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インナーチャイルドを自分で癒やす15の法則


インナーチャイルド
=内なる子ども



インナーチャイルドとは、大人になっても変わらないまま続いている、子ども時代の思考パターンや習慣を指す言葉で、

主に、ネガティブな文脈で使われることが少なくありません。



インナーチャイルドを提唱し始めたのは、ジョン・ブラッドショーだとされています。


セラピストだった彼は1993年、著作「インナーチャイルド―本当のあなたを取り戻す方法」にて、インナーチャイルドという言葉を発明しました。

この本が大ヒットしたことにより、インナーチャイルドという概念は世界中に広まっていきます。






インナーチャイルドが癒えていない人が、本当に沢山いるように思います。


ハッキリと自分の意見を伝えることができない
親の言うことを聞くのが良い子だ、という
常識にとらわれた日本社会が作り上げた国民病とも言えそうです。



感じるもの
考えるもの
表すもの
ひらめくもの
創り出すもの、


愛すること
傷つくこと
怒ること
悲しむこと
喜ぶこと
落ち込むこと、


私たちは、様々な出来事を通して、沢山の感情を感じ、飲み込みながら、


「こうするのが正しい」
「こうであるのがよい」
「これはたくさんあったほうがいい」
「これはあまりないほうがいい」

と、価値観や観念が創り上げられていきます。



乱暴はダメ
弱くてもダメ
自分勝手はダメ
自己主張しないのもダメ
欲しがりすぎてはダメ
全部譲ってしまうのもダメ

と、成長する環境の中で、資質の間引きが行われました。



私たちがこの世界に適応して暮らしていくために、幼少期のうちに、いくつもの自分の『一部』が刈り取られていきます。

 

自分の中にあった『凸凹の部分』が刈り取られて、あるいは埋め合わされて、

それが完了すると、
躾がうまくいって、ちゃんと先生の言うことが聞けて、お友達ともちゃんとうまくやれる子どもが出来上がります。


弱さを出してはいけない
傷つきやすくては生きていけない

と思ってきました。

 



でも実際には、傷つきやすくて弱い子どもの私がいるので

「ここにいるよ」

と気づいてほしくて、たびたび対人関係の中で、傷つけられることをくり返してしまいます。

 


そのたびに、嫌な気分になって、こんなことで傷つく自分を、またしても人生から分けようとしてしまうのです。

 



本当は分けられないものを、分けようとしている。

分けられないから、何度でもやってくる。

 



寛大さと慈愛をもって、

自分の中にある
繊細さも
弱さも
未熟さも

「そこにいていいのだ」と受け容れることが、内なる宇宙戦争を終わらせ、インナーチャイルドを癒やすコツなのでしょう。




・大好きな人に自信がなくて、ありのままが見せられない

・こんな自分を知ったら嫌われてしまうのではないか

・自信がないから、相手をすぐに疑がってしまう

・相手の嫌な部分が沢山目に付き、嫌いになり、長続きしない

・傷つきたくないから、
人に期待しない/信用できない



すべてがうまくいかないのは何故でしょうか。





心の中で『幼いあなた』が小さく丸まって

愛されたい
話を聴いて欲しい
ぎゅーっと抱きしめられたい
受け入れて欲しい

と泣いています。




インナーチャイルドが傷ついていると『自己肯定』や『自己受容』ができません。



何についても自信がないので、何をしてもトラブルが発生してうまく前に進めず、
特に人間関係がうまくいきません。






今日は、そんなあなたのインナーチャイルドを、自分で癒す方法をお伝えします。



1、自分自身に嘘をつかないで誠実になりましょう。
他人のことは、後回しでまず自分のことを一番に考えましょう。
自分に対して、できないことの言い訳をするのをやめましょう。


2、自分と向き合い、自分を愛し、どんな自分も受け入れて、好きになりましょう。
自分を一番に理解して、愛することができるのは、あなた自身です。


3、一度は親に言いたかったことを吐き出しましょう。
その時に「どうせ言っても仕方がない」という考えを手放しましょう。親の言うことをしっかり聴いて、受け入れましょう。


4、 親があれこれ指図して圧力をかけてくる場合は、親との距離をおき、上手に立ち回り、親の呪縛から離れましょう。


5、信頼がおけて、何でも話せ、ありのままで接することのできる、理解ある心の支え、心のよりどころになる友人、兄弟・姉妹、同僚、上司、先生、パートナーをつくりましょう。


6、 今を精一杯生きましょう。
色々理由をつけて、やらない癖を直しましょう。


7、毎日を楽しく、好きなことをやり尽くして喜びに生きましょう。


8、沢山恋愛して、ありのままのあなたで愛される経験をしましょう。


9、 無条件の愛を与えて、与え尽くしましょう。
あなたから発信された無条件の愛は、あなたにすべて返ってきます。

人間に抵抗があるのであれば、動物を小さな時から育て、動物に対して愛を注いで下さい。
動物があなたを必要とし、あなたも動物のことを気にかけることにより、愛が正常な状態に戻ります。


10、両親の生い立ちを理解して、何故この出来事が起きたのか、何故この家庭に生まれたのかなど、事情や事実を受け入れましょう。


11、自分の生き方を少しずつ変えていき、他人の顔色を伺い頑張ることを止め、自分らしく自由に生きましょう。


12、ネガティブな感情や考え方に囚われないように、恐れや不安をなくしましょう。


13、自他ともに、良いところを探しましょう。
良い点に目を向けると、幸せなことが見えてきます。そして、幸せに感謝できるようになります。

ダメだと否定され続けて育つと、良い点に目が向けられなくなり、他人の批判をするようになり、不満ばかり言うようになります。


14、 問題やトラブルや悩みが発生しても、ネガティブに考える癖を止め、内観して心を見つめましょう。
冷静に客観視して「自分だけが不幸だ」という考えを手放し、問題を解決して前に進むには、どのようにしたら良いか対処します。


15、親を許しましょう。
許すことができた時に、自分に対しても、誰に対しても肯定ができるようになり、自信をもってどのような人生でも生きることができます。



アブラハム・マズローは、
人間の基本的欲求を低次から

生理的欲求 (physiological need)
安全の欲求 (safety need)
所属と愛の欲求 (social need/love and belonging)
承認の欲求 (esteem)
自己実現の欲求 (self actualization)

の5段階に分類した。

また、「生理的欲求」から「承認の欲求」までの4階層に動機付けられた欲求を
「欠乏欲求」 (deficiency needs) とする。

生理的欲求を除き、これらの欲求が満たされないとき、人は不安や緊張を感じる。

「自己実現の欲求」に動機付けられた欲求を「成長欲求」とし、
中でも「承認欲求」とは、自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求である。

Wikipedia





先生
上司
パートナー
会社
社会

など、


・他者に褒められたい

・他者に認められたい

・他者から愛されたい


自分自身が承認されないと、無力感や劣等感が生まれるのです。





他人軸で生きている人が多いのには、いつも驚かされます。

「褒められたい」
「認められたい」
「愛されたい」

この思いは、
インナーチャイルドから来ています。




・親にいい子だと認められたい
・いい子は愛される
・いい子は褒められる
・自分はここにいるから見て欲しい
・自分はここにいるから話しを聞いて欲しい
・優しく抱きしめて欲しい

これらすべては『承認欲求』





自分を認められないのは
他ならない自分自身です。


今の自分は褒められないと思っているのは、
他ならない自分自身です。





自分が自分自身を、良くやっていると
褒めてあげましょう。


自分自身が自分の価値を認めてあげましょう。

毎日毎日、やり続けて下さい。


自分が満足するまで、
褒めて、自分の価値を認めて下さい。





長いこと苦しくても辛くても、
誰かに認められて褒めてもらいたくて、

ずっと自分を頑張らせてきたのです。




自分の思い込みから自由になり

「褒められたい」
「認められたい」を手放し、

自分を解放してあげると
ストレスがなくなり、随分と楽になります。






完璧主義を手放して、

できる人
いい人
偉い人
賢い人
何でも知っている人

そんなところに拘らなくてもいいのです。





自分のことにもっと目を向けて、
自分自身を良く、観察してみましょう。



そして、今日から【インナーチャイルドを癒やす15の法則】を実践し、自分で自分自身を癒やしてあげましょう。




私は、ヒプノセラピーという『催眠療法』のセッションも行っているのですが

自身のインナーチャイルドに会いに行った時に

インナーチャイルドから、
「癒やしてくれたお礼」と言ってプレゼントを渡されたのです。



それは、真っ赤なハート型のコンパクトミラーでした。



それをプレゼントされた理由が分からず、インナーチャイルドに聞いてみると、

心の眼で、ちゃんと真実が見れますように…


というメッセージに、心が温かくなったのを覚えています。



人は、自分の『過去の記憶』でしか物事を図れません。

幸せ
悲しみ
怒り
憎しみ
喜び
切なさ
嫉妬
恋しさ

喜怒哀楽の感情…


その『経験』こそが、あなたの価値観や観念、信念などを創り上げ、

それが思い込みや刷り込みとなって、柵(しがらみ)を創り、

他者と比べながら、自分を否定し

受け入れられずに、
非を認められずに、他者のせいにする…


そんなことを繰り返しているうちに
「私って何が好きなの?」
「私のやりたいことって何だっけ?」
「生きる目的って?」


果たして、自分の中の『真実』とは?

状態になってしまうのです。


それを防ぐために、
自分軸を確立するために、
自己を省みれるように、
『真実』を視れるように、

愛(ハート)の形をした鏡を
プレゼントしてくれたのだと思います。 






インナーチャイルドは、

もう一人の自分でもあり
我が子のような存在でもあり
幼い頃の自分でもあり
パートナーでもあります。



傷ついた子を目の前に
あなたなら、どんな言葉をかけますか?

それがもし、過去の自分だとしたら、
あなたは、どのような対応で癒やされたと実感しますか?



それが、あなたが望む、自分自身に対する
【癒され方】なのです。








生きとし生けるものすべての命が
幸せでありますように…




スピリチュアルライフコンサルタント直葉

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