一ノ瀬なつ

沖縄生まれ沖縄育ち福岡在住2児の母。高専卒業後上京。イベント関連会社で映像機器のオペレ…

一ノ瀬なつ

沖縄生まれ沖縄育ち福岡在住2児の母。高専卒業後上京。イベント関連会社で映像機器のオペレートもできる営業職を4年とちょっと経験。出張先の博多で今の主人と出会い、結婚を機に福岡の田舎に定住。2016年に第一子、2019年に第二子を出産。

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    一ノ瀬なつの独断と偏見による生き方指南書

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    ほんとのようなほんとじゃない話

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328という呪い

恋愛は、過去のものになればなるほど「呪い」になる気がする。 私が今までの人生の中で1番輝いた恋愛をしていたのは高2年生から卒業する年の夏までの間だ。 彼は私のことが好きだったし、私は彼のことが大好きだった。きっと一生好きなんだと思っていた。現に、一生忘れられずにいる。 振ったのは私の方だ。他に好きな人ができた、ありきたりな理由だったと思う。若い女は年上の男にすぐ惚れる。 でも、ベタベタに愛されてあんなに居心地の良い恋愛をしたのは、もうあれっきりだ。 元彼の名前はミツヤ

    • スピリチュアルなことをすべて信じているわけではないんだけど。

      先日、お気に入りのお店に行ってお会計をしようとしていたところ、私とは別のお客さんが店主さんに「あの、月星座がね、私月魚座だったわ!」と話しかけていたんですよ。 私は“月星座”というものを知らなかったので、頭の中は???という感じだったのですが、そんな私の状態に気づいた店主が「普通の星座とは別に月星座っていうのがあってね…。マドモアゼル愛さんって方が…」と私に話してくれたんです。 そのあと、店主と私とその月星座の話を持ち出した方の3人でスピリチュアルな話を2時間弱話しました

      • 妄想日記04

        甘い飲み物が好きだ。 無糖のコーヒーが苦手だ。あまったるいコーヒーが好きだ。 家事をするのは嫌いじゃないのだけれど、好きでもない。 だから、毎日家事をするのは疲れる。 疲れた時には甘いものだ。 毎日仕事をしていると疲れるから、週末には仕事を休むように、私はたまに家事を休む。 今日はそんな家事を休む日だった。 家事を休む。勇気が必要なことだ。 洗濯物をたたむより、食器を洗う方が好き。 でも食器を洗う方がめんどくさい。 毎日毎日同じことの繰り返しのようで微妙に違う。 明

        • 妄想日記03

          今更だけれど、マイナンバーカードを申請した。 それにしてもマイナンバーカードってなんの役に立つのかもいまいちわからないし、申請するのもめんどくさい。 マイナポイントがもらえるから申請するけれど、一体どれくらいの人がマイナンバーカードの必要性を感じているのだろうか。 マイナンバーカードを申請するために、部屋の中で自撮りをしたけれど、自分の顔に増えたシミやシワが年齢を重ねたことを物語っていてなんだか直視するのが嫌になる。 申請したあと、ココアを飲んだ。 コーヒーを飲もうと思

        328という呪い

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          妄想日記02

          今日は天気が良いので、生後2ヶ月の子供を連れて散歩に出た。 抱っこ紐で縛られた私と子供。暑くなってきたからか、うっすら汗をかいている気がする。 こうして暑い中、外を歩いていると思い出すことがある。 私がまだ社会人2年目の頃。 私の面倒を見てくれている姉御肌の先輩と一緒に営業の合間に散歩に出かけたこと。 爽やかな初夏。太陽の光が熱を帯び始め、うっすらシャツを湿らせる、そんな季節。 仕事での失敗をフォローしてもらい、泣きながら歩いた昼間の繁華街。厳しく深刻な表情で話を聞いてく

          妄想日記02

          妄想日記01

          夜中3時半に目が覚めた。 ぼんやりとした頭、ぼんやりとした視界、なぜ夜中に起きると何時なのか気になってしまうのか。 スマートフォンの画面を見て3時半であることを知る。そしてスマートフォンを充電器につなぎ、また目を閉じて眠りに落ちる。 朝。 夜中に一度起きてしまったので、なんだか損したような気持ちになる。 もう少し寝たかった、と思う朝はこれで何度目なのだろうか。きっと明日もそう。 トーストしたパンにバターを塗り、さらにいちごジャムをのっける。これを作る日はなんとなくやる気に満

          レアキャラなんかになりたくなかった。

          先日、友人Hの誕生日を祝いに友人Tと共にH宅に向かった。 プレゼントを渡し、盛大に祝い、たわいもない会話を楽しんだ後、Tと共にH宅をあとにした。 私が帰りの車を運転する中、Tが私に言った。 「一ノ瀬ってレアキャラって感じで、こういうお祝いとかに顔出すとみんなから喜ばれるよね。うらやましいなあ。」 それは、彼女の本心だったと思う。 でも私にとって羨ましいのは彼女の方だ。 今までの人生、なぜかレアキャラ扱いされることが多かった。自分でも思う。私はレアキャラなのだと。

          レアキャラなんかになりたくなかった。

          ルールもマナーもクソ食らえじゃない?

          最近夜寝るときに、主人がYouTubeで「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」っていうラジオ番組の音声動画を聞いている。 みなさんご存知の有名人、有吉弘行がパーソナリティをつとめていて、いろんなゲストをむかえアレコレ話をするラジオなんだけど、これがとっても無秩序で面白い。 特に、手相芸人でお馴染みの島田秀平をゲストに迎えた回が秀逸で、何度でも聞ける面白さだ。補足しておくと、島田秀平は手相占いができる芸人で怪談話も得意としている。 有吉弘行はその持ち前の口

          ルールもマナーもクソ食らえじゃない?

          コロナ禍の妊婦健診で注意すべき事

          これは、紛れもない私の失敗談だ。 今思い返せば、気をつけるべくして当然のことだったと顔面から火が出そうなほど恥ずかしい。 でも、それでもだ。 私がこうしてここに記録しておくことにはきっと意味があると思うし、それが少しでもいいから周りの人に届けば良い、伝われば良いなと思う。 もう一度記すが、これは私の失敗談でその失敗とは「風邪気味であることを隠そうとした」ということだ。 今時点で風邪気味の妊婦さんは、絶対に私のようにそのままの状態で産院に行かないで欲しい。 コロナ禍に

          コロナ禍の妊婦健診で注意すべき事

          大して内容もないし何の役にも立たない話を1つします

          旦那「カレーパンマンってカレーライスを提供するんだぜ、おかしくない?」 たしかにおかしい。

          大して内容もないし何の役にも立たない話を1つします

          ゴミ山で拾った思い出

          これは私が小学5年生の頃の話だ。 私には当時、常に遊んでいる友達が2人いた。 ユキノとサヤカだ。 2人は同じクラスで、どちらも私より背が高い。 ユキノはモデルのようにスラッと背が高く、イラストを描くのが得意でユーモアに満ちているし、サヤカはどちらかというとふくよかで大きく、お金持ちでなんでも許してくれるような優しさで溢れていた。 2人とはいろんなことをした。 学校での昼休みは木登りをして木の枝の上でおしゃべりをしたし、空き教室で貞子ごっこをしたり、3階のトイレの窓からジョウ

          ゴミ山で拾った思い出

          逃げるが勝ちという生き方を選べるということ

          こんにちは、一ノ瀬なつです。 あなたは過去に何かしらの理由でそのときの状況から逃げ出したことはありますか? 私は今のところありません。たぶん、無いと思います。 ところがどっこい、私の主人は逃げまくっています。 嫌なことをサラリサラリとかわし、ヒラヒラ舞う蝶々のように、怪盗ルパン三世のように、ひょいひょいと逃げ回っています。 彼と出会って私は「逃げるが勝ち」という方法を目の当たりにし、人生の視野を広げることができました。 嫌なことからは逃げて良いんです。全速力で。 私

          逃げるが勝ちという生き方を選べるということ

          たとえば君が、待ち合わせに来ないとして、

          たとえば君が、待ち合わせに来ないとして、 私は家に帰るだろうか。 たぶん、私は帰らない。 たとえば君が、左利きだとして、 私は羨ましく思うだろうか。 いや、羨ましく思わない。 たとえば君が、ケーキに立てたロウソクの火を消すのが下手くそだったとして、 私はそれを笑うだろうか。 たぶん、たぶんだけど、 笑う。

          たとえば君が、待ち合わせに来ないとして、

          常識は、アップデートするべき

          こんにちは、一ノ瀬なつです。 趣味で手紙を書いてます。 そんなことより、最近私が意識していることが「常識のアップデート」です。 こんな言葉があります。 常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクションである。(Common sense is the collection of prejudices acquired by age eighteen.) かの有名なアルベルト・アインシュタインの言葉です。 日々、さまざまな出来事と出会いながら生活する中で、私が重要

          常識は、アップデートするべき

          コールセンターで得た“人に寄り添う”という感覚

          私は以前、短期派遣の仕事で家庭向けプリンターのテクニカルサポートとしてコールセンターで働いたことがある。 たった2ヶ月の間だったが、素敵な人に出会えた。 その人は佐々木さんと言って、北海道出身の少し体の大きな男性だ。 私が仕事をしたこのコールセンターの会社は、テレフォンオペレーターを10人ずつくらいのチームに分けて、チームごとにリーダーとサブリーダーをつけて業務を行っていた。 佐々木さんはリーダーだ。 リーダーは基本的に電話を取らないが、各チームのオペレーターのサポート

          コールセンターで得た“人に寄り添う”という感覚

          私の音楽遍歴

          私の音楽遍歴をツラツラ書きます。 私が音楽というものに興味を持ち始めたのは小学5年生の頃。 ケツメイシのCDを買ったのがキッカケ。 しかもシングルCDの「こっちおいで」。 当時仲の良かったクラスメイトと「こっちおいで」のラップ部分をいかに噛まずに歌えるかを競い合いながら歌った。 ケツノポリス(アルバム)が発売されるとこれまたのめり込んだ。 そして私のロックの原点でもあるMONGOL800。 私が小学6年生のときに発売された「Message」というアルバムが大ヒットしていた

          私の音楽遍歴