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10年刻みの自分年表(泉州にありて)
まもなく60歳になる自分の人生を振り返る。1年が1ミリとしたら、10年は1センチ。ミリ単位でなく、センチメートルで振り返るといろんな出来事が見えてきた。
自分が生まれた年。第1回東京オリンピックがあって、東海道新幹線が開通した。阪神タイガースはセ・リーグを制覇したのに、日本シリーズは盛り上がりを欠き、日本一は逃した。わが社が所在する、岸和田市木材町の埋め立てが始まったのもその年である。
30歳
変化に挑戦 わが社のスローガン
令和6年5月に始まる第39期。
わが社のスローガンに「変化に挑戦」を選んだ。
「変化へ挑戦」ではない。「変化への挑戦」でもない。
5文字並んだ真ん中の「に」にこそ意味を持たせた。
まず、ほうっておいても変化するのは外部要因たる環境。これは自分の力でどうにもできない。そして、変化するのは自分自身。なりたい自分に一歩でも近づくため、自分は変わるのだと決める。
なにもせずとも時は過ぎる。なにもせず
堺・泉州を代表する企業100に選ばれて 株式会社センエイ
厳正なる審査に基づくとのことだが、どのように審査されたかはわからない。けれどお声がかりがあった時点で、認定企業を拝見すると地元の立派な会社が立ち並んでいた。あの有名企業は堺・泉州に本社があったのか、と今さら気づくケースもあって、実に光栄なことと残り少ない枠を埋める一候補としてのインタビューを受けることとなった。
あらためて設問に答えると、わが社の原点から、今の売り物。そしてこの地域で業を営む背景
龍頭龍尾の年にする。
令和6年1月1日。明けましておめでとうございます。
2024年を龍頭龍尾(りゅうとうりゅうび)の年にする、と年末にふと思いついた。解説こそ蛇足ながら、竜頭蛇尾からの造語であり、徹頭徹尾と意味するところは近い。
生まれた年も含めて6回目の年男になって、まもなく還暦を迎える。ゼロに立ち返るならば、いろいろなものを捨てて身軽になることが理想だ。身の回りの断捨離とか、暮らし方のミニマリストとか、あり方
DX認定企業になりました。
当社は木材加工を担う地道な製造業。システムエンジニアなどいないし、電算室もないのだけれど、本年11月1日付で、経済産業省より「DX認定」の称号をいただいた。
ことの起こりは2019年。工場のみならず、事務所も含めたモノと情報の流れが滞るボトルネックを見つけ、それを広げることで当社の生産性を上げることを目指した。
最初は本当の試行錯誤。「エクセルデータをグーグルのスプレッドシートに変更することで
心はどこにあると思う?と剛少年の母は尋ねた。
これは敬愛する長渕剛の話。小学生の頃、見え透いたウソを突き通そうとした剛少年に、母は問いかけた。
「心はどこにあると思う?」
「この辺かな」。胸の辺りをさす少年に対し、
「どこだか分からないから、自分の心を示すために言葉と行動があるんだよ!言葉と行動そのものがあんたの心!! 覚えておきなさい」
この逸話は、雑誌「致知」の「母特集号」から引用させていただいた。
この記事に出会って飛び上がる思
気づく・気づかない/動く・動かない 4象限で考える
1) 気づいて動く
気づいたらさっとする。観察力や分析力に、決断力と行動力。これらがほぼ同時に作動して、結果のシロクロはともかく、次のステージへと行く。シンプルで、自分も周りも心地よい。
2) 気づいてるのに動かない
慎重に検討して、損得勘定やリスクリターンを測る。そのスピード感が他人からはもどかしく映る。結局動くのか動かないのか、いつ決めるのか。見て見ぬふりは情けない生き様。一方で動かない
ネポンがネ。ネネンはポ。 言葉は国語でなくて算数という新説。(もちろんポポンはポ)
「あなたはプラス思考ですね」。「さすがポジティブ!」。きっと褒め言葉だと信じているが、そう声をかけてもらうことが多い。
同じ景色でも、心の持ちようで見え方が変わる。様々な学びや実体験を通じて、自分の考え方は概ねそのようになってきたし、今後もそれが自分にとっては自然体で心地よい。よって自分の基本ポジティブな考えは、これからも続くのだろうと思う。
そんな自分は、身近な人に対して無意識にこんな声を掛
正直者はバカを見るの対極を知る。知ってこれからの生き方に落とし込む。
天網恢恢疎にして漏らさず。街角に増殖した監視カメラとSNS全盛の世の中は、人の目にデジタルネットワークが加わって、その密度を濃くしている。
だから、ではない。自分の明らかな過ちの結末を、無為による成り行きの損得勘定に委ねていいのか。胸に手を当てて事態に向き合った時、恥ずかしい自分に気づいて、目頭から冷や汗が滲み出た。
前置きが過ぎた。場所は早朝のホテル地下駐車場。右は柱が迫り、窮屈だなと思いな