甲辰(きのえたつ)の年に気をよくした理由。
12の動物が巡る干支については馴染み深いものがあり、年頭の挨拶でもよく引き合いに出される。きっと、仕事始めの日に、日本中で繰り広げられる賀詞交換会の代表挨拶でも、登り竜の勢いに乗りましょうとか、竜は唯一架空の動物なので、などのフレーズが展開されたに違いない。
一方で、十干にまで触れる祝辞もあることだろう。甲(きのえ)はその先頭に立つ。木火土金水(もっかどごんすい)に兄(え)と弟(と)があって、その掛け合わせで「きのえ」。ちなみに甲子園球場の由来は、十干十二支のそれぞれの先頭