吉野うさぎ

都内のどこか、自由気ままに暮らすエッセイスト。恋愛エッセイからちょっと過激派な本音まで…

吉野うさぎ

都内のどこか、自由気ままに暮らすエッセイスト。恋愛エッセイからちょっと過激派な本音まで、ほぼ毎日更新。好物はお団子。

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  • うさ日和

    吉野うさぎの日常。1日1エッセイ。毎日投稿。

最近の記事

未熟さの自覚は心地良い。

昨日今日と、とある勉強会に参加してきた。 そこには12人の方が参加していた。 勉強会の内容はもちろん濃かったが、私にとって印象的だったのは参加者の方との交流だった。 同じ内容を学びに来る人達でも、背景が全く違う。 職業も違うし価値観も違う。経てきた経験も違う。 そういう人達と話すと、自分の未熟さを痛感した。 話しているうちに、だんだんと凹んでくる。 グサグサとナイフで心を刺される。 その感覚がなんだか心地良かった。 普通だったら傷つくから嫌なことかもしれない

    • 今日もまたあなたに惚れた。

      私は惚れやすい人間だ。 すぐ人に惚れる。 惚れるという感情は一時のものだからすぐ忘れる物だと思っている。恋愛感情ほどは大きくならない。 今日いるかな〜近く行きたいな〜お話ししたいな〜眺めたいな〜っていうくらい。 そう捉えている。 そんな私は、今日とある人に惚れた。 もう何度目だろうか。 まだ会った回数は少ないけど、会うたびに惚れている気がする。 初めて会った時から惚れているから、毎回だ。一目惚れと言ってもいいだろう。 ご飯の時、近くの席に座れた。 お話しす

      • 夢は必要なのか。

        私には夢が無い。 成し遂げたいことも無いし、強い想いも無い。 「じゃあ何のために生きているの?」って聞かれるけど、私にも分からない。 ただ毎日を過ごしている。 でも、同じ日常を繰り返しているとは思わないし、むしろ濃い毎日を送っている。 夢なんて無いけど、毎日が楽しくてしょうがない。 本当に夢なんて必要なのだろうか? 幼い頃から夢がある人の方が良しとされ、夢の無い人は冷たい人間だと揶揄されてきた。 「大きくなったら何になりたい?」とか「将来の夢は?」とか聞かれる機会

        • なんだか泣きたい気分。でも、何に泣きたいのか分からない。

          あ"あ"。 なんだか泣きたい。 涙が出そう。 でも、出てこない。 何に泣きたいのか分からない。 何なのだろう。 何関連のことなのかは分かっている。 多分あのことなのだろう。 何のことなのかは分かっているけど、自分ではそこまで辛いとは思っていない。 困っているわけではないし、迷惑被っているわけでもない。 怒りの感情湧いているわけでもないし、悲しいとも思っていない。 でも、そのことが起きてから私はずっとこの状態。 泣きたいけど泣けなくてもがいている。 不思

        未熟さの自覚は心地良い。

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        • うさ日和
          13本

        記事

          後輩と寝てしまった。

          やってしまった。 いや、ヤってしまった。  といっても途中までだから、私の処女記録は更新中なんだけど。 完全にやらかした。 後輩を家に連れ込んでしまった。 それもお酒を飲んだ状態で。 異性を家に入れるなんて、まあそうなるだろう。 分かってはいた。 そうなるだろうなって分かってはいた。 その上で家に入れた。 まあ、そうなるだろう。 やらかしたな、と思っている。 でも、やらかしたなって思う反面、なんだか都合良いなと思う自分もいる。 スッキリしたような感じ。

          後輩と寝てしまった。

          体が欲しい。ただそれだけのために彼氏と付き合う。それが私。

          私は処女だ。 まだ、そういう経験をしたことが無い。 彼氏がいたことが無いわけではないけど、たまたまその機会が訪れなかった。 地味にコンプレックスである。 多くの人が経験したことあるそれを、私はまだ知らない。 周りがその話をしていても、私はニコニコと愛想笑いすることしかできない。 経験したこと無いのだから。 したこと無いからって決して純粋なわけではない。 知らないから純粋に見えてしまうだけで、私だって興味はある。 早く私も卒業したい。 だから、それだけのためだけ

          体が欲しい。ただそれだけのために彼氏と付き合う。それが私。

          自分事の恋愛。俯瞰して見る恋愛。同じ恋愛でも全く違う。

          私は恋愛が苦手だ。 キュンとするよりも先に、自分に冷めてしまう。 何だか楽しみ切れないのだ。 かと言って、恋愛に興味が無いわけでは無い。 恋愛ドラマは大好きだし、恋愛漫画を読むと心が温まる。 友達の惚気を聞くと私まで嬉しくなるし、むしろ大好物。 他者の恋愛話はキュンとするのだ。 もちろん、恋愛ドラマを見たり恋愛漫画を読んだりすると羨ましい気持ちも湧いてくる。 キュンとするだけでは終わらない。 頭ポンポンだと?!最高! 私もして貰いたい! そんな気持ちになる。

          自分事の恋愛。俯瞰して見る恋愛。同じ恋愛でも全く違う。

          "恋人がいる=幸せ"なのか?

          冬が近づいてきた。 冬と言ったら、クリスマス。恋人たちのための季節だ。 私の周りには彼氏持ちの人が多い。 友達と久しぶりに会うと、「最近どう?彼氏できた?」という会話が繰り広げられる。 女同士で会うと、ほぼ必ず恋愛の話題になるのだ。 そこで「彼氏はいない」って答えると、「えーもったいない!いい人いないの?」って言われる。まるで、彼氏がいないことがいけないことかのように。 恋人がいる=幸せ 恋人がいない=不幸せ なのだろうか? そんな疑問が湧いた。 世の中では、恋人

          "恋人がいる=幸せ"なのか?

          スポーツ=良いこと。当たり前とされたその前提が、私をスポーツ嫌いにした。

          スポーツ。 私は小学生の頃まで、スポーツが大嫌いだった。 体育の授業がある日はいつも憂鬱。 体育があるから今日は休みたい… そう思うこともあった。 そんな私の憂鬱な気持ちに反して、周りはみんな楽しそうだった。 まあ、そうだろう。 世の中の大半の人はスポーツ好きなのだから。みんなは楽しいと思っているのだから。 世間の多くの人はスポーツ好きだ。 自己紹介の質問項目に「好きなスポーツは?」という質問もあるくらい。 世の中の多くの人はスポーツ好きなのだ。 そして、"スポ

          スポーツ=良いこと。当たり前とされたその前提が、私をスポーツ嫌いにした。

          元カレ。

          元カレ。 私には元カレが2人いる。 どちらも、私にとっては嫌な存在だ。 できれば会いたくない。 そんな存在だ。 連絡を取ることも会うこともできるだけ避けてきた。 向こうから連絡が来ても無視したり。 極力関わりたくない。 過去の存在なのだから、わざわざ会う必要も無いのだ。 なのに、神様は私に試練を与えてきた。 元カレと会うという試練。 それも、2人ともだ。 この週末、2日連続で元カレ両方と顔を合わせることになってしまったのだ。 ひどい話だ。 なぜ2日連続…

          私はかわいい。誰に何と言われようと私はかわいい。

          私はかわいい。 自分のことを「かわいい」と自負している。 顔面偏差値はおそらく中の上。 張り切って身だしなみを整えると上の下、スッピン寝起きだと中の下だ。 まあ、傍から見たら下の下かもしれない。 でも、私は自分の顔を中の上だと思っている。 私はかわいいのだ。 こんな風に自分のことを「かわいい」と言う奴はなかなかいないだろう。 日本人の癖だ。褒められると謙遜する、日本人独特の癖。 「かわいいね。」って言われても「いやいや、そんなこと無いです…。」って答える。 なぜな

          私はかわいい。誰に何と言われようと私はかわいい。

          派閥。集団圧力。Bリーグの試合から見えた景色。

          これから書くことは悪口では無い。 ただただ、私には合わなかったという話だ。 私はこう感じた。そういう話を、これからしていきたい。 私は今日、Bリーグの試合を見てきた。 Bリーグとは、国内の男子プロバスケットリーグのことだ。 今日の試合は、川崎ブレイブサンダース VS 三遠ネオフェニクッスの戦い。 川崎ブレイブサンダースのホーム試合だ。 バスケの試合を見に行ったのは初めてだったが、試合観戦をした私は心が痛くなってしまった。 なんだか悲しい気持ちになってしまった。

          派閥。集団圧力。Bリーグの試合から見えた景色。

          図書係の君へ。素直に伝えられなかった初恋の気持ち。

          初恋。誰しもが通る甘酸っぱい思い出。 私の初恋は小学4年生の時だった。 1人の男の子が私のクラスに転校してきた。 かわいい顔しているなぁ、そんなことを思ったのを覚えている。 私にとってはただの転校生の男の子だった。 そんな転校生の男の子、距離が近づいたのはクラスの係決めだった。 うちのクラスでは、男子と女子が2人で係の仕事を行うことになっていた。 私は本が好きだったから図書係を選んだ。 その図書係を選んだ男の子が、その転校生。 初めてその子と話した。 気づいたら

          図書係の君へ。素直に伝えられなかった初恋の気持ち。