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「やまとの会」について

「やまとの会」について

noteでの「やまとの会」『やまとの会』は仲津充祐の個人サークルであり、文章・イラスト・漫画・動画・ゲーム等、私に可能な限りのあらゆる表現手段を用いて、私がこれまで獲得した知識・考えや面白いと思った事などを発信する事を目的としています。

昔は政治運動に参加したり、議員の手伝いをしたり、地域政党の立ち上げに参加したり、国連NGOに参加したりしていましたが、最近は隠遁して好き勝手やってます。

尊敬

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主流派貨幣理論=アステカの生贄説

主流派貨幣理論=アステカの生贄説

アステカ文明の神官はいけにえを捧げなければ太陽が昇らないと主張していた。

アステカの民は生贄のために周辺の諸民族を襲って祭壇に捧げたが、この行いは当然に彼らの恨みを買い、海の向こうからやってきた征服者がアステカを攻撃する際、周辺諸民族は喜んで征服者に味方してアステカの民は容易く征服された。

アステカの習俗は征服によって変革され、生贄も絶えたが太陽は相変わらず昇り続けた。

彼らは意味のない行い

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低賃金労働移民政策の将来

低賃金労働移民政策の将来

我が国の政府は昨今、リベリアかチベット、あるいはソマリアのような確固たる国際的地位を目指し、30年以上にわたり一貫して、それに見合う経済政策・財政政策を取り続けてきた。

これにより、日本は見事な低成長を遂げ、あとは後進各国の成長を見届けて大国に飲まれるか解体するだけと、ついに戦後日本は占領政策により与えられた歴史的役割を終えようとしている。

その政府による一連の政策の一つが技能実習生制度に代表

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「Nation」を無視する現代日本の「State」、経済財政諮問会議

「Nation」を無視する現代日本の「State」、経済財政諮問会議

国家の権力的枠組み「State」は本来、国家の人的結合である「Nation」の平和と安寧、繁栄と幸福のために存在する。

しかし、わが国の政府権力は外付けの「国制の精神」を保守し続けた結果、「Nation」の安寧や幸福への関心を持たないものになってしまった。

生活保護があるといっても、不況によりそれまで続けてきた生業・事業を畳み、生産手段を失う事になれば、社会全体まで不利益が波及してしまう。

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【政治経済】『小さな政府』が”隷属”をもたらす時

【政治経済】『小さな政府』が”隷属”をもたらす時

ハイエクは『大きな政府は隷属をもたらす』的な事を言った。

ようは社会主義やケインズ主義のように、政府が公金を投入する事によって福祉を充実させたり沢山の仕事を作ったりすると、人々の生活や企業の運営に対する政府の関与度合いが高まって、次第に誰もが政府権力の決定に従わざるをえなくなり人々は自由を失うという感じの話である。

また設計的な経済運営は必ず失敗するので人々に不満が溜まり、それを抑えるために強

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