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Workhack

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仕事をhackする系のノートまとめ。 (ここでのhackするは、楽しくやる/デザインする/うまくやるぐらいの意味)
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記事一覧

東京のサラリーマンが、仕事をやめてアメリカで働くために悩んだこと、行動したこと

東京のサラリーマンが、仕事をやめてアメリカで働くために悩んだこと、行動したこと

僕は今、サンフランシスコでPokemon Goの開発元であるNiantic, Incでソフトウェアエンジニアをしています。元々アメリカに縁があったわけではなく、日本生まれ、日本育ちで、4年3ヶ月、日本の通信会社NTTコミュニケーションズで会社員をしていました。

エンジニアにとってアメリカといえば、野球で言うメジャーリーグ。精神的にも技術的にもスーパーマンなイチローのような人たちが働く場所で、自分

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【転職エントリ】Googleに入社します

【転職エントリ】Googleに入社します

はじめに この記事には、Googleのオンサイト面接に向けて勉強した内容が記載されていますが、それらはすべて面接を受ける直前に書いておいたものです。このエントリを読むことで面接で聞かれた内容が予測されてしまわないようにそのようにさせていただきました。ご了承お願いします。

この記事について 令和元年に医師を退職し、ソフトウェアエンジニアに転職します。

 自分にとって大きな転機であったのと、とても

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ネット界隈の人事制度をまとめてみた

ネット界隈の人事制度をまとめてみた

「他社の人事制度をそのまま導入しても意味がない」とはよく言われます。とはいえ、イケてる会社の人事制度は参考にしたいもの。ネット界隈の経営者や人事担当者が制度設計をするとき、いま最も参考にするであろう、フェーズの違う3社の人事制度を中心にまとめてみました。

1.サイバーエージェント(メガベンチャー)
2.メルカリ(上場後スタートアップ)
3.SmartHR(未上場スタートアップ)

各社いろいろな

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英語が本気で出来ない人がアメリカで過ごした2年間の記録

英語が本気で出来ない人がアメリカで過ごした2年間の記録

📢 デザイナーの英語帳という本が出版されました。この記事の内容も書き直してコラムとして掲載し、ここでは書けなかったアメリカでの就職活動の様子も書いています。もしご興味あればこちらもぜひよろしくお願いします。 灰色ハイジ 2020/05/22

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結婚してアメリカと日本を行ったり来たりする生活を2年弱過ごし(この間で合計半年くらいの滞在期間になるだろうか)、サンフランシスコへと移住をし

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ミニマルにはたらく、ということ

ミニマルにはたらく、ということ

ニューヨークで生活していると、ミニマリスト、という言葉がそこかしこで聞こえてきます。インテリアショップでも、雑誌の中でも、Instagramのハッシュタグでも。

そもそもミニマリズムは「最小限主義」という意味で、もとは芸術方面から発生したムーブメント。

ミニマル・アートの代表的存在といえば彫刻家のコンスタンティン・ブランクーシ(1876-1957年)や、ドナルド・ジャッド(1928-1994年

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残るは一ヶ月...

残るは一ヶ月...

256timesの進捗報告が遅れていましたね...。スパルタ式の名に恥じないよう、課題をばんばん出していたらレビューでてんてこまい...という日々を過ごしておりました(寝ても覚めてもレビュー依頼がメールボックスに...)。

日々いろいろなことが起きているのですが、ダイジェスト的にざっと紹介してみます。

一ヶ月目の危機開講から一ヶ月後、「あ...、このままではいけない」と思った出来事がありました

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Google退職します

2019/3/15が最終出社日でした。インターン期間も含めると4年ちょっと勤めたことになります。

ちょうど昇進してプロジェクトも一区切りついたタイミングで他にすごくやりたいことができたので転職という形です。

素晴らしい環境なのに情報が少なくて、入ると良さそうなのに敬遠している人を何度か見たので、この記事が参考になれば幸いです。辞める人が言うのも変な話ですが。

あと、IT業界は最近良くなりつつ

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マンガサービスの「アル」をリリースいたしました

こんにちは!インターネット系のサービスとかをよく作ったりしている、けんすうと申します。早いもので、そろそろ20年くらいサービスを作っている人になってしまいました。

そんな僕ですが、2019年の1月22日に、「アル」というマンガのサービスを作ったのでお知らせいたします。

Web版の「アル」
iOSアプリ版の「アル」

なんでマンガサービスなの?小さい頃からマンガが好きだからです。

というか、こ

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30歳平凡エンジニアの転職記

30歳平凡エンジニアの転職記

30歳、それは人生を考えるキッカケとなる一つの節目。
突出したスキルを持たない平々凡々な、いちエンジニアの私にもそんな節目がやってきました。

「20代は色々な環境を知りたくて転職を繰り返したが、そろそろ腰を落ち着かせる場所を見つけたいなぁ・・・」

そんな薄ぼんやりしたところから始まる転職記です。

お会いした会社様今回の転職では以下の会社様とやり取りさせて頂きました。

・エビリー
・笑屋

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文系でプログラマーになったけど色々失敗して3年半で会社を辞めた話

文系でプログラマーになったけど色々失敗して3年半で会社を辞めた話

2018年12月31日、新卒入社して3年半勤めた会社を辞めた。東京の八重洲にある、フリーペーパーやWebサービスを作る会社で働いていた。いわゆる「文系プログラマー」というやつで、文系学部を卒業後、会社に入ってからプログラミングを覚えた。現在は退職してフリーランスになり、個人で開発しつつ、ずっと漫画を描いている。

3年半のあいだ、大きく分けて2つの失敗をした。

1. プログラミング入門の仕方に失

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成果を引き出すタスク管理術 - 失敗する原因と解決 #Zaim

成果を引き出すタスク管理術 - 失敗する原因と解決 #Zaim

「上手くいかない」

すごくがんばってるのに、なぜか上手くいかない。

やることはたくさんあるのに、何からやっていいのか、わからない。
ただモヤモヤと時間だけが過ぎていく、サービス開発最大の壁。

これを何度も繰り返してわかったことは

上手くいかないときは、そもそも「何をやったのか」を把握できていないことが多い、ということ。

よく言われることですが、PDCA は現状把握からはじまります。適切に

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なぜスタートアップの仕事は大企業と比べると非効率なのか

なぜスタートアップの仕事は大企業と比べると非効率なのか

僕はもともと大企業で1年間働いていて、徹底的にオペレーション化されていた会社で就業してから、その後転職して創業1年のスタートアップに転職しました。そこで、大企業のタスクと、スタートアップのタスク配分で、この1ヶ月間くらいものすごくモヤモヤしていました。大企業なら当たり前に効率化できているタスクなのに、なぜスタートアップではできないのか。ずっとモヤモヤしていたのですが、ここ最近なんとなくわかってきた

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職場でのアメリカ人は基本的に「イエスマン」です

職場でのアメリカ人は基本的に「イエスマン」です

理不尽な上司に楯突いた武勇伝、時折ネットで話題になりますよね。

「なぜこの仕事をやるのか、必要性を感じません!」
「もう少し頭を使ってください!」
「そんなことも知らないんですか?」

こんな感じで「ガツンと言ってやった」てな話です。これ、僕自身もやってしまったことがあります。日本だとこれ、意外なくらいお咎めなしですし、それどころか上司が非を認めて謝ってくれることさえあります。私も若かった頃、頭

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