい」とか「いたたまれ

          沖縄方言「へんな〜」