見出し画像

押し麦を食べると血糖値はどうなるか?

どうもゆうきです。

今回は押し麦100gを食べると血糖値がどうなるのか測定したいと思います。

押し麦は白米に混ぜず押し麦のみで炊いた状態で100gを用意しました。

これは以前血糖値実験で測定した白米、もち麦、玄米の血糖値の推移です。

青が白米、オレンジがもち麦、グレーが玄米となっています。このグラフの中に今回の押し麦がどのような軌跡を描くのか注目です。

では白米、もち麦、玄米と今回の押し麦の栄養素の違いを見てみましょう。

パッと見で思うのが糖質の量の違いですね。もち麦、玄米、押し麦は白米に比べて糖質の量が多いんです。

以前の測定でわかった事はもち麦は白米よりも血糖値の上昇を抑えられていたので糖質の量が血糖値の上昇に関与しているわけではなく、たんぱく質や脂質、食物繊維の量で血糖値が左右されるんじゃないかってことです。

この栄養素の違いを見てもらうとわかりますが、押し麦は玄米に非常に似ています。しかし、1つだけ違うのは食物繊維の量です。押し麦は玄米の2倍以上の食物繊維が含まれています。なので実験の予想としては玄米よりも血糖値が抑えられると思います。

なので、このようなグラフになると思います。

黄色の線が押し麦の予想ラインです。予想①、予想②のどちらかの動き方で推移するんじゃないかなと思います。

では実際に検証していきましょう。

=======

=======

これが今回の結果です。

食べて30分後はなぜか血糖値が抑えられていてその後に血糖値が上昇しました。ちょっと上下してしまいましたが、全体としては白米のみや玄米と比べ血糖値が抑えられた印象です。

上昇幅はもち麦よりはありましたので、もち麦と比べると血糖値は抑えられていないのかなという感じです。

玄米と食物繊維の量が違うだけなのにここまで血糖値が抑えられるのは凄いと思います。

つまり、今回の検証でわかった事は炭水化物と一緒に食物繊維を摂ると血糖値が抑えやすいということです。

また過去の検証に油で焼いた目玉焼きと一緒に白米を食べて血糖値を抑える事に成功しましたが、脂質も同時に摂る事で血糖値を抑えました。

一番血糖値を上げてしまうのは、糖質だけ取るとか、ご飯だけ食べるとかそういった隔たりのある食事内容です。糖質を摂っても食物繊維や脂質、たんぱく質を摂る事で血糖値のコントロールはしやすいと思います。

食事の時だけではなくて、おやつの時もケーキよりも食物繊維が豊富な焼き芋とかアボカドなんか血糖値が上がりづらいと思いますし、あとはきな粉とかあずき、あんことかそういったものをチョイスするとダイエットに有効かもしれません。

ということで、今回は以上になります。


読んでいただければそれだけで満足! アナタの貴重なお時間を頂きありがとうございます!!